入学のお祝いに使うのし袋の書き方!入学進学の表書きはどうするの

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いよいよ、新年度のスタートが近づいてきました。今年も多くの新入生が新しい学校で入学・進学のスタートを切ることを心待ちにしていますね。

親しい知り合いや親せきなどに、入学・進学のお祝いを送ろうと思っているあなた。

入学祝いののし袋の選び方はご存知ですか?

気持ちよくお祝いするためにも、知らず知らずに失礼なことをすることのないよう、お祝いを贈るマナーをしっかり学んでおきましょう。
出典:http://ilex.co.jp/%E5%85%A5%E5%9C%92%E3%83%BB%E5%85%A5%E5%AD%A6%E7%A5%9D%E3%81%84%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%80%8C%E9%87%91%E5%B0%81%E3%80%8D/

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目次

入学祝いを送る時期

入学祝いを贈る際に、一番理想的な時期は入学の2~3週間前といわれています。

たいていの場合、入学する前に卒業がありますから、入学祝いと卒業祝い、どちらを渡せばいいの?と悩んでいらっしゃる方もいるでしょう。

その場合は入学祝いを優先しましょう。のし書きには「御祝」とします。

メッセージカードや渡す際に「卒業と入学を兼ねて」贈る旨を伝えると良いでしょう。

のし袋の選び方・のし袋の包み方

特に付き合いのある方などには文房具や腕時計などを贈ったり、一人暮らしを始めるなどという場合は生活用品を贈ると喜ばれることもあります。

でも、そこまでの付き合いがない、何を贈ってよいかわからない、という場合は現金が一般的です。

この場合、もちろんですが、現金をそのまま財布から出して手渡しする方はいないですよね。

お祝いの現金は、のし袋に入れて渡します。ここで大事なのがのし袋の種類です。

それぞれののし袋にちゃんとした意味があることをきちんと把握しておかないと、とんでもなく失礼なことになりかねませんので注意してください。

水引の種類

水引ってご存知でしょうか。のし袋の表で結んである、細いひものようなもののことです。

のし

出典http://www.best-manner.com/manner/wedding/syugi_kakikata2.html

・蝶結び

のし

出典http://www.best-manner.com/manner/wedding/syugi_kakikata2.html

・結びきり

のし

出典http://www.best-manner.com/manner/wedding/syugi_kakikata2.html

・あわじ結び

結び方には2種類あります。「蝶結び」と「結びきり・あわじ結び」です。

「蝶結び」は一方のひもを引くとほどけるようにできていますよね。

何度でも結び直すことができることから「何度あってもよいこと」のときに使用します。例えば、入学や進学、出産などです。

もう一方の「結びきり・あわじ結び」は、ひもを引くと固結びになってほどけなくなります。

ですから、結婚式やお悔みごとなどの「一度でいいこと」に使用します。

入学・進学のお祝いは、蝶結びののし袋を用意しましょう。

金額と封筒を合わせる

のし袋の水引にもいろいろありますね。

さまざまな色や何本ものひもを使用した豪華なものから、ひもが印刷されているものまでさまざまです。

あまりに豪華絢爛な水引ののし袋を用意しても、中身が1万円以下では残念ながらつり合いがとれません。

一般的な考え方ですが、金額が少ないと質素なのし袋、3万円以上は豪華絢爛なのし袋、といったように、中身と入れ物が一致するように気を使いましょう。

最近では、購入する際に外袋に「~万円まで」と記載があることが多いので、それを参考にすると良いでしょう。

包み方

のし袋には包み方もあります。

裏側の折り返しの部分をどちらを上にして包むかで意味が変わりますので、これも覚えておきましょう。

お祝いごとは「よろこびを受け止める」という意味で、下側の折り返しを上にして重ねます。

のし

出典 http://www.jp-guide.net/manner/na/noshi.html

反対に、弔事の場合は「辛いことを流す」という意味を込めて、上側の折り返し部分を上にして重ねます。

のし

出典http://www.jp-guide.net/manner/na/noshi.html

たかが上下の違いですが、まったく意味が違いますよね。

間違えると大変失礼なことになりますので、要注意です。

表書きの書き方

のし袋の表

水引より上側には、「祝ご入学」と書きます。

もし、とても親しい間柄の方に贈る場合は、親しみを込めて「ご入学おめでとう」と書いてもいいでしょう。

水引より下側には、真ん中に名前を書きます。

その場合、個人で送る場合はフルネームで真ん中に、夫婦の場合は右側に夫、左側に妻の名前を書きます。

連名で送る場合は、3人までであればフルネームで書きます。

3人以上の場合は、たとえば「同級生一同」あるいは「○○(氏名)他一同」などと代表者とその他一同からであるということを明記し、中袋の裏に全員の名前を書きます。

書く際は、必ず筆ペンあるいは毛筆で書きます。

ボールペンなどでは失礼に当たりますので気をつけてください。

また、筆ペンを使用する場合、薄墨は弔事用なので使用してはいけません。必ず濃い黒で書くようにしましょう。

中袋がある場合

のし袋には中袋がある場合とない場合があります。

中袋がない場合は、裏に金額を記入する欄があるのでそこに金額を記入します。中袋がある場合は、中袋の裏側に金額を書く欄があればそこに金額を記入します。

裏側に金額を記入する欄がない場合は、中袋の表の中央に金額を記入し、裏の左側に住所と名前を記入します。もちろん、縦書きです。

金額は「壱」「弐」「参」と漢字を使用し、「金○○也」と書くのが一般的です。

お祝いの渡し方・注意事項

のし袋はかならず袱紗(ふくさ)に包んで持っていきます。

間違っても、のし袋が入っていたビニール袋などに入れたまま渡したりしないでくださいね。

たたんだ袱紗の上にのし袋を相手側に向けて置き、お祝いの言葉と一緒に渡します。きちんと両手を添えて、笑顔でお祝いしてあげましょう。

まとめ

のし袋ひとつにしてもいろいろマナーがあることがお分かりいただけたでしょうか。

入学・進学という新しい節目を一緒に祝うおめでたい行事ですので、ぜひ、失礼のないように気をつけていきたいものですね。

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