宮崎高鍋町ではひまわりの見頃を迎える夏に、広大な敷地一面に約1万1000本の満開のひまわりを見ることができます。
2018年も開催予定の「きゃべつ畑のひまわり祭り」は毎年8月に開催され、様々なイベントやひまわりを持ち帰ることができることで知られ、宮崎県では夏の名所とされています。
また、宮崎高鍋町はひまわりだけではなく「歴史と文教のまち」とされるだけあってみどころがたくさんある魅力的な町です。
ここでは宮崎高鍋町のみどころやひまわりの2018年の見頃や開花状況、アクセス方法と駐車場情報などお伝えしていきます。
宮崎高鍋町のひまわり2018見頃時期と開花状況
宮崎高鍋町のひまわり2018年見頃
2018年の見頃は8月上旬から下旬の予想です。
例年ひまわりの見頃時期となる8月の第3土曜日と日曜日頃には「きゃべつ畑のひまわり祭り」が開催されます。
宮崎高鍋町のひまわり2018年開花状況
2018年に限らずひまわりの開花状況は、天候や気温により時期が前後してしまうことがあります。
ひまわりの種まきイベントが例年7月初旬に開催されていますが、この種まき時期でも天候によって左右されますので、開花もその影響がある場合があります。
2015年も長雨で種まきの時期が遅れたことで、一部の畑で開花状況に違いがありました。
詳しい開花状況はこちらhttp://log06.gozaru.jp/takanabe_himawari/
宮崎高鍋町きゃべつ畑のひまわり祭り2018の日程
きゃべつ畑のひまわり祭り2018日程
日時
2018年8月11日(土)・12日(日)
10:00~17:00※12日のみ16:00まで
場所
例年高鍋町染ヶ岡地区イベント会場にて開催
きゃべつ畑のひまわり祭りのはじまり
広大なひまわり畑が作られたきっかけは2011年の4月、宮崎県で口蹄疫が発生したことです。
もともとキャベツの産地として有名な高鍋町では、キャベツの収穫後に景観保全目的として一部の農家でひまわりを栽培していました。
そんな中、口蹄疫が猛威をふるいすっかり活気を失ってしまった周辺市町村の人々に「ひまわりの咲き誇る景色を見て少しでも元気になってほしい」という思いが始まりでした。
それはいつしか、高鍋町の一大イベントとなる「きゃべつ畑のひまわり祭り」として有名になっていったのです。
きゃべつ畑のひまわり祭りのみどころ
見所はなんといっても約80ヘクタール(東京ドーム17個分の広さ!)のキャベツ畑に約1万1000本のひまわりが咲き誇る圧巻の景色!
まるで一面に黄色い絨毯を敷き詰めたようです。
例年「きゃべつ畑のひまわり祭り」では、特設会場でイベントが行われたり屋台も建ち並んだりして、毎年数多くの人で賑わいます。
そしてお祭りの当日には無料でひまわりを持ち帰れるサービスもありますので、ひまわりを切るためのハサミと包むための新聞紙などを持参しましょう。
「きゃべつ畑のひまわり祭り」で多くの人々に元気に咲き誇る姿を見てもらった後のひまわりは、景観目的だけではなくキャベツ畑の緑肥としても育てられているため順次刈り取られてしまいます。
そのひまわりの緑肥で育った「ひまわりキャベツ」の収穫祭(参加費有料)も開催されています。
詳しい内容はこちらのホームページをご覧ください↓
http://log06.gozaru.jp/takanabe_himawari/#01
宮崎高鍋町へのアクセス方法と駐車場
宮崎高鍋町は宮崎県のほぼ中央部、日向灘に面した海沿い(宮崎県児湯郡高鍋町持田染ケ岡地区)に位置しています。
車でのアクセス
自家用車で来られる場合は東九州道の高鍋ICで降りるのが便利です。または国道10号でアクセスすることも可能です。
宮崎市からは約30km、大分市からは約150km程度の距離です。
駐車場情報
きゃべつ畑のひまわり祭り会場内の駐車場は170台分(駐車料金500円)がありますが、こちらはお年寄りや障がい者の方優先とされています。
また、畑を固めた駐車場ですので土埃が舞い車に積もりますのでご注意ください。
ルピナスパークには臨時駐車場が設けられ、駐車料金無料ですのでこちらの方がおすすめです。
会場までのシャトルバス(往復300円)も運行されますので、ぜひルピナスパークの駐車場をご利用ください。
公共交通機関でのアクセス
JR高鍋駅下車後、シャトルバス(往復300円)乗車
宮崎高鍋町の観光地情報
舞鶴公園
鶴の羽ばたく姿に似ていたことから舞鶴城と呼ばれた高鍋城跡が整備されてできた公園です。
桜やツツジの名所としても有名で、「桜まつり」や「灯篭まつり」には多くの人が訪れます。
持田古墳群
小丸川の下流に位置し、大小あわせて85基の古墳が点在する宮崎県の代表的な古墳群です。
5世紀から6世紀にかけて造られたとされ、計塚や亀塚などの珍しい古墳もみることができます。
永谷海岸
アオウミガメの産卵地として宮崎県の天然記念物に指定されています。保護活動団体による観察会で産卵の様子などをみることができます。
高鍋湿原
防災ダム工事の土取場が長い年月をかけ湿原となった場所です。ハッチョウトンボをはじめとした珍しい昆虫が生息することでも有名です。
まとめ
今や宮崎県の夏のシンボルとなった宮崎高鍋町のひまわりは、2014年の農林水産祭りで「内閣総理大臣賞」も受賞しています。
町の人々の復興に対しての思い、元気づけたいという気持ちがその見事なひまわりの姿からも伝わってきます。
あなたも是非一度訪れてみてくださいね。
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