あなたは山形県米沢市で行わる、米沢上杉まつりというお祭りをご存知ですか?
2017年ももちろん開催!
このお祭りは、上杉家の家祖である上杉謙信公を祀る上杉神社と、名君上杉鷹山公を祀る松岬神社によって行われ、期間中は市内がまつり一色に彩られます。
メインイベントである川中島合戦以外にも、ステージイベントや民踊流しなど様々なイベントが行われるのも特徴的です。
今回はそんな米沢上杉まつり2017についてご紹介します。
出典http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008050301000488.html
米沢上杉まつりってどんなお祭り?
米沢上杉まつりとは、上杉謙信公を祭神とする上杉神社と、米沢藩初代藩主景勝公と9代目藩主治憲を合祀する松岬神社の春の例大祭に合わせて行われるお祭りです。
開催期間は毎年4月下旬から5月上旬にかけてで、その間献茶祭や武てい式、上杉行列、川中島合戦など様々なイベントが行われます。
出典:youtube
米沢上杉まつり2017の見どころは?
米沢上杉まつりは様々なイベントが数多くあるので、どれを見ようか迷いますよね。
ここでは、おまつりの中でも特に大きなイベントである武てい式・上杉行列・川中島合戦についてご紹介します。
武てい式
上杉謙信公の出陣の儀式です。
当時の儀式さながらに、約1時間にわたって荘厳に執り行われます。
上杉行列
御輿や山車、騎馬武者、鼓笛隊など千数百人におよぶ上杉の行列が市内を練り歩きます。
川中島合戦
戦国時代最大の戦いといわれている上杉軍と武田軍の激突を再現します。
両軍が入り乱れる合戦のシーンはとても迫力があることで有名です。
2016年の武てい式はどんな内容だった?
2016年の武てい式は5月2日の夜に松川河川敷で行われました。
武てい式とは、上杉謙信が生涯において陣頭にたった70余りの戦の出陣の前に自我を払うために行われた儀式です。
このイベントでは、武てい式保存会会員ら約140人が出演し、かがり火が灯るなか、会場は戦国ムードに包まれました。武てい式の全体的な流れは以下の通りです。
(2) 総登城の太鼓が打ち鳴らされ、武将が集結し青龍隊・馬廻組槍隊による演武が行われる
(3) 神官たちによる軍神勧請が行われ、上杉鉄砲隊による発砲が行われる
(4) 上杉謙信が五沽水の儀を行い、神前に供えられた水を水筒に移し、各武将へ配る
(5) 上杉謙信の和歌が朗詠され、出陣する
この武てい式の催しでは、わずかながら座れる席があるので、座ってご覧になりたい方は1時間前には会場に到着しておく必要があります。
また観覧しやすい中央の席は有料ですので、事前に予約が必要です。
2017年米沢上杉まつりの日程は?
2017年の米沢上杉まつりは、4月29日(土)から5月3日(水)の期間に行われます。29日は開幕祭が開かれ、ステージイベント等で盛り上がります
先ほどご紹介した武てい式は、最終日の前日にあたる5月2日にあります。
最終日の5月3日は、上杉行列と川中島合戦が行われる予定です。
オススメの日にちは、武てい式が行われる2日と上杉行列ならびに川中島合戦が行われる最終日です。
当日は雨天時でも基本的に決行されますが、荒天の場合は翌日に順延されますのでご注意ください。
ちなみに、松川河川敷は駐車場がないため、車でお越しの方は近くの無料駐車場か米沢市役所をご利用ください。
まとめ
米沢上杉まつりは、戦国時代の情緒が好きな方には打ってつけのおまつりです。
今回オススメした武てい式やメインイベントである川中島合戦はとても迫力があり、一見の価値があること間違いなしでしょう。
興味のある方は是非参加されてみてはどうでしょうか。
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