アーモンドと言えば、おつまみやチョコレートに入っている有名なお菓子を思い浮かべますよね。
香ばしくて美味しいので、食べだすと止まらなくなるという人も多いのではないでしょうか?
しかしピーナッツなどのように高カロリーのイメージがあり、食べる量を気にしている人もいるでしょう。
けれども巷では「食べても太らないからダイエットにピッタリ!」などイメージとは真逆なことも言われています。
実際の所はどうなのでしょう?ここでは気になるアーモンドの食べ過ぎと、太らないと言われる理由について紹介いたします。
アーモンドを食べ過ぎても太らないってほんと?
アーモンドは一粒でも栄養豊富で脂質も多いため、あまり食べるとカロリーオーバーで太ってしまうと思われがちですが、実はダイエット効果が期待できる食材とも言われています。
理由のひとつとしてアーモンドの脂質のほとんどは、悪玉コレステロールを退治し、善玉コレステロールを増やす役割を持つオレイン酸で出来ているためです。
一日の摂取量の目安として、10粒から15粒でミネラルなどの栄養素は充分に取れますが、成人男性なら1日22~23粒、女性なら20粒ぐらいまでなら食べても大丈夫な量と言われています。
実際に一粒約6kcalなので20粒だと120kcalですので、それほど高カロリーでもありません。
ほかにもアーモンドには脂肪燃焼を助けるビタミンB2を多く含んでいるため「食べても太らない」と言われているのです。
けれどもどんな食材にも共通していますが、食べ過ぎは栄養バランスを崩したり、カロリーオーバーにつながります。
適量を守って有効な食べ方でダイエットに活かしましょう。
また、普段はローストしたアーモンドを口にすることが多いですが、生アーモンドの食べ方はご存知でしょうか?
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生アーモンドの食べ方と保存方法は?
アーモンドの食べ過ぎによるニキビの心配は?
無添加タイプのローストアーモンドは栄養たっぷりですし、適量を食べる分にはニキビ解消にも役立ちます。
ビタミンEやビタミンB2が豊富なうえに、抗酸化作用もありますからニキビを抑えるには有効です。
しかし食べ過ぎてしまうと、ニキビができてしまう原因ともなります。
ニキビはアクネ菌の過剰な増殖によって引き起こされます。毛穴の汚れはもちろんですが、過剰な皮脂分泌もいけません。
そうしたマイナス環境をアーモンドの食べ過ぎは助長しているのです。適量を食べてプラスに働かせることが大切です。
アーモンドの食べ過ぎによるアレルギーの心配は?
アーモンドの食べ過ぎによる副作用として、アレルギーを引き起こす可能性は否定できません。
アーモンドのアレルギー反応を発症するのは、含まれているたんぱく質の成分が原因です。
美味しくてついつい食べ過ぎになりがちですが、過剰摂取してしまうことによって体内の免疫作用が発動します。
アーモンドのたんぱく質を食べ過ぎた事で体内の免疫作用が異物扱いして、それを排除しようとするため過剰に免疫が働き、アレルギー反応は引き起こります。
香ばしくて美味しい食材なだけに体にマイナスに働くのは、とても残念と感じるかもしれませんが、アーモンドの中でも特に生を食べる習慣がある人は、食べ過ぎには十分注意が必要です。
アーモンドの食べ過ぎによるそのほかの副作用は?
適量をオーバーした摂取の結果「下痢をした」という報告も多くあります。
原因として考えられるのが、不飽和脂肪酸という成分がアーモンドには多く含まれているためです。
わかりやすく言うと、油っぽいものを食べ過ぎてしまったため体内では分解しきれない油が多く残り、お腹が緩くなって下痢をしてしまったということです。
またアーモンドにはアルギニンという物質が含まれており、これも過剰摂取すると口唇ヘルペスを引き起こすこともあるようです。
まとめ
アーモンドには素晴らしい栄養素がたくさんあり、ダイエットにも効果があるということはわかりましたが、やはり食べ過ぎるのは体によくありません。
適量を美味しく食べて、健康につながる食材として上手に取り入れるようにしてくださいね。
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