梅雨が明け、本格的な夏を迎える頃になると、暑中見舞いが気になってくる時期ですね。
暑中見舞いは、いつもお世話になっている方や友人、またしばらくご無沙汰をしてしまっている方に、日頃のお礼や近況報告を兼ねて、相手の安否を気づかうお便りです。
せっかくの季節のお便りですので、相手に失礼にならないような時期に出したいですね。
暑中見舞いはいつからいつまでの期間に出せば失礼にならないのでしょう。
また、うっかり暑中見舞いの時期を逃してしまった場合、残暑見舞いはいつからいつまでの期間に出せばよいのでしょう。
今回は、暑中見舞いの具体的な期間、また、残暑見舞いとの違いについてご紹介します。
出典http://juju3291.exblog.jp/16538305/
暑中見舞いとはどんなものなのでしょう
暑中見舞いとは1年で一番暑い時期に、相手の健康を気づかう便りを出し、お互いの近況を報告し合う、夏季の挨拶文ですね。
特に、日頃なかなか会えない友人や遠方に住んでいる身内の方などには、お便りを出す良い機会です。
無沙汰の詫びをしつつ、近況を報告することで、会えなくても良好な関係を保ち続けることができるでしょう。
もちろん、普段お世話になっている方や、頻繁に顔を合わせている方など、ずっとお付き合いを大切にしていきたい方に送ることも大事です。
日頃のお礼も兼ねて送ることで、よりよい関係を築くことができるでしょう。
1年で最も暑い時期になりますので、相手の健康を気づかう心のこもった内容が一番大事です。
暑中見舞いはいつからいつまでの期間?
では、暑中見舞いとはいつからいつまでに出せばよいのでしょう。
これには、諸説あるようですので、下記にご紹介します。
2015年は7月20日~8月7日までが夏の土用にあたります。
土用とは、季節の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬の前18日間をいいます。
2015年は7月7日~8月7日までになります。
7月上旬ころ~8月7日までになります。
以上の3つが一般的に定められています。
暑中見舞いは、1年で一番暑い時期に出すものですので、梅雨が明け夏本番を迎えたころから出しはじめ、立秋前日の8月7日までに届くようにした方がよいでしょう。
お中元との違いは?
暑中見舞い同様、日頃の感謝を表す季節のご挨拶として、お中元がありますね。
お中元とは日頃お世話になっている方への感謝やお礼を、品物を贈ることで表すしきたりです。
それでは暑中見舞いとお中元の2つには、どのような違いがあるのでしょう?
お中元と暑中見舞いでは、時期が異なります。
暑中見舞いのお便りは、全国共通で立秋の前日までに出します。
お中元は、地域によって時期が異なります。
東日本では7月上旬~15日までに贈る物をお中元、7月16日~8月15日までは暑中見舞い、8月16日以降は残暑見舞いといいます。
西日本では、8月15日まではお中元、8月16日以降は残暑見舞いというのが一般的です。
贈る地域によって違いがありますので、覚えておくとよいでしょう。
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お中元の詳しい記事はこちら
残暑見舞いとはどんなもの?
残暑見舞いとは、上記の暑中見舞いの期間が過ぎてしまった場合に出す、季節の便りです。
では、残暑見舞いはいつからいつまでに出せばよいのでしょう。
残暑見舞いは、立秋以降~8月31日までの期間と決まっており、2015年は8月8日~8月31日までとなります。
暑中見舞いと大きな違いは、送る時期が明確に決められているところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
季節のお便りとしてなじみの深い暑中見舞いですが、出す期間が立秋を境に決まっているということは、意外と知られていないかもしれませんね。
暑中見舞い、残暑見舞いで一番大事なことは、1年で一番暑い時期に相手をいたわり、気づかうところでしょう。
昔からの本来の意味を忘れずに、心のこもった暑中見舞い、残暑見舞いを送りたいですね。
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