アブラムシ駆除・対策で牛乳、酢、重曹、アルミホイルを使った方法をご紹介します。
アブラムシとは花や野菜につき、葉の樹液などを吸う虫で、暖かくなると一斉につき、特に新芽は柔らかいためすぐにびっしりとついてしまい駆除が大変な害虫です。
アブラムシは樹液を吸うだけでなくウイルスを排出することもあり、アブラムシから出る甘い液体にアリが寄ってくるので不快な害虫として知られていますので早急に駆除・対策が必要です。
アブラムシは小さいですが集団で固まっていることが多く、甘い液体を出すため葉がべたべたしたり、アリが近寄ってきたりと植物を育てる上で苦労する害虫の一つです。
アブラムシ駆除・対策 牛乳スプレーの作り方
アブラムシを駆除する対策としては薬剤の他に、牛乳スプレーをかける、アルミ箔を利用するなど様々な方法があります。
牛乳は手に入りやすいため、駆除として頻繁に使われます。
牛乳スプレーの作り方は牛乳をスプレー容器の中に入れるだけです。この時薄めてはいけません。
また、加工乳や低脂肪乳は効果がありませんのでご注意ください。
牛乳スプレーをした後は良く乾かすことが大事で、牛乳の膜に覆われたアブラムシが膜が乾くことによって窒息するからです。
牛乳スプレーは簡単ですが、においがすることもあるので、乾いたら水を流すようにします。
アブラムシ駆除・対策 木酢液スプレーの作り方
アブラムシ駆除・対策として駆除を考える際に無農薬として駆除する場合に使うのが木酢液スプレーです。
木酢液スプレーは木や竹を炭にする際に、本来炭にするときに蒸発する水分をパイプなどで密閉して残すことによってそのまま放置して冷却すると煙の中にあった水分が再び水の戻ることで出来ます。
この水は炭の抗菌殺菌作用をもっている水なので、スプレーとして植物にかけることで虫が寄り付かないそして寄りついていたとしても木酢液スプレーの香り成分で逃げていってもらうことで駆除をします。
その作り方としては市販されているものであれば凝縮タイプなので、市販の木酢液小さじ1杯を水で500倍に薄めてスプレーで散布します。
そして手作りする場合には木や竹をドラム缶で焼いて密閉して煙を冷ますことで出来るので、それをガラスの瓶で一晩おき上澄み液だけを取り出して使います。
アルミホイルは?
アブラムシを駆除する方法にはいくつかありますが、一つの対策法としてアルミホイルを利用したやり方があります。
アブラムシは光るものが苦手です。特に強い光が苦手ですので、植物や野菜の根元にひき、太陽の光を利用して反射させます。
アルミホイルは大きく切った方がより効果があります。
もしアルミホイルがない場合はCDでも構いません。大きな木の場合はアルミホイルを大きく切ったものをぶら下げても効果があります。
重曹の場合
様々な植物に蔓延り、害をもたらすアブラムシ。
放っておくと植物が枯れる原因となってしまうので、なんとしても駆除しておきたいものです。
しかし市販の農薬を使うのは気がすすまない、という人のために重曹を使った簡単な殺虫剤での対策のやり方を紹介します。
用意するものは、重曹・植物性油・食器用洗剤・水のみです。
②①を原液として小さじ2を水1カップで薄める。
③分離するのを防ぐために、食器用洗剤を数滴入れる。
④スプレーで植物に吹きかけ、しばらく放置する。
するとアブラムシは窒息してしまうので、水をかけてきれいに洗い流しましょう。この殺虫剤はうどんこ病などにも効果があると言われているので、一石二鳥です。
まとめ
アブラムシ駆除・対策で牛乳、酢、重曹、アルミホイルの方法をご紹介しました。
ハーブや野菜など口に入れる植物を育てている場合、重曹や木酢液を使用するのは不安に感じる方もいるかもしれません。
育てている植物や、用途別に合わせてアブラムシ駆除・対策を試してくださいね。
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