世界遺産の1つとして知られている京都の清水寺。
ソメイヨシノやヤマザクラ等、約1000本もの桜が植えられており桜の名所としての一面も持ち合わせています。
清水の舞台から観る桜は他の場所とはまた違った桜の魅力を感じることができることでしょう。
また2017年も夜間に行われるライトアップは非常に幻想的で、この夜桜を観るために遠方から清水寺を訪れる方も多いようです。
今回はそんな清水寺で桜を観る際の観光情報とコツについてご紹介致します。
清水寺の桜の見頃は?
清水寺の桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬とされています。
開園時間は6時から17時30の間で、3月末から4月中旬にかけてのライトアップ期間のみ21時まで夜桜を楽しむことができます。
一年中観光客で溢れかえっている清水寺ですが、この時期は夜桜を観に、特に多くの人が集まるようです。
出典:youtube
清水寺2017年の桜のライトアップ時間は?
清水寺のライトアップは夜の特別拝観と呼ばれ、桜の季節だけではなく夏や秋にも行われています。
秋の紅葉のライトアップもまた春と同じくらい大勢の人が訪れることで有名です。
2017年春の場合、3月13日から3月12日、3月25日から4月9日の間の期間に行われています。
時間は18時半に開門し、21時に受付終了となっています。受付時間は21時までですが、拝観可能な時間は22時ぐらいまでのようです。
拝観料は大人400円、小中学生200円となっております。
昼間の拝観時間は17時30分までなので、昼も夜も観るという方は一旦境内から出て、再び入るという形になります。
しかし夜の開園時間のスタートから境内に入ると、とてつもない混雑に巻き込まれてしまいますので、そうした問題を回避する方法を下記でご紹介致します。
混雑を避けてライトアップを楽しむには?
清水寺の桜のライトアップは有名なだけあって非常に多くの人が訪れます。
満開の時期は歩くのも困難なくらいで、せっかくの夜桜もゆっくり楽しめませんね。
その中でも最も混雑が予想されるのは18時半から19時の間であるといわれています。
というのも、昼の拝観が終わってそれまで境内にいる人がそのまま夜の拝観の受付に並ぶので最も混雑してしまうのです。
こうした混雑を最も避けることができる時間帯は19時半から20時あたりであるといわれています。この時間帯は食事をとる観光客が多く、比較的拝観者が少なくなるようです。
また午後9時以降の受付終了間近もオススメの時間帯です。
上記の通り、21時までに受付を済ませれば22時あたりまで拝観することができるので21時頃に受付をして最終時間まで夜桜を楽しむという方法もあります。
ただこの場合、終電などの兼ね合いもありますので事前に交通情報を確認されておくことをおすすめします。
清水寺の場所と行き方は?
清水寺は京都市の東側に位置します。清水寺へのアクセスは公共交通機関を使われることをおすすめします。
というのも、清水寺付近は渋滞が起こりやすく駐車場の規模も小さいので車での移動は不便となるからです。各交通機関のアクセス方法は以下の通りです。
五条駅下車→徒歩25分
四条駅下車→市バス(207番)→清水道下車→徒歩10分
七条駅下車→市バス(206番)→五条坂下車→徒歩10分
◆阪急電鉄
河原町駅下車→市バス(207番)→清水道下車→徒歩10分
◆京都駅より
市バス(206番・100番)→五条坂下車→徒歩10分
清水寺にはどんな桜がある?
清水寺に植えられている主な桜の種類は以下の通りです。
・ ソメイヨシノ
・ ヤマザクラ
これらの種類の桜が約1000本植えられています。
最後に
世界遺産のひとつとして京都でも有名な観光スポットである清水寺ですが、桜や紅葉の季節になると別の顔をみせます。
また、夜になるとさらに姿を変え観る者を幻想的な雰囲気へといざないます。
京都へ旅行に来る方はもちろん、普段の清水寺を見慣れている方にも夜のライトアップは新鮮に映ることでしょう。桜の季節には是非清水寺を訪れてはいかがでしょうか。
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