会社員の方なら上司が定年退職をする際に、今までお世話になったお礼と感謝の気持ちの形として何か贈り物をしたいという方も多いのではないでしょうか。
業務を教わったり、社会人としての在り方や責任を持つことの大変さを教えてくれたのは上司ではありませんか?
たくさん迷惑をかけてしまった、自分のためにいつも頑張ってくれていた、など人それぞれ感じる事があると思います。
無事職務をまっとうし、定年退職をする上司へ最高の送り出しができるようプレゼントと色紙にたくさんの感謝の気持ちを込めたいものです。
ここでは定年退職で会社を去る上司が喜んでくれるようなプレゼントとメッセージの例文についてお教えします。
退職祝いの意味とは?
退職祝いとは、これまで会社のため部下のために尽くしてきた方へ今までの感謝の気持ちと第二の人生へのエールを込めて贈るプレゼントです。
ですので、プレゼントであれば何でも良いというわけではありません。
プレゼントにはどんなものが良いのか?
自分の好みで選んだり、流行のものを選んでしまうと失敗する可能性があります。
せっかくのプレゼントですから喜んでもらえないと感謝の気持ちを表現することはできませんよね。
例えば、定年退職された後に活用できるような物だと喜ばれるでしょう。
定年退職というのは一生に一度の門出です。記念に残るプレゼントで上司を清々しく送り出しましょう。
プレゼントを選ぶポイントは?
好きなものはどんなものなのか?
プレゼントを選ぶ際にまず考えなければいけないのは、上司が好きなものかどうかです。
これは退職祝いに限らずどんなプレゼントにもいえることですが、相手の趣味趣向を考えた上で選択しなければなりません。
例えばお酒を飲まない人にお酒をプレゼントしても喜ばれることはないですよね。
そのため、事前に上司の趣味趣向を調べておく必要があります。
「私は最近ゴルフにはまっているのですが、○○部長は休日はなにをして過ごしていますか?」
「○○部長は素敵な万年筆をお持ちですね。そのブランドがお好きなんですか?」
など自然に聞き出しできると良いでしょう。
形に残る記念品を
食べ物や飲み物などの使ったら無くなってしまうものより、ずっと使える形のある物の方が記念に残るのでおすすめです。
さらにオーダーをすればメッセージや名前をいれることができるものがより良いでしょう。
メッセージの例文は下記の通りです。
・○○部長 長年の会社勤め大変お疲れ様でした。時に厳しく時に優しく、愛情をもってご指導いただいたことを忘れず私たちは今後も部長の思いを受け継いでいきます。
・○○部長 長年の会社勤め大変お疲れ様でした。どんな時も明るく笑顔で振るまう姿は理想の上司そのものでした。部長はいつまでも私たちの目標です
日頃の感謝や定年退職後もあなたのことは忘れませんという気持ちのメッセージを入れるとなお喜ばれることでしょう。
お薦めのプレゼント例は?
形に残りどんな人にも実用的なもの
趣味や好みにあうプレゼントがなかなか見つからない、プレゼントしたいものが予算を超えてしまう・・・そんな場合、このようなプレゼントはいかがでしょうか?
・ 湯のみ
・ 文具
おすすめするプレゼントのポイントは、
・定年退職後も日常的に使用することができる
・オリジナルのメッセージを入れることができる
という点です。
こうした贈り物にすることによって、上司は会社を定年退職した後も会社や部下のことを思い出しながら日々を過ごすことができます。
上司に渡す色紙の例文は?
いままでの感謝とこれからの幸せを祈る文面を
いくらお祝いだからといって失礼に当たる文を書くのは控えましょう。
これまでの感謝とこれからの幸せを祈る2文で構成するのがポイントです。簡潔な例文は下記の通りです。
・今までご指導いただきありがとうございました。これからもご健康に気をつけてお過ごしください。
・今まで大変お世話になりました。今後とも人生の先輩としてご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
より特別な上司への例文
親交の深い上司や付き合いの長い上司あての場合、簡潔な文面では寂しく感じてしまうかも知れません。
上司の性格も考慮して少しくだけたユニークな書き方にするのも良いでしょう。
・今まで大変お世話になりました。○○部長の宴会芸は私が盛り上げ役として受け継ぎます。練習に付き合ってくださいね!
・いままで大変お世話になりました。明日から○○部長がいないと思うととても寂しく感じます。たまには差し入れをもって顔を出しに来てくださいね。いつでもお待ちしております!
上司に気持よく退職してもらうためにも上司に合った最高のプレゼントと色紙を贈りましょう。
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