毎年、5月の第2日曜日といえば母の日ですね。
日頃はなかなか恥ずかしくて、感謝の気持ちを伝えることができませんが、1年に1度の母の日には、心をこめてお礼や感謝の気持ちを表したいですね。
お母様のお好みの花やプレゼントを贈るのも素敵ですが、今年は折り紙でカーネーションを手作りし、一緒に贈ってみませんか?
いつものプレゼントにさりげなく添えるだけで、ぐっと気持ちのこもったプレゼントになり、さらに感謝の気持ちを伝えることができるのではないでしょうか。
今回は、母の日に赤いカーネーションを贈る由来と、お子様でも簡単にできる折り紙のカーネーションの作り方をご紹介します。
出典http://blog.fmyokohama.jp/market/2013/03/post-751b.html
母の日にカーネーションを贈る由来は?
母の日はアメリカが発祥の地
20世紀の初め頃、アメリカに住む少女が尊敬していた母の葬儀で、追悼の気持ちを込めて白いカーネーションを飾ったのが、母の日にカーネーションを贈る始まりといわれています。
その少女はアンナ・ジャービスといい、その母は南北戦争で医療環境の改善に力を尽くした人です。
その活動は「Mother Day Work Club」といい、アメリカ全土で支持された活動です。
アンナ・ジャービスは母の死後、母親を敬う日としての祝日を呼びかけ、活動します。
1914年、当時の大統領にその活動が認められ、5月の第2日曜日が祝日として制定され、現在の母の日となりました。
日本では大正時代に母の日が広まりました
日本では大正時代に、キリスト教の団体などが中心となって、母の日が普及されました。
当時は皇后の誕生日である3月6日にお祝いがされていましたが、戦後、アメリカと同じように5月の第2日曜日が母の日となり、正式に制定されました。
母の日に贈るならやはり赤いカーネーション
最近は多彩な色のカーネーションを見かけるようになりましたが、カーネーションは色によって花言葉が違うことをご存じでしょうか?
赤いカーネーションは「母の愛情」
黄色いカーネーションは「軽蔑」「嫉妬」
白いカーネーションは「尊敬」「純潔」
定番の赤いカーネーションには、「母の愛情」「母への愛」といった花言葉があり、母への感謝を表したい母の日には、やはりぴったりの花だったのですね。
同じカーネーションでも黄色は、母の日の意味とは全く異なってきてしまいます。
お母様のお好みなどで黄色のカーネーションを贈る場合は、一言、花言葉についてフォローをしておくとよいでしょう。
また、白いカーネーションの花言葉はとても素敵な意味ですが、一般的には亡くなった母へ贈る花といわれていますので注意しましょう。
折り紙でカーネーションの作り方は?
母の日に贈る定番の赤いカーネーションには、古くからの歴史や花言葉などさまざまな意味があったのですね。
今年はそんなカーネーションを手作りして、プレゼントしてみませんか。
今回は、折り紙で作る平面のカーネーションと、立体のカーネーションをご紹介したいと思います。
立体のカーネーションは何本か作りラッピングをすると、プレゼントとして充分見栄えのするものができるでしょう。
平面のカーネーションは、メッセージカードなどに貼ると、母の日らしいとても素敵なカードができますよ。
また、メッセージカードも手作りするとより感謝の気持ちを深く表すことが出来ますね。
↓ ↓ ↓
母の日メッセージカードの作り方はこちらから
平面のカーネーションの作り方
(1) 折り紙の白い面を外にして四角に2回折り、折り目をつけます。
(2) 折り紙の赤い面を外にして三角に2回折り、折り目をつけます。
(3) 折り紙をひらき、白い面を外側にして、(2)で折った折り目を内側へ入れるように折り込みます。
(4) 閉じている方を頂点に真ん中まで折り、裏面も同じように折ります。
(5) 上のひらく部分を半円形にハサミで切ります。
(6) カーネーションの花びらのように、ギザギザになるよう切込みを入れます。
(7) 花びらの部分をひらくと、完成です。
立体のカーネーションの作り方
(1) まず、茎の部分を作ります。
緑の折り紙を縦半分に折り、さらに縦に半分に折りと6~7回繰り返し、固い茎を作ります。最後は上下をセロテープでしっかりとめます。
(2) 次に、花びらを作ります。
赤い折り紙を半分に切ります。2枚を重ね、白い面を外にして縦半分に折り、輪になっている方から、5ミリ幅で切込みを入れます。
最後を切り落とさないように、1センチほど残しておきます。
(3) (2)で作ったものを広げ、赤い面を外にして半分に折り、両端と真ん中の3か所をセロテープでとめます。
このとき、輪になっている方は折り目をつけないよう、ふんわりとさせておくことが大事です。
(4) 花びらを茎にとりつけます。
茎の上の部分1センチほどのところに、(3)で作った花びらを巻きつけていき、最初と最後をしっかりとセロテープでとめます。
(5) もう一枚の花びらも同様に(4)の上から巻きつけ、花びら全体にボリュームを出します。
(6) ラッピングを作ります。
角を少しずらして三角形に折り、カーネーションを包めるようセロテープで内側からとめます。
(7) カーネーションを差し込み、ラッピングとカーネーションがずれないようセロテープでとめ、完成です。
折り紙のカーネーション・まとめ
毎年、何気なく贈っていた定番の赤いカーネーションには、深い意味と歴史があり、母の日にはぴったりのお花だったのですね。
今年はぜひ、折り紙で赤いカーネーションを手作りして、母の日をお祝いしてみてはいかがでしょうか?
年に一度の母の日です。
日頃お世話になっているお母様に、心のこもったお花と共に、感謝の気持ちを伝えてみましょう。
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