長野県上田市で行われる、上田真田まつり2017をご存知ですか?
このおまつりでは、真田一族にスポットを当て鉄砲隊による演武や真田軍対徳川軍の決戦が再現されます。
このほかにも上田真田楽市楽座をイメージした屋台が出たり、講演会が開かれたりと真田一族が幅を利かせていた当時の空気を存分に味わうことができます。
大手通りでは、音楽隊が歩いたり民謡を踊ったりと1つのイベントで様々な楽しみ方があるのも特徴的です。
今回はそんな、上田真田まつり2017の情報についてご紹介します。
出典:http://www.uedasanadamatsuri.jp
上田真田まつりとは?
上田真田まつりとは、長野県上田市の上田城を舞台に繰り広げられる歴史絵巻のお祭りです。
舞台のスポットは信濃国の豪族であった真田一族で、真田軍対徳川軍の決戦劇はこのおまつりのメインイベントといって良いくらい有名です。
真田一族って?
ここでは真田家がどんな一族だったのかについてご紹介します。
真田幸隆(1513~1574)
真田一族=強いというイメージは、真田幸隆が武田信玄に出会ったことから始まります。
ここから真田一族は、武田の力を背景に山間に小さな村を作ったりしていました。
ちょうどその頃、武田信玄は砥石城の攻防戦で生涯最大ともいうべき敗北を喫していましたが、幸隆はその砥石城を調略により乗っ取り武田家の有力武将にまでのし上がりました。
真田昌幸(1547~1611)
そんな幸隆の三男として生まれた昌幸は、幼いころから信玄の側近として仕え育てられます。
のちに昌幸は稀代の戦略家として成長し、徳川の大軍を2度も討ちのめしました。
真田幸村(1567~1615)
その昌幸の次男でとして生まれたのが真田幸村です。真田一族の中で幸村の名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。
幸村は大坂冬の陣にて出城「真田丸」を築き、徳川に3度目の敗北を味わわせました。
夏の陣においても幸村は奮闘し、一時は家康に自刃を覚悟させるまで追い詰めましたが、49歳で戦死しました。
幸村のこうした戦いぶりは様々な伝説を生み、小説の題材にもなっています。
上田真田まつりで行われる真田軍対徳川軍の決戦劇では、幸村の活躍を存分に楽しむことができるのでオススメです。
また上田市では9月にも「真田幸村公出陣ねぶた」という大行列のイベントが行われています。
上田真田まつり2017の見どころは決戦劇!一般の参加は?
上田真田まつりの見どころといえば、真田軍対徳川軍の決戦劇です。
先ほどご紹介した真田幸村の活躍を是非ごらんください。
またこの決戦劇は一般からの参加を募集しています。参加条件は、高校生以上で未成年者の場合は保護者の同意があることです。
参加者は、3月中旬から4月中旬にかけて行われている練習に2回以上参加する必要があります。
また、上田真田まつり前日と当日の朝に行われるリハーサルにも必ず参加しなければいけません。
出典:youtube
上田真田まつり2017の日程は?
2017年の上田真田まつりの決戦劇は、4月29日12:15から上田城跡公園芝生広場で行われます。
先ほど、イベントの見どころとして決戦劇を挙げましたが、上田真田まつりはその他にも楽しいイベントが様々あります。
上田駅では、上田真田楽市楽座が開かれイベントの案内やおみやげが売られています。
原町・海野町・松尾町商店街では、パレードや出陣の儀・太鼓などが開催され、真田一族の歴史についての見識が深まること間違いなしです。
戦国絵巻の再現だけでなく、色々なイベントを楽しむことができるのもこのおまつりの魅力ですね。
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