鎌倉明月院は紫陽花寺の愛称で親しまれ、6月梅雨時期の境内は見頃を迎えたあじさいの美しいブルーで包まれます。
2018年ももうすぐあじさいの見頃を迎えますが、鎌倉明月院は毎年多くの見物客が訪れるためゆっくりあじさいを楽しめなかった人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、今回は鎌倉明月院の混雑の少ない時間帯を調べました。
紫陽花寺・鎌倉明月院の2018年あじさいの見頃・アクセス方法と合わせてご紹介します。
鎌倉明月院が紫陽花寺と呼ばれる由来
鎌倉明月院とは?
長谷寺・成就院と並ぶ鎌倉の「紫陽花3大名所」のひとつで、上杉重房坐像をはじめとする数々の重要文化財や、史跡などを有する由緒正しきお寺です。
鏡内にある鎌倉最大のやぐらや鎌倉十井のひとつ「瓶の井」などのほかに、院内の建築物も美しいことで有名です。
紫陽花寺の起源
戦後に植えられた数本の紫陽花が年々広がりを見せ、現在では寺全域に2500株もの紫陽花が咲き乱れることから、「紫陽花寺」と称されています。
明月院の紫陽花はそのほとんどが、日ごとに深いブルーに染まってゆく「姫あじさい」という日本古来の品種です。
明月院では「淡い青から母なる色・空の青・海の青になり、最後は大地に還る悠久の青」との意思から、境内は姫あじさいでほぼ統一され、そのようすは「明月院ブルー」とも呼ばれています。
紫陽花寺・鎌倉明月院のあじさい2018年見頃
紫陽花寺・鎌倉明月院2018年見頃
あじさいのシーズンは6月上旬から7月中旬となり鎌倉明月院の紫陽花もいっせいに花を咲かせますが、この時期の姫あじさいはまだ色が淡いです。
少し遅めの時期6月下旬から7月下旬にかけてが「明月院ブルー」の最高の見頃となりおすすめです。
鎌倉明月院では、庭園に咲く花菖蒲もおすすめですので、ぜひこちらも立ち寄ってみてくださいね。
混雑の少ない時間帯
紫陽花寺・鎌倉明月院は大勢の観光客で賑わうため、土日だけでなく平日もかなりの混雑が予想されます。
ねらい目は開館すぐの午前中です。
朝8:00頃から少し並んで8:30の開館を待つことになりますが、混雑も少なくゆっくりと院内を楽しむことができおすすめです。
紫陽花寺・鎌倉明月院へのアクセス方法
紫陽花寺・鎌倉明月院近隣にはほとんど駐車場がなく、あじさいシーズンにはかなり混雑しますので、電車でのアクセスをおすすめします。
車で行く際には、比較的駐車場の多い「鎌倉駅」周辺から徒歩で向かうと良いでしょう。
電車でのアクセス
東京駅から戸塚駅間で各路線と乗り換えができスムーズです。
北鎌倉駅下車後、横須賀線の線路沿いを南方向に進むと案内標識があり、徒歩10分弱で到着します。
車でのアクセス
日野インター入口交差点から国道21号線を南下後直進し、突き当たりを左折し20分ほどで到着
駐車場
なし
最後に
紫陽花は雨のしずくをうけると一層美しさが映える、まさに雨に咲く花です。
梅雨の時期は家にこもりがちですが、傘をさして紫陽花寺を訪れてみてはいかがでしょう。
鮮やかに咲き誇る明月院ブルーの光景を体感してみてくださいね。
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