名古屋市熱田区にある熱田神宮では2018年6月に熱田まつりが開催されます。
熱田まつりは熱田神宮の祭典の中で最も重要な神事とされ、名古屋市民にとっては夏の始まりを告げるお祭りとして親しまれています。
前夜祭を含めて2日間の日程で行われ、花火の打ち上げや歌謡大会・舞踊・献茶・スポーツなどさまざまな分野の催し物が開催されることで毎年多くの参拝客が訪れる人気のお祭りです。
今回は、熱田まつり2018の日程・花火・前夜祭の日にちや雨天時についての情報をまとめました!
熱田まつり2018のみどころ
熱田まつり2018とは?
熱田まつりは、別名「尚武祭」とも称される熱田神宮最大の神事で、この日は本宮で皇室の繁栄と国の平和が祈念される大祭典です。
神にお供え物を捧げる、という意味で多種多彩な奉納行事が行われ、勅使と呼ばれる天皇の使者が奉納参拝されることでも有名です。
三種の神器のひとつ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を祀る熱田神宮は、伊勢神宮に次ぐ権威のある神社といわれ、熱田まつり当日は約25万人もの参拝客で賑わいます。
熱田まつり例年のみどころ
本宮の例祭
熱田神宮ではもっとも重要かつ厳粛な祭事とされ、当日は特別な装束に身を包んだ神職者達によって祈念がおこなわれます。
普段めったに見ることの出来ない、天皇陛下の勅使による奉納・奏上のようすなども必見です。
鏡内での奉納行事の数々
柔道や剣道、俳句や神楽・茶席をもうけての献茶など、鏡内で様々な奉納行事がおこなわれ、日本の伝統や文化を肌で感じることができます。
素人のど自慢や写真コンテストなど、自由に参加できる奉納行事も多数ありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
献灯巻わら
例年夕方17時30分頃~20時30分のあいだ、神宮の各門に奉飾されます。
半球状に365個と縦に12個の提灯を飾った献灯巻わらは、神殿から受け継いだろうそくの火でひとつひとつに灯りがともされます。
夜の鏡内を見事にライトアップする、その幻想的な姿は息をのむ美しさです。
花火大会
こちらも神への奉納とされ、毎年1000発の花火が夜空を彩ります。
午前・夕方は「色玉」夜は「音玉」が打ち上げられます。
花火は神宮公園が打ち上げ会場となり、終了まで立ち入り禁止となります。
鏡内からは見えにくいので、早めに見物の場所を確保しておきましょう。
熱田まつり2018の日程とスケジュール
熱田まつりは毎年6月5日と決まっており、その前日には各参道やその周辺に露店が並ぶ前夜祭も行われます。
また、例祭の始まりと終わりを告げる「音玉」「色玉」の花火も打ち上げられます。
熱田まつり2018日程
前夜祭
6月4日(月)2018詳細確認中
・例年14:00~露店出店
・17:00~20:30素人のど自慢コンクール予選
熱田まつり
6月5日(火)
花火
6月5日(火)2018詳細確認中
・9:30~10:10 音玉
・18:30~18:45 音玉
・19:40~20:30 色玉
雨天時の花火・露店
雨天時、夜の花火大会は例年翌日6月6日へ順延となります。
もし、翌日も雨の場合は残念ながら中止となってしまいますので、ホームページなどでチェックしてみてくださいね。
前夜祭の露店に関しては特に雨天中止などの決まりはありませんが、店舗により出店していない場合もありますのでご注意ください。
熱田神宮へのアクセス方法
〒456-8585名古屋市熱田区神宮一丁目一番一号
電車でのアクセス
正門は南門となりますが、ほかにも東門・西門と三ヶ所の入口がありますので、アクセスしやすいルートを選びましょう。
各駅構内に神社までの案内表示がありますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
名鉄名古屋本線「神宮前駅」
西口から徒歩5分で東門へ到着
JR「熱田駅」
西側出口から徒歩10分で東門へ到着
地下鉄名城線「伝馬町駅」
1番出口から徒歩3分で南門へ到着
地下鉄名城線「神宮西駅」
2番出口から徒歩5分で西門へ到着
車でのアクセス
6月5日は熱田神宮駐車場は利用できません。
当日は熱田区内全面駐車禁止となりますので公共交通機関でお出かけしましょう。
まとめ
名古屋では熱田まつりを浴衣の着始めとする慣わしがあり、地元ではこの日の為に浴衣を新調するのも珍しくありません。
まさに夏の訪れを告げる、名古屋の大イベントなんですね。
日本の情緒あふれる熱田まつり、格式高い神々の集いにぜひ出かけてみてください。
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