夏といえば、各地でさまざまな趣向で開催される花火大会は、楽しみの1つですね。
その中でも、日本の花火大会百選にも選ばれる宮島水中花火大会は、名前の通り大型の水中花火が目玉として有名です。
また、世界文化遺産である厳島神社と日本三景、花火のコラボレーションは大変幻想的で、写真愛好家からは毎年絶大な支持を受けています。
今回は、宮島水中花火大会2017の日程や、有料観覧席の情報、また花火がよく見える穴場スポットをご紹介します。
ぜひ、今年の夏のお出掛けのご参考にしてください。
宮島水中花火大会2017の見どころ
宮島水中花火大会の見どころは、なんといっても世界遺産の「厳島神社」と日本三景の「安芸の宮島」と「花火」を同時に鑑賞できるところでしょう。
瀬戸内海に浮かぶ神の島として崇められてきた「安芸の宮島」と、雅やかな社殿や朱塗りの大鳥居が美しい「厳島神社」の調和は、今でも平安時代を思い出させる美しさです。
年に一度、その美しい風景を背景に花火を見ることができる宮島水中花火大会は、他では類を見ないほどの美しさです。
毎年、多くの写真愛好家たちが、花火で煌びやかに染め上る社殿や鳥居を写真に収めようと集まります。
5,000発ほどの花火が打ち上げられ、約40万人もの観光客が集まる広島のビッグイベントとなっています。
宮島水中花火大会2017の日程と場所
宮島水中花火大会は、広島県廿日市市宮島町の厳島界隈で開催される花火大会です。
2017年の開催日程と場所を下記にご紹介します。
・2017年8月26日(土)
・午後7時40分~8時40分まで
※荒天の場合、9月2日(土)
広島県廿日市市宮島町
安芸の宮島・厳島神社沖合
宮島水中花火大会の有料観覧席
宮島水中花火大会では、毎年、防波堤沿いの緑地に設置される、有料観覧席が人気です。
じっくり花火を鑑賞されたい方にはぜひおすすめの席です。
例年、800席ほどの有料観覧席が用意されますが、販売開始日には電話がなかなか繋がらないほどの人気ぶりです。
下記に入手方法などをご紹介します。
販売日時
2017年7月1日(土)午前9時から
有料観覧席:1席6000円
一度の電話で、6席まで予約可能です
問い合わせ先
〒739-0505 広島県廿日市市宮島町1162-18
(一社)宮島観光協会「花火観覧席係」
TEL 0829-44-2011
花火が見える穴場スポットのご紹介
厳島神社沖合で打ち上げられる、宮島水中花火大会ですが、やはり有名な大鳥居越しの花火を楽しむためには、宮島へ渡って見るのが一番でしょう。
もちろん、宮島まで渡らなくても花火は楽しむことができます。
宮島側と本土側の花火が見える穴場スポットをご紹介します。
宮島側の花火が見える穴場スポット
(1)大鳥居前の干潟
大鳥居越しの花火が一番きれいに見える場所です。
ただし、干潟なので足元がぬかるんでおり、快適に見ることができるかどうかは、潮の満ち引きによって大きく左右される場所です。
(2)宮島水族館裏
花火を見る際に、間に清盛神社を挟みますが、人が少ないので地元の人にも人気の穴場スポットです。
(3)旧船着場
厳島神社へ向かう途中にあり、フェリー乗り場にも近いため、花火終了後の混雑の中、早く帰りたいという人にはお勧めの場所です。
◇本土側からの花火が見える穴場スポット
(1)レアルマーレ望厳荘
本土から見る場合の一番の人気スポットです。
厳島神社のちょうど真向かいにあたり、座って花火をきれいに見ることができます。
(2)安芸グランドホテル周辺
海に面した好立地のホテルです。
宿泊してホテルの敷地内から花火を見ることができれば申し分ないですが、近くの船着き場からも十分に見ることができます。
(3)ちゅーピーパーク
プールも併設された、地元中国新聞の印刷工場です。
予約なしで工場を見学できるほか、広い敷地内には芝生のふれあい広場やカフェなども併設されており、地元の観光スポットになっています。
高台にあるため見晴らしがよく、遮るものがなく花火をきれいに見ることができます。
まとめ
世界遺産、日本三景、花火を同時に見ることができる宮島水中花火大会は、日本の良さを再認識できるイベントでしょう。
ぜひ今年は宮島水中花火大会2017へお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
水上に咲くきれいな花火と、日本古来の美しい風景のコラボレーションは、忘れられない夏の思い出となるでしょう。
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