太陽の下でレジャーを満喫したり、天気がいいからお散歩へ行ったり・・・
日焼け止めをぬって、顔や身体の日焼け対策はばっちりでも、目の紫外線対策は万全ですか?
病気にも関わる紫外線の蓄積、あなたは気にしたことはあるでしょうか。
肌と同じようにしっかり対策をして、大切な目を守りましょう。
出典:http://www.ohmyglasses.jp/blog/2014/05/02/raen-new-model/
紫外線が目に与える影響とは?
紫外線を受けると、肌は日焼けをして、色が変わってしまいますが、目はどうなってしまうのでしょうか。
目は、日焼けで肌のように小麦色にはなりませんが、病気になってしまう可能性があります。
リスクが高まる病気の例
・白内障(はくないしょう):物がかすんだりぼやけて見えたりする
・黄斑変性(おうはんへんせい)症:視界がゆがんだり欠損して見える
・角膜炎(かくまくえん):黒目の表面の角膜で炎症が起きる
日常生活で多少の紫外線を浴びる分には、もともと目が持つ紫外線を防ぐ力で、普段の目の機能に影響を著しくは及ぼしませんが、外出時間が長くなるときは、対策をする必要があるといえます。
日本人は欧米人に比べて目に影響を受けやすい
ずばり、日本人の目に入る紫外線量は、欧米人に比べて1.5倍~2倍です。
目に入る紫外線量は、肌のピークと逆で、太陽が真上にある昼間より、角度が40度くらいの、朝夕のほうが多くなります。
このように、目に入る紫外線量は、角度にも関わります。
東洋人と西洋人では顔面の骨格の構造が異なるため、平坦な顔面骨格の日本人は、ホリの深い欧米人と比べ、おでこが目に陰をつくりにくく、紫外線が比較的多く入ってしまうのです。
紫外線が多い時間帯はいつごろか
紫外線が多い季節は、いつでしょうか。
暑い夏が多くなるという印象を持っている方も少なくありません。
各地で1番多い紫外線量になるのは、共通して7月頃ですが、5月頃からじわじわと増えてきます。
そして、梅雨のイメージが強い6月は地域によっては、8月と同じ紫外線量になります。
このように、季節でも特に気を付けたいタイミングがあるように、紫外線は、1日の中でも、気を付けておくべきタイミングがあります。
一日の間で紫外線量が一番多くなるのは、10時から14時です。
しかし、先述したように、角度によって、目に入ってくる紫外線量は多くなってしまうこともありますので、外出するときは、いつでも油断してはならないということですね。
紫外線対策のサングラス・メガネを選ぶポイント
目の病気になってしまう前に、しっかりと紫外線対策をしましょう。目に入る紫外線を少なくするため、サングラスやメガネが有効です。
しかし、色のついたメガネをつけるだけで紫外線をカットできるわけではありません。
ここで、注意点をご紹介します。
紫外線透過率を確認する
紫外線対策に有効なサングラスには、「紫外線透過率」または「紫外線カット率」という表記があり、どのくらい紫外線をカットしてくれるのか、数字で表してあります。
透過する紫外線の量が少ないほうがいいので、数字が小さいほうが好ましい。
・紫外線カット率
紫外線をカットする力の表記なので、数字が大きいほうが好ましい。
上記2点に注意して、数字を見てみましょう。
色の濃いレンズのサングラスについて
目は、暗いところだと、より多く光を取り込もうとするため、瞳孔が開きます。
よって、色の濃いサングラスをして視界が暗くなると、同様に、瞳孔が開きます。
このとき、このサングラスに紫外線をカットする力がなければ、とても危険な状態となります。
目がより多くの光を取り込もうとしている状態で、紫外線は、普段より多く入ってきてしまうことになります。
コンタクトの場合
普段からコンタクトを使用しているのであれば、コンタクトにUVカット機能があるものも売り出されているので、こちらも検討してみましょう。
普段からの紫外線対策が、自然とできるようになるので、おすすめです。
最後に
瞳孔についての目の仕組みと、紫外線が多い時間帯を知ったあなたは、正しい方法で紫外線をカットすることができるでしょう。
長時間での外出や、紫外線が多い時期でのレジャーでは、肌でなく、目に入る紫外線も意識して、対策ばっちりでお出かけしましょう。
オシャレで機能もよいサングラスをつけて出かけるのが、楽しみですね。
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