小学校・中学校の入学祝いとは、贈るものが変わってくる高校入学祝いですが、何を贈ったらいいのか迷いますよね。
今回は、入学祝いを贈るのはどの親戚までなのか、甥・姪・孫に贈るにはどのくらいの金額が相場なのか、渡す時期はいつが良いのかについてまとめました。
出典https://www.flickr.com/photos/31655233@N02/2963322317/
一般的に入学祝いはどの範囲まで渡すものなのか?
入学祝いは親族間の「内祝い」であり、甥・姪・孫までに渡すのが一般的です。
それ以外の親族(いとこなど)では、日頃のお付き合いの度合いに応じて渡すかどうか決めてよいでしょう。
現代では内祝いというと、「頂いたお祝いのお返し」のことと捉えられていますが、本来の意味は「身内のお祝い」。
つまり、祝いごとがあったときに親族で集まり、報告や挨拶を兼ねてお披露目会を行うことでした。
ですので、友人・知人で「内祝い」をおこなうのは不適切ということですね。
しかし、相手を祝いたいという気持ちが大切ですので、甥・姪・孫以外にも親しい友人・知人に贈る方もいます。
甥・姪・孫だけでなく家族ぐるみで付き合いのある友人や、自分の子供にお祝いを頂いた場合などに贈るとよいでしょう。
その際には、あまり高価なものを贈っても相手を困らせてしまうことになりますので、気持ち程度の金額(相場は3千円~5千円程度)がベター。
渡す時期はどれくらい?
入学祝いは、入学が決まったらできるだけ早く送るようにしましょう。
入学式の2~3週間前には届くようにします。
入学式前は、なにかと学校で使うものをそろえる時期ですので、この時期にお祝いを贈ると喜ばれます。
送る時期が遅れてしまった場合、品物を現金や図書券、商品券にすると後々も使いやすいでしょう。
中学卒業祝いと高校入学祝いですが、入学祝いを優先させます。卒業祝いは贈る必要がありません。
何を渡すべき?
高校入学祝いには、古くからの決まりがありません。そのため、特にこれはダメというものはないのです。
何かと物入りな時期ですので、商品券や図書券、現金などを贈ると喜ばれます。
品物を贈る場合、本人と親しければ、欲しがっていたものや、高校で使う文具などを贈ってもいいでしょう。
これから長く愛用できそうなもの、授業で使うもの、生活で使うものなどが喜ばれます。例えば下記のようなものはいかがでしょうか。
・電子辞書
・腕時計
・デイバッグ
高校生ともなると、自分の趣味がしっかりしています。
事前に本人の好みを確認してから購入するか、本人と一緒に買い物に行くのも良いでしょう。
品物を贈る際は、高価すぎると相手方も負担に感じてしまうので、10,000円~30,000円位を目安としてお祝いを贈りましょう。
また、本人に渡すことの多い入学祝いですが、子供に自由に使えるお金をあまり持たせたくないという親御さんもいます。
ご両親にも、しっかり確認しておくと安心ですね。
現金を渡す場合、甥・姪・孫に渡す場合の金額の相場は?
お祝いの金額は、お付き合いの深さや社会的立場によっても変わってきますが、甥・姪・孫でしたら、相場は10,000円~30,000円が一般的です。
経済状況にもよりますが、入学にもお金がかかる高校入学です。
お孫さんには、少し多目につつむ家庭も多いようですが多くても10万円を上限と考えましょう。
ご友人には一般的に5,000円くらいが相場ですが、あなたのお子さんが入学祝いを頂いた場合は、同じ金額を返すのが常識です。
のしについて
「お祝いごとだから紅白の水引なら大丈夫でしょ?」と思いがちですが、のしには種類があり、特に現金を贈る際にはのし袋の選び方に気をつけなければなりません。
最後に
高校入学祝いは、人生の節目をお祝いするとともにこれからの学校生活を応援するものでもあります。
喜んでいただけるように、しっかりと相手のことを思いやれるといいですね。
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