引っ越しが決まったけど、手続きはどうすればよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。もちろん荷物をまとめて移動させるだけが引っ越しではありません。
引っ越し前にするべき手続きは引っ越し業者のみならず、水道・電気・ガスの他にもインターネットや住所変更など数多くあります。
これらの手続きをしないまま引っ越してしまうと、翌月分の料金を余分に払わなければいけなかったり、引っ越してすぐに生活に必要な設備が使えなかったりと大きな問題に発展してしまいます。引越し後の新しい生活で良いスタートを切るためにも見落とし無く手続きを済ませておきたいですね。
出典:http://magazine.campus-web.jp/archives/54897
引越し前に済ませておくべき手続きは?
インフラ会社への転出、転入届
・ガス
・水道
・インターネット
・固定電話
これらは必ず引っ越しの前に各会社に連絡をして引越しの日に止めてもらうようにしましょう。
このときに引越し先でインフラをスタートさせる日の手続きを済ませておくと後々の手間が省けます。
引越し先のインフラ設備の説明もありますので、引っ越し業者に確認をとって最適な時間に来てもらうようにしましょう。遅くとも一週間前には済ませておくのが一般的です。
もし連絡をしなかった場合は、引越し先で生活をしているにもかかわらず引越し前の部屋の各料金を支払わなければならなくなります。
また、カード会社や携帯電話会社などの住所変更も忘れずに。
役所への転出、転入届、国民健康保険の手続き
まず引越し前の地区の役所へ転出届を出し、転出証明書を発行してもらう必要があります。その後、引っ越し先の地区の役所へ引っ越しが完了してから14日以内に先ほどの転出証明書を持って行き転入届の手続きが完了します。
また国民健康保険は引越し前に資格喪失届を出しておく必要があります。
3月の引っ越しシーズンは役所が大変混み合うので余裕をもって手続きをするようにしましょう。
警察署への免許書の更新
免許書は引越し先が引越し前と同じ都道府県で無い限り、免許書ごと作りなおす必要があります。同じ都道府県の場合は、警察署で裏面に新住所を記載してもらうだけで終了です。
ごみ収集会社への粗大ごみ回収の連絡
引っ越し先に持っていくつもりの無い粗大ごみは引越し前にごみ収集会社へ連絡して処分してもらうようにしましょう。
粗大ゴミの他にもいらないものがあれば売ってしまうか処分するようにしましょう。引越し先で処分するとなれば、引っ越し代が余分にかかってしまい損です。
郵便局への転送届
引越し前の住所に送られてきたあなたの郵便物を引越し先へ転送するために郵便局へ転送届を出す必要があります。こちらはわざわざ郵便局へ出向かわなくともインターネットでの手続きが可能なようです。このサービスは無料で転送期限は1年間です。
学校への転校届け
こちらはお子さんがいる方に限りますが、学校へ転校届けを出す必要があります。流れとしては、まず担任の先生に口頭で転校の主旨を連絡してください。そして学校側に在学証明書と教科書給与証明書を発行してもらわなければいけません。転校届の用紙は学校にあります。
また学校側も転校に伴い様々な手続きをしなければならないので遅くとも1ヶ月前には連絡を済ませることが必要です。
不動産(大家さん)への鍵の受け渡しの連絡
引っ越し先を決める際に鍵の受け渡し日を決める場合がほとんどですが、この点もしっかり確認しておく必要があります。引っ越しをスムーズに済ませるためにも、日にちだけではなく具体的な時間まで決めておくと確実でしょう。
一般的には入居日の前日か当日に鍵を受け渡してもらうのが平均です。
最後に
以上が引っ越し前にしておかなければならない手続きの7点です。
これらのどれか1つの手続きが欠けるだけで引越し先での生活の大きな障害となってしまいます。
特にインフラに関しては死活問題です。引っ越し先で困らないためにも必ず引っ越し前に余裕をもって手続きを済ませるようにしましょう。
いずれの手続きも引っ越しの1ヶ月前に全て済ませておくことをお薦めします。
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