美味しそうなスイカをしっかり見分けて買ったのに、いざ食べたら甘くなかったときは本当にショックですよね。
今回は、甘くて美味しいスイカの見分け方や選び方のポイントをご紹介します。
スイカは品種の特性上、ある一定の確率であまり甘くないスイカができてしまうというデータもあるようです。
ぜひ、この夏、丸のままのスイカを購入する際のご参考にしてみてください。
スイカが出回る時期
スイカは5月ころからお店で並んでいるのを見かけるようになりますが、具体的にスイカの旬の時期はいつなのでしょう。
スイカにはさまざまな種類や産地があり、それによって出回る時期が異なるようですので、下記にご紹介します。
スイカの収穫時期
毎年5月中旬ころから、小玉スイカが各地で収穫がはじまり、そのあとハウス栽培の大玉スイカが収穫出荷されはじめ、6月下旬から露地物の大玉スイカが出回り始めます。
一般的に7月~8月にかけて、大玉スイカは旬を迎えます。
スイカの産地による出回る時期
熊本産スイカ
全国で1位の生産量を誇るのが熊本産スイカです。
ハウス栽培も多く、1年を通してスイカを食べることができる熊本産のスイカですが、本来の旬の時期は他県に比べて早く4~5月に収穫の時期を迎えます。
千葉産スイカ
千葉産のスイカというと富里スイカ、八街スイカが有名ですね。
千葉産スイカは全国でも2位の生産量を誇りますが、5月頃から出回りはじめ、6月にもっとも美味しくなり旬を迎えます。
山形産スイカ
山形産のスイカといえば、ブランドにもなっている尾花沢スイカは、美味しくて有名ですね。
山形産スイカの生産量の8割を占める尾花沢スイカですが、7月末から8月上旬に旬を迎えます。
美味しい甘いスイカの見分け方・選び方
それではどのようなポイントに気を付ければ、甘く美味しいスイカを選ぶことができるのでしょう。
スイカはメロンなどと違い、収穫されるとその時点で成長が止まり追熟しないくだものです。
そのためスイカを購入する際は、その購入しようとしているスイカが、しっかりと完熟した時期に収穫されているかを見分ける必要があります。
簡単に美味しくて甘いスイカを見分けるポイントがいくつかありますので、ぜひ、お買い物の際に覚えておいてご参考にしてください。
美味しいスイカの選び方のポイント
スイカのお尻の大きさが大きい
スイカの下部の穴の大きさが大きいほど完熟しています。
5円玉くらいの大きさのものを目安に選ぶといいでしょう。
5円玉よりも大きいものは、熟しすぎている可能性があります。
スイカのシマ模様が大きくうねっている
緑と黒の模様の境目がはっきりとしていて、雷のように大きくうねっている方が甘いといわれています。
スイカの上部がへこんでいる
スイカの上部のへこみが大きいほど、糖度が高く甘いといわれています。
縦縞模様が凸凹している
よく見るとスイカのシマ模様の表面が凸凹していますが、その凸凹が大きいほど甘いスイカの確率が高くなります。
スイカに塩をかけると甘くなる?
スイカに塩をかけるとスイカが甘く感じることはありませんか?
これは味の対比効果といって、塩味によってスイカの甘み成分である果糖やブドウ糖際立たせる効果によるものです。
スイカ自体の味が変わるのではなく、塩をなめることで食べる方の人の甘みの感じ方が変わることで起こる現象です。
よく、チョコレートを食べた後に柑橘類を食べると、とても酸っぱく感じたりすることも同じ現象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
甘く美味しいスイカを見分ける方法は、上記のように簡単なポイントばかりですので、お買い物の際に覚えておくと便利ですね。
ぜひ今年の夏は、甘くて美味しいスイカを探しあててみてください。
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