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ぎんなん中毒の症状とは?食べ過ぎに子供は注意

      2016/01/17

秋の味覚の代表格、ぎんなん。

ちょっと苦みはありますが、その苦みがおいしさを引き立てます。お酒のおともに、炊き込みご飯の具にと好んで食べる人が多いですね。

ただ、ここでちょっと注意したいのが、中毒症状です。「中毒があるから食べ過ぎに注意」くらいは聞いたことがあるかもしれません。

しかし、どんな症状に注意を払えばいいのかについては、あいまいにしか知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、ぎんなん中毒の症状はどんなものがあるのか、対処の方法、さらに食べ過ぎに子供は注意したほうが良い理由についてもまとめました。
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ぎんなん中毒の原因や物質

食事

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ビタミンB6にそっくりの物質がぎんなん中毒の原因

ぎんなんには、メチルチルビリドキシ(MPN)という物質が入っています。

マメ科の植物には微量に含まれているらしいのですが、ずいぶん珍しい成分です。

このメチルチルビリドキシ(MPN)は、大事な栄養素の一つであるビタミンB6によく似ていて、体内に大量に入ると、ビタミンB6の邪魔をするようになります。

ビタミンB6がメチルチルビリドキシ(MPN)によって邪魔をされると、神経伝達を抑制するための酵素が作られなくなってしまい、中枢神経が過剰に興奮します。

このビタミンB6にそっくりのメチルチルビリドキシがぎんなん中毒の原因なのです。これによってさまざまな中毒症状が引き起こされます。

中毒の症状

ナース

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先ほども述べたように、ぎんなん中毒を起こすと中枢神経が興奮した状態になり、さまざまな症状が現れます。

ぎんなんを食べた後、半日以内に腹痛・嘔吐・下痢・脈が上がる・消化不良といった症状が出たら、中毒を疑ってください。

症状が重く出た場合にはふらつきやけいれん・呼吸困難といったものから、気を失うなどのショック症状が強く出ます。

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子供の場合の注意点

こども

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5歳以下の子供には与えないほうがよい

ぎんなん中毒は子供が食べた際に起こる確率が非常に高い中毒です。

なんと、患者のうち7割が10歳未満の子供だというデータがあります。

これは、子供の体の場合、とくに肝機能の働きが成長しきっていないために起こるといわれています。

肝臓は製薬工場のような働きをする内臓器官です。大人の肝臓はしっかり発達し、様々な解毒作用のある酵素を作り出しています。

しかし、子供の肝臓はまだ発達途上です。解毒作用のある酵素が体内になければ、当然ぎんなん中毒になる確率は上がります。

つまり、毒も一緒に食べさせているようなものなので、もし欲しがっても5粒程度で食べるのをやめさせましょう。

とくに5歳以下の子供さんの場合は、重い中毒にかかる可能性が高いのでぎんなんを食べさせないほうが無難です。

大人の場合の注意点

おとな

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大人の場合は、肝機能に問題のある人以外は普通にぎんなんを食べても問題はありません。

肝臓で作られる解毒作用のある酵素が、ぎんなん中毒を防いでくれるからです。

しかし、あまりにも大量に食べてしまった場合は、肝臓の手助けも追いつかずに中毒になってしまう可能性があります。

お酒と一緒に機嫌よく食べていたら大変なことになった、という話もありますので、食べすぎないように自分でも注意し、周りにも目を配りましょう。

40粒以上のぎんなんを一度に食べて中毒症状が表れたという報告が多くありますので、目安にしてください。

治療方法

ぎんなん中毒は、ビタミンB6の働きがぎんなんの成分によって邪魔をされてしまうことによって引き起こされます。

そのため、通常は注射などでビタミンB6を体内に入れることによって体の回復を待つのが治療方法になっています。

しかし、ビタミンB6の錠剤をのめば回復するという話でもありません。自分で何とかしようとせず、病院で受診し、適切な治療をしてもらうことが大切です。

症状が大変重い場合はためらわずに救急車を呼びましょう。ぎんなんを食べたこと、量、時間を伝えて、処置をしてもらう必要があります。

いかがでしたか?

ぎんなん中毒にならないように、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。ぎんなんをおいしく楽しむためにも、ぜひ覚えていてくださいね。

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