自動車税還付金の手続き方法と金額は?名義変更と軽自動車は対象外

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 automobile tax

車を持っていると、日々のお買い物やレジャーなど、行動範囲も広がりとても便利ですね。

しかし、車を所有していると何かとかかるのが、維持のためのランニングコストです。

すぐに思いつくものとしては、ガソリン代や車の保険代などがありますが、それ以外にたくさんの税金が掛かっていることをご存じでしょうか?

今回は、自動車を所有していると必要となってくる税金の内容や、車を手離した場合に戻ってくる還付金についてご説明したいと思います。
出典https://clubmini.jp/10642

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目次

自動車を所有しているとどのような税金がかかる?

税金

出典http://www.tcs-j.jp/news/平成27年4月より軽自動車税が-増税されます。/

車を所有していると、どのような税金が必要となってくるのでしょう。

どのような種類の税金がかかり、維持費として年間にどのくらいかかるのか把握しておきたいですね。

主なものとしては、下記のような税金があります。

・自動車税
・自動車重量税
・軽自動車税
・ガソリン税

自動車税

毎年4月1日の時点で、車の所有者に対して課される税金で、車を所有していることに対して支払う税金です。

4月1日から翌年3月31日までの1年分を、前払いで一括に納めることになっています。

毎年ゴールデンウィークの頃に納税通知書が届きますので、5月末日までに納めます。

税額は車の排気量、車種、用途によって細かく変わってきます。

地方税となり、詳しい金額は各都道府県のHPに掲載されていますので、ご確認下さい。

軽自動車税

所有している車が軽自動車の場合、上記の自動車税ではなく、軽自動車税を納めるようになります。

自動車税同様、毎年4月1日時点での所有者に、1年分の税金を納める義務があります。

2015年4月より、現行の7,200円から10,800円に税額が上がりました。

すべてが対象車ではなく、2015年4月以降に購入された新車のみが対象となります。

中古車や現在すでに所有されている車は、現行のままの7,200円となります。

自動車重量税

自動車重量税は車の重量に応じて支払う税金です。

主に道路を維持管理することを目的に使われています。

新車を購入した場合は、購入時に3年分の重量税を支払い、その後は2年ごとの車検時に支払います。

中古車を購入した場合は、次回の車検の時まで支払う必要がありません。

税額は車検証に記載されている車両重量によって決められており、重量が重いほど税額も大きくなります。

また、エコカー減税対象車や低公害車は、税額が優遇されています。

国税となりますので、詳しい金額は国税庁HPでご確認ください。

ガソリン税

ガソリンを購入した際に、必ずかかってくる税金です。

1リットルあたり53.8円という税額が決まっており、最近のようにガソリンが1リットルあたり150円ほどだと、3分の1以上は税金ということになりますね。

ガソリン税は、道路整備を目的に50年以上も前に制定された税金です。

諸外国と比べても税率が高いこともあり、たびたび国会でも議論となっていますが、東日本大震災もあり復興のための予算が必要なため、現在もそのまま引き続いている税金です。

自動車の税金のうち還付金があるものは?

車を所有していると、様々な税金が掛かってきますが、車を手離したり廃車にした場合、納めた税金はどのようになるのでしょう。

以下の2つの税金については、還付金がありますので、手続き方法などを詳しくご説明したいと思います。

自動車税

自動車税は所有車を抹消登録した場合、税金の還付受けることができます。

抹消登録とは、一時的に使用を辞めるだけの一時抹消登録から、廃車による永久抹消登録までを含みます。

車を譲渡し名義変更によって手離した場合、その車自体は抹消登録されませんので、還付の対象となりませんので注意しましょう。

還付金は、抹消登録をした翌月から翌年3月までの税額が戻ります。

登録を抹消することが決まっている場合は、手続きを早く取った方が還付金も多くなります。

還付金を受け取る一般的な方法としては、車を預けた業者などが陸運局へ行き抹消手続きをおこないます。

手続きが完了すると、陸運局より所有者へ支払通知が届きますので、それを待ちましょう。

必要書類を用意すれば、郵便局や銀行振り込みなどで還付金を受け取ることができます。

ちなみに、軽自動車税は税金が安いこともあり、途中で抹消登録をしても税金は還付されませんので、注意しましょう。

自動車重量税

自動車重量税の還付を受ける条件としては、リサイクル法に基づいた解体処理をする車が対象となります。

一時的にナンバープレートを返納しただけの一時抹消や、解体処理を伴わない抹消登録も還付の対象となりませんので、ご注意ください。

手続きの方法としては、永久抹消登録をした際、一緒に自動車重量税の返金手続きを行います。

抹消登録をした翌月から月割りで還付金が戻りますので、こちらも廃車が決まっている場合は、早めに手続きを取ると良いでしょう。

また、車検の有効期間が1ヶ月以上残っていることも税金が還付される条件となっていますので、注意しましょう。

自動車税の還付金・まとめ

車を所有していると、本当にたくさんの税金が掛かってくることが分かりますね。

車を所有する際は、購入時の価格だけでなく、燃料や税金面も含めた長期的なランニングコストも視野に入れて、検討することが大事といえるでしょう。

軽自動車やハイブリットカーなどは、燃費も良く税金面でも優遇されている車がたくさんあります。

ご自分の生活スタイルに合った車を見つけ、賢く車生活を送りたいですね。

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