真夏の太陽に向かってまっすぐ伸びて花を咲かせる向日葵は、見る人を元気づけてくれるような健気で一生懸命さを感じさせます。
花束と言えばバラのイメージも強いですが、結婚式ではよく向日葵の花束が使われています。
その理由は向日葵の花言葉に由来しているのですが、あなたは向日葵の花言葉を知っていますか?
また、花言葉は英語・韓国語では日本とは違う意味があるので花束を贈る相手によっては気を付けなくてはなりませんね。
今回は、向日葵の花束を選ぶ意味と、英語・韓国語での向日葵の花言葉についてご紹介します。
向日葵の花言葉 韓国語と英語では?
向日葵の花言葉は、日本語では「あなたをずっと見つめます」「愛慕」「崇拝」という意味があります。
花言葉の由来は後ほどご紹介しますが、英語・韓国語ではどのような花言葉になるのでしょうか?
向日葵の花言葉・英語
英語では、「偽りの富」という意味になります。
この少し違うイメージの花言葉は、かつて向日葵を神聖な花としていたインカ帝国で起こった出来事から来ているそうです。
インカ帝国では太陽の神殿に仕えている巫女は、向日葵をデザインした純金の装飾品を身に着けていました。
これをスペイン人が侵略と共に奪い取ったというエピソードが「偽りの富」という花言葉の由来だと言われています。
向日葵の花言葉・韓国語
また韓国語では「待っていてね」という意味になります。
太陽をいつも遠くから憧れの目で見つめている向日葵の様子に由来します。
向日葵の花言葉は、共通の内容を持ちながらも同時にそれぞれ独自の由来や解釈によるものもあり、国によっての言語ならではの物も存在しているのですね。
向日葵の花言葉の意味と由来
花言葉の意味
向日葵は太陽の動きに合わせて花の向きを変えるため、花言葉は「あなたをずっと見つめます」「愛慕」「崇拝」という意味になります。
相手に対してしっかりと向き合う姿勢を持つことや、ずっと真っすぐに思い続けることなどが向日葵の姿と重なり、花言葉の意味にも当てはまると言えますね。
英語ではサンフラワーと呼ばれ、やはり太陽を表わす言葉が含まれていますが、花言葉の意味は違うものになりますので気を付けましょう。
花言葉の由来
向日葵の花言葉の由来は、向日葵が太陽の方向を見続ける特徴が由来と言われていますが、神話が由来しているという説もあります。
太陽の神アポロンに恋した海の神クリュティエ、しかしアポロンには別に好きな人がいました。
振り向いてもらえないクリュティエは悲しみに暮れ、昼も夜も涙を流しながらアポロンが黄金の馬車で空を翔る様子を見つめ続けていました。
その見上げ続ける姿のままのクリュティエは、いつしか向日葵の花に姿を変えてしまいました。
この悲恋物語が「あなただけ見つめています」の花言葉の由来とも言われています。
向日葵の花束が結婚式で使われる理由
向日葵の花束やブーケが結婚式でよく使われる理由のひとつは「あなたを見つめ続けています」「愛慕」「崇拝」という花言葉からだと考えられます。
いつもお互いを見つめて愛を深めて行きながら、尊敬しあう気持ちが永遠に変わらない・・・という誓いの気持ちを向日葵の花言葉を通じで表現しているのではないでしょうか。
また、プロポーズの際にも向日葵の花束を渡す人がいます。
やはり花言葉が持つ意味からも、永遠の愛を約束するものとして向日葵の花が象徴されているからでしょう。
向日葵が持つ花言葉と元気にまっすぐ咲く姿から、一途な清純さと健康的なイメージもあるからというのもあるかもしれませんね。
まとめ
あなたも向日葵の花言葉を添えて大切な人にプレゼントしてみてはいかがでしょう?
あなたのまっすぐな気持ちが向日葵の花言葉を通じてきっと伝わるはずです。
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