日差しもやわらかく季節の変わり目を感じさせる日が多くなってきました。
アメリカではこの春の到来の時期に、イースターという祭日があります。クリスマスのように家族や親戚があつまって食事やゲーム楽しむ年中行事のひとつです。
今日はそのイースターにどんな料理を囲むのか、レシピも含めてご紹介していきます。
出典http://inspirationforhome.blogspot.com/2012/02/easter-decorations-12-gorgeous-table.html
イースターにはどんな料理を食べるのか?
イースターにはたくさんの卵をつかい、家の中を飾ったり、料理をつくったりします。
15世紀の頃、多くのキリスト教信者は1日一回の減食、または断食という教えを守っていました。
イースターは長い冬が終わったという自然のあたたかみを祝い断食が開けたお祝いとして卵を食べたと言われています。
また、イースターの飾りと言えばイースターエッグですね。
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チョコレートを使っておいしいイースターエッグを作りましょう
アメリカで良く食べるイースター料理
ビーツのゆで汁にゆで卵をつけます。一緒にハーブのディルや粒マスタードなどを入れると爽やかな風味がつきます。
アメリカではゆで卵の色付けするためのキットが販売されていますが、人工的なものに抵抗があるという場合は、地球にもやさしい 植物からの染め方がおすすめです。
アスパラガスと卵の組み合わせはイースター料理にぴったりの一品です。
あざやかな黄色とアスパラの緑は春の到来を感じさせます。
ほうれん草、ベーコン、卵、生クリームやチーズなど身近な材料で作れるパイです。
市販の冷凍パイシートを使えば、さらに簡単にできます。
上にのせるパイ生地は短冊状に切り、編みこむようにすると仕上がりがとてもきれいです。
イースターの卵料理レシピ
それでは先ほどご紹介したビーツで染めたゆで卵を使った料理をご紹介します。
用意するもの
• ゆで卵 適量
• マヨネーズ お好みで調節してください。
• パセリ 適量 (オプション)
• 塩 胡椒 適量
• 絞り出し袋 (ケーキ用の生クリーム絞り出し袋)
作り方
1. ゆで卵を縦半分にきります。
2. 黄身を取り出しマヨネーズ、パセリ、塩胡椒であえます。
マヨネーズの入れすぎに注意してください。黄身がゆるくなりすぎると絞ったときににきれいな形がつくれません。
3. 和えたものを絞り出し袋にいれ、たて半分にきった白身に戻します。
ブロッコリーキャセロール レシピ
もう一品、ブロッコリーキャセロールの作り方です。
キャセロールとはオーブンに容器ごといれて焼くアメリカでは一般的な料理法のひとつです。
用意するもの
• バター 大さじ2
• 玉ねぎ 1個
• 大きめのブロッコリー 2つ
• マッシュルーム 8〜10個
• 卵 8個
• ミルク 大さじ2
• モッツァレラチーズ(ピザ用チーズに細かく刻んだもの)210g
• 塩 小さじ ¼
• 胡椒 適量
作り方
1. オーブンを190度に設定します。
2. フライパンにバターを熱し、みじん切りの玉ねぎをいためます。
3. 玉ねぎに火がとおったら、塩胡椒をし、きざんだマッシュルームをいれます。
4. ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、電子レンジをつかって2分ほど加熱します。*ご自宅の加熱量を見ながら加減してください。
5. オーブンに入れる容器にクッキングスプレーをかけるか、スプレーがない場合はバターをぬります。
6. 容器に先ほどのブロッコリーと玉ねぎ、マッシュルームをいれます。
7. ボウルに卵を割りかきまぜます。
8. 次にミルク、チーズ、塩コショウの順で、そのつど入れながらかき混ぜてください。
9. 6に卵液を投入し、予熱したオーブンに入れ、35分で焼き上がりです。
最後に
長く寒い冬も終わりを告げ、鳥もさえずる春に卵料理を囲んで大切な人たちと食事をするイースターは、キリスト教徒にとって喜びの祭日でもあります。
卵料理はどうしても目玉焼きや卵焼きなどマンネリ化してしまうという方はぜひこの機会にいろいろな卵料理のレパートリーを楽しんでみてください。
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