お彼岸は春と秋、年に2回ありますが、2017年秋のお彼岸はいつからいつまでか知っていますか?
お彼岸のお墓参りやお供え物にもそれぞれしっかり意味があるんです。
なんとなく「お彼岸だからお墓参りいかなきゃな」なんて考えていた人もこの機会にその意味を勉強してみましょう。
今回は秋のお彼岸2017年の期間と、お墓参り・お供え物の意味についてまとめました!
出典https://minne.com/items/2387490
秋のお彼岸2017年はいつ?
「秋のお彼岸」と呼ばれるように、お彼岸は春・秋と一年に2回あります。
2017年春のお彼岸は3月17日~3月23日でしたが、このお彼岸の期間は毎年同じ日ではなく「春分の日」「秋分の日」によって変動します。
秋のお彼岸2017年はいつ?
秋のお彼岸は、2017年9月20日(水)~9月26日(火)にあたります。
毎年「秋分の日」を中日として、前後3日間の計7日間の期間が秋のお彼岸と決められています。
2017年のカレンダーでは、9月20日(水)に「彼岸入り」、9月26日(火)に「彼岸明け」と記してありますので確認してみてくださいね。
秋のお彼岸にお墓参りをする意味
秋のお彼岸に関わらず「お彼岸にはお墓参り」が常識となっていますが、実は日本だけのしきたりなんです。
お彼岸にお墓参りをする意味や、日本だけのしきたりの意味はいったいなんでしょうか?
秋のお彼岸にお墓参りをする意味
秋のお彼岸の中日である「秋分の日」は、太陽が真東からのぼって真西に沈む日です。
仏教では、私たちの住んでいる現世を「此岸(しがん)」・あの世を「彼岸(ひがん)」と呼び、此岸は西・彼岸は東にあるとされています。
太陽が真西に沈む秋分の日は、祈りが彼岸にもっとも通じるとされお墓参りをするようになったと言われています。
日本だけのしきたりの意味
お彼岸にお墓参りをするのは日本だけ、それはなぜでしょう?
答えは「春分の日」「秋分の日」にこめられた日本独自の文化に由来します。
どちらも国民の祝日ですがそれぞれ以下の意味合いがあります。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」
自然や生物に支えられ生きていることへの感謝や、ご先祖様への感謝をする日とされお墓参りをする習慣が根付いたと言われています。
秋のお彼岸お墓参りのお供え物の意味
秋のお彼岸のお墓参りには、掃除道具や花、そしてお供え物が欠かせませんね。
お墓参りのお供え物の定番といえばおはぎ。
しかしなぜおはぎをお供えするのか、その意味とはなんでしょうか?
秋のお彼岸お墓参りのお供え物の意味
お墓参りのお供え物はお菓子や果物が多いですが、秋のお彼岸にはおはぎがお供え物の定番です。
おはぎは小豆で作られた和菓子ですが、小豆のような赤い色には昔から「魔除け」の力があるといわれています。
古来日本では、お祝いや儀式などには小豆を赤飯まぜたりあんこにしたりしてお供えをしていたそうです。
魔除け=先祖の供養になる、とされおはぎがお供え物の定番となりました。
また、今では手軽に手に入るあずきですが昔は高級品であったため、「特別な物をお供えする」という意味も込められていたそうですよ。
まとめ
お墓参りは、亡くなった人との時間や会話を感じれる場所です。
お彼岸にかかわらず、落ち込んだとき・良いことがあったとき・報告したいとき、いつでもお墓参りに行ってあげましょう。
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