梅雨から初夏にかけて多く目にするびわの果実ですが、びわの葉エキスがやけどやアトピーに効果があるってご存知ですか?
自宅で簡単に作れるびわの葉エキスの作り方や使い方、驚きの効能を詳しくご紹介します。
美肌になると評判のびわの葉化粧水や、入浴方法などもご案内しますので、ぜひお試しくださいね。
びわの葉エキスの成分と効能
びわの葉がアトピーなどに効く理由
びわは古来から木の枝や葉、その実だけでなく皮や種全ての部分に薬効成分があるとされ、別名「大薬効樹」などと呼ばれ、万能薬として親しまれてきました。
特にびわの葉には抗ガン消炎に良いとされるアミグダリンや、解毒作用のあるサポニン・血液をサラサラにするタンニンなど、紹介しきれないほどの有効成分が含まれます。
これらの消炎効果・解毒効果・体内まで浸透して体のサビを抑える抗酸化作用などが全て集結し、自然治癒力を高めてくれます。
びわの葉の効能
にきびやアトピーなどの肌の炎症を抑えるだけでなく、体の内側から働きかけその根本となる原因に直接アタックしていきます。
血液をきれいに浄化させることにより自律神経が正常に働くとともに、アレルギーなどの皮膚疾患、むくみや気管支疾患・高血圧などの現代病にも効果を発揮します。
そのほかには下痢や解熱、血糖値の改善・鎮痛作用など、多種多様な効能があることで有名です。
また、びわの葉だけではなく、びわの果実自体にもうれしい栄養や効能がたくさんあります。
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びわ酒の作り方や効能についてはこちらから
びわの葉エキスの使い方
びわの葉化粧水
びわの葉エキスを、普通の化粧水と同じようにコットンなどに含ませ、パッティングをし患部に直接塗布します。
香りもいいですし、美白効果も期待できます。
びわの葉温灸法
びわの葉を直接患部にはりつけ、上からカイロや熱い蒸しタオルなどで熱を与え、皮膚からエキスを吸収させるといったものです。
後ほどご紹介するびわの葉エキスでも応用でき、痛い・かゆい部分に即効性があるため、虫刺されや水虫などにも効果があります。
びわの葉エキスを飲む
びわの葉エキスを、お茶やリカーの水割りなどにすると、直接体内に取り込むことができます。
その分効果も大きく、寝起きがよくなる・内脂肪が減る・血圧が下がるなど、多くの体験の声が聞かれます。
びわの葉エキスの作り方
びわの葉は濃い緑色で葉がツヤツヤと大きく分厚いものを選びましょう。用途によって色いろと応用してみてください。
材料
・びわの葉 40~50枚
・35度以上のホワイトリカーまたは焼酎 1L~1.8L
作り方
1.生の葉を水洗いし、タワシなどで表面の細かい毛をきれいに取り除いたら、水気をふき取り半日~1日乾燥させます。
この時、カビの原因となる水気が残らないようしっかりと乾かしましょう。
2.葉を2~3cm幅にカットしたら保存容器に入れ、上からアルコールを注いだら密封し、たまに大きく容器を振り葉の上下を入れ替え、1ヶ月ほど置いたら完成です。
そのまま飲むことも出来ますし、患部に塗ることもできます。色が茶色っぽくなってきたら葉は取り出して保存しましょう。
びわの葉化粧水の作り方
材料
・びわの葉 20枚程度
・水 500ml
・グリセリン 50ml
作り方
1. びわの葉エキスと同じく、葉をきれいに洗い乾燥させカットします。
2. 鍋に水とびわの葉を入れて火にかけ、沸騰させないように5分ほど煮だします。
3. 蓋をして十分に冷めたら葉を取り出し、ガーゼなどでこしながら保存容器に移し、グリセリンを加えよく混ぜて完成です。
防腐剤が入っていないので、必ず冷蔵庫に入れなるべく早く使い切るようにしましょう。
びわの葉茶の作り方
材料
・びわの葉 30枚
・水 2L
作り方
1. びわの葉エキスと同じく、葉をきれいに洗い乾燥させたら手でくしゃくしゃと揉み、小さく葉を砕きます
2. やかんに茶葉と水をいれ、火にかけ煮だしそのまま数時間冷まして完成です。
同じ要領で入用剤も作れますし、残ったびわの葉は湿布にも応用できます。
まとめ
びわの葉エキスにこんなに色いろな効能があったなんて驚きですね。
自然由来ですし、手作りならより安心・安全に使うことができますよね。
つらい症状が楽になる魔法のエキス、あなたのお宅にもひと瓶常備してみてはいかがでしょう。
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