サーティーワンのフリースクープ。
2017年の今年こそは3年ぶりに開催されるのか?世間の期待は高まっています。
今では季節限定のフルーツや野菜、ふるさと名品のご当地味まで、どんな人の嗜好にも答えてくれるたくさんのアイデアから生まれたフレーバーがでまわっています。
今日はアイデアの数だけ愛されているアイスクリームにスポットをあててお話ししましょう。
出典http://www.delish.com/cooking/g1059/french-dessert-recipes/
5月9日がアイスクリームの日である由来はなにか?
ゴールデンウィークの連休明けの5月9日はアイスクリーム記念日です。
東京オリンピックが開催された1964年に日本アイスクリーム協会によって定められました。
みんなに“アイスクリームのおいしさを知ってもらいたい、笑顔にしたい!”というスローガンのもとに決定された記念日です。
当時アイスクリームはとても高価なため一般の食卓に並ぶことはありませんでした。
そこでアイスクリーム協会は日本の経済がうるおい、国民の気持ちも上向きになった1964年のオリンピック開催に注目をしました。
台所事情もよくなってきた一般家庭の食卓に、アイスクリーム記念日というマーケティング手法をつかってそのおいしさを広めようと考えたのです。
アイスクリーム協会が着目したそのアイデアは大成功をおさめ、今では暑い夏だけでなく、季節を問わない人気のデザートとなりました。
アイスクリームの種類
普段口にしているアイスクリームは厚生省が定めた法に基づき、乳成分の量によりアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3つに分けられています。
大きく3つに分けられる目安は、乳成分の中の乳固形と乳脂肪の量できまります。
素材は違いますが、お刺身でいうところの、マグロの大トロ、中トロ、赤身の違いと似ていますね。
乳固形とは牛乳などふくまれる水分以外の部分で、乳脂肪とはその乳固形分にふくまれるバターやクリームと呼ばれる脂肪の部分を指します。
アイスクリーム
乳固形分15%以上、そのうち乳脂肪分8%以上のものを指します。
脂肪分が最も多く、牛乳の深みのあるコクが味わえます。
アイスミルク
乳固形分10%以上、そのうち乳脂肪分3%以上のものを指します。
原料にパーム油はココナッツオイルなど植物性脂肪を含む場合もあり、
あっさりしているのにコクがあるミルク味が楽しめます。
ラクトアイス
乳固形分3%以上のものを指します。
牛乳がすこし苦手という人にオススメのシャキシャキとした氷菓子の食感も楽しめるさっぱりした味が魅力です。
サーティワンのフリースクープとはどんな日か?
サーティワンのフリースクープは2002年にユニセフ支援の一環として、子供に教育の場をあたえようというプロジェクトのもとにはじまりました。
時間内に募金をすると好きなアイスを子供の握りこぶしひとつぶんくらいのワンスクープが無料でもらえるという‘おいしい’イベントです。
募金の一部はユニセフ協会を通じてアフリカのプロジェクト機関に役立てられます。
アフリカを中心とした国では 貧困など様々な要因で学校に行きたくてもいけない子供達がたくさんいます。
日本の子供達があたりまえにうけている小学校などの初等教育をはじめ、教材や文房具、衛生的な環境が満たされていないのが現状です。
いままでのフリースクープを通じて集められた募金により、小学校をはじめとする合計22の教育施設の建設、3000人の子供達が学ぶ環境を手にしました。
2014年は5月11日に開催されましたが、2015年以降は開催されていません。
残念ながら2017年も開催見送りが濃厚です。
最後に
忙しさに追われ、ふと手慣れた作業が雑になってきたなと思った時、スーッとのどごしをとける冷たい食感のアイスクリームを食べると、その場の空気が和らぎます。
たくさんあるフレーバーのなかから食べるたびに元気が出るあなただけのこだわり味をみつけてみてはいかがですか?
自分を大事にするということは、そんな小さなわくわく習慣から始まり大切な日々の暮らしにつながっています
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