春の旬野菜代表、新じゃがいもの美味しい季節がやってきました。
今話題のハッセルバックポテトの作り方を始め、簡単で美味しい新じゃがいもレシピや新鮮なまま保存する方法など集めました。
薄皮に包まれたあのモッチリとした旬の新じゃがいもを美味しくいただきましょう。
出典http://blogs.yahoo.co.jp/rose_reiner_widerspruch/32702006.html
新じゃがいもとは?
新じゃがいもとは、春先に収穫されたじゃがいもの事で、地域にもよりますが主に3月中旬から6月中旬頃まで店頭に並びます。
特殊な種類のじゃがいもではなく、通常の収穫時期である秋から冬よりもずっと早い春の段階で収穫したものを「新じゃがいも」と呼びます。
じっくりと冷涼な気候で育つ秋のじゃがいもは、長い期間を経てでんぷん質が糖に変わっていくのに対し、温暖な気候で育った新じゃがいもは、でんぷん質が糖にならずしっかりと残っているため、もっちりとした食感が楽しめます。
普通のじゃがいもよりビタミンcが3倍も多く含まれ、柔らかい薄皮なので皮ごと食べられますし、水分も多いためとてもみずみずしいのが特徴です。
美味しい新じゃがいもの見分け方
新じゃがいもの見分け方のポイントは下記3点です。
・表面に傷やしわがなく張りがある
・でこぼこが少なくずっしりと重いもの
皮や芽が白っぽくつやがある
じゃがいもの皮は、日光や蛍光灯の光を多く浴びると色が変色していきますので、白っぽいものほど新鮮といえます。
表面に傷やしわがなく張りがある
水分が多い新じゃがいもは傷みやすいので、皮に傷があるものなどは避けましょう。
でこぼこが少なくずっしりと重いもの
重量感があり表面が滑らかなものは水分が多く新鮮です。
新じゃがいもの保存方法
新じゃがいもの保存方法のポイントは下記3点です。
・冷蔵庫に入れない
・湿気のあるところを避ける
冷暗所に置く
じゃがいもには「ソラニン」という有毒物質が含まれているものがあり、光にさらされ時間がたつと芽や皮の部分を緑色に変色させ、その成分は食中毒の原因となることもあります。
太陽はもちろんですが、室内の照明などにもできるだけ当てないことがポイントです。
冷蔵庫に入れない
明るいところが苦手な新じゃがいもですが、温暖な気候で育っているため、実は低温にも弱いので冷蔵庫には入れないようにしましょう。
湿気のあるところを避ける
葉野菜などは濡れた新聞紙で包むで保存すると長持ちしますが、新じゃがいもは湿気を嫌います。
乾いた新聞紙でふんわりと包み、風通しのよい場所などに保管しましょう。
新じゃがいものバターを使った美味しいレシピ集
電子レンジで作る定番じゃがバター
時間も手間もかけずに、簡単にあつあつじゃがバターが作れます。
塩辛や明太子をトッピングしたり、ガーリックバターにするのもおすすめです。
作り方(3個分)
1. 新じゃがいもは水で丁寧に洗い、濡れたキッチンペーパーで包みます。
2. 耐熱皿に並べラップをかけて、電子レンジで4~5分加熱し、裏返してさらに2~3分加熱します。加熱時間は個数により調整してください。
3. 十字に切り込みを入れ、バターをたっぷりのせて完成です。
居酒屋風じゃがいも餅
居酒屋で大人気のあのメニューも簡単に作れます。皮が苦手な人にもおすすめですよ。
作り方(4個分)
1. 新じゃがいも4個は茹でて皮をむき、つぶして片栗粉(大さじ4)と塩(少々)をいれてしっとりするまでこねておきます。
2. 4等分したら1個分をラップなどに広げ、真ん中にピザ用チーズを適量入れて丸く成型します。
3. フライパンにバターを熱し、両面がきつね色になるまで焼きます。
4. お皿に盛ったら、上にバターを乗せて完成です。
新じゃがいものハッセルバックポテト
スウェーデンの国民食で、今大注目のポテト料理です。
もっともシンプルな作り方ですので、チーズやガーリック、ハーブにベーコンなどお好みのものでアレンジしてみてくださいね。
作り方(1個分)
1. 新じゃがいもはよく洗い芽の部分は取り除いておき、端から2mm幅の切り目を切り落とさない程度下の方までいれます。
この時に、箸を2本じゃがいもの横に置いて切ると切り落とす心配がありません。
2. 切り目の間を水で洗い、でんぷん質を落とします。
このひと手間で焼いた時にきれいに切り目が開き、美しく仕上がります。
3. 切り目の中にバターをたっぷりと挟んだら、多熱皿やオーブンの天板などにならべます。
4.オリーブオイルをたっぷりとかけ塩コショウで味を調え、220度に熱したオーブンで40分程度焼き上げます。
5. 仕上げにオリーブオイルをさっとかけて完成です。
まとめ
昔から旬のものを食べると寿命が延びると言いますが、旬の時期は栄養素が高いことが科学的にも証明されています。
季節の新じゃがいもをゆっくりと味わい、四季を感じてみるのも素敵です。今夜のおかずはこれで決まりですね。
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