お葬式やお通夜は突然やってくるものです。
急なお知らせに、ハンカチの色は白・黒どっちだっけ?と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
また、喪服はしっかり黒で決めても、女性のストッキングや男性の靴下にも気を抜いてはいけませんよ。
ストッキングの色やデニール、夏・冬の季節によっても迷う方が多いようです。
今回は、お葬式・お通夜のハンカチの色や女性のストッキング男性の靴下のマナーについてまとめました。
出典http://matome.naver.jp/odai/2143107196616737401
葬式のハンカチの色
お葬式・お通夜は数珠・香典・袱紗など持ち物はたくさんあります。
突然の不幸のお知らせに慌ててしまい、マナーに気を抜いてしまった経験はありませんか?
なかでもマナーを忘れがちなのがハンカチです。
ここではお葬式・お通夜のハンカチの色やデザインについてみていきましょう。
葬式のハンカチの色
ハンカチの色は白が基本
お葬式・お通夜のハンカチは無地の白色が基本です。
日本では亡くなった人を白装束であの世へお送りするため、その色とあわせてハンカチは白とされているようです。
しかし、近年ではその風習がうすれ黒やグレーのハンカチを使用する人も多くなっています。
お葬式・お通夜は急にやってくるものですので、白のハンカチを持っていない場合は黒やグレーなど地味な色で代用しても問題ないでしょう。
刺繍やレースのハンカチは?
お葬式・お通夜のハンカチは無地が基本です。
しかし、ハンカチの色と同色の刺繍や、控えめなレースであれば問題ありません。
派手な柄や刺繍のハンカチは悲しみの場にふさわしくないので、お葬式・お通夜には控えましょう。
また、光沢のある素材やラメ・ストーンなどの装飾があるハンカチもふさわしくありません。
ハンカチの素材は?
ハンカチの素材は、綿・シルク・ポリエステルなどさまざまあります。
お葬式・お通夜のハンカチは、吸水性が良い綿がおすすめです。
ただしシワになりやすいのでしっかりたたんで収納しましょう。
シルクやレーヨンのハンカチは水に弱い素材ですので避けたほうが良いでしょう。
葬式の女性ストッキングの色
お葬式・お通夜では、女性の多くはひざ下丈のスカートを着用します。
この時、ストッキングの色にもマナーがありますので注意しましょう。
また、冬場の寒い時期にはストッキングではなくタイツを履きたい時もありますよね。
しかしお葬式・お通夜の場にタイツはふさわしいかどうか迷った経験ありませんか?
ここでは、お葬式・お通夜の女性ストッキングの色や厚さについてみていきましょう。
葬式の女性ストッキングの色
ストッキングの色は黒が基本
お葬式・お通夜のストッキングは季節を問わず黒色の薄いストッキングが基本です。
近年、お通夜では「急いで駆けつけました」という服装のためにあえてヌードストッキング(肌色)を選ぶ方もいるそうです。
また、遺族・近親者は黒色で参列者は黒色もしくはヌードストッキング(肌色)、という認識の方もいるそう。
厳格なマナーがあるものではありませんが、黒色の方が失礼もなく無難にすごせるでしょう。
当然ですが、網タイツや柄物・ラメ入り・素足はNGです。
ストッキングの厚さは?
ストッキングには○○デニールといった厚さが表示されています。
お葬式・お通夜のストッキングは30デニール以下がほど良い薄さでおすすめです。
刺繍やラメ入りのおしゃれなストッキングは悲しみの場にふさわしくありません。
黒色無地の30デニール以下のストッキングを着用しましょう。
タイツでも問題ない?
お葬式・お通夜のストッキングは季節を問わず薄い素材の黒色が基本ですが、例外もあります。
東北・北海道などの雪国では、冬場はタイツ着用でも構いません。
厚さは60デニールまでを目安としましょう。
葬式の男性の靴下マナー
お葬式・お通夜では、男性のスーツ・ネクタイは黒が基本です。
ここで忘れてはいけないのが、靴下の色です。
うっかりマナー違反にならないようにお葬式・お通夜の靴下の色をみていきましょう。
葬式の男性の靴下マナー
靴下の色は黒が基本
お葬式・お通夜では、靴下は無地の黒色が基本です。
礼服の靴下は基本的に黒と覚えておくと良いでしょう。
靴下の柄や刺繍は?
基本は無地の靴下ですが、同色の刺繍・織柄であれば問題ありません。
光沢のあるもの、透ける素材の靴下は避けておきましょう。
また、靴を脱ぐ・座る機会が多いですので、長めの靴下をおすすめします。
まとめ
お葬式・お通夜は突然やってくるものですので、準備に戸惑うものです。
万が一、マナーにあったハンカチやストッキング・靴下が家になかった場合でもコンビニに寄ってみましょう。
コンビニでは、冠婚葬祭に使える品物を取り扱っているところが多いですよ。
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