お葬式やお通夜では、靴やバッグ・アクセサリーの小物にもマナーがあります。
男性は、ベルトの色やネクタイピンについて迷う方も多いのではないでしょうか。
普段着ている黒っぽいスーツさえ着ていれば大丈夫、と安心してはいけませんよ。
今回は、お葬式・お通夜での男性の靴やバッグ・アクセサリーの小物マナーについてまとめました。
出典http://magazine.campus-web.jp/archives/49156
葬式の靴のマナー・男性編
お葬式・お通夜での靴は、つや・飾りのない黒の革靴を選びましょう。
デザインはシンプルなものがふさわしいですが、革靴のデザインは様々あるので詳しく紹介していきます。
また靴下の色にも注意が必要です。詳しくはこちら
葬式の靴のマナー・男性編
内羽根式のストレートチップがベスト
お葬式・お通夜での靴は、つや・飾りのない黒の革靴をはくのがマナーです。
茶系の靴や、スエード製の靴はふさしわくないので注意しましょう。
フォーマルの定番、内羽根式のストレートチップの黒い革靴がベストです。
内羽根式とは、紐を通す革の部分が靴(甲)の内側になっているデザインのことをさします。
プレーントゥでも○
つま先にラインの入っていないプレーントゥの靴もお葬式・お通夜の場に最適です。
ふさわしくない靴
シンプルな黒の革靴でも、下記のものはマナー違反です。
× ハイカットのブーツ
× 金具の目立つ靴
× スニーカー
革靴がベストですが合皮でもかまわないとされています。
しかし、エナメル製は光沢が強いので避けておきましょう。
葬式のバッグのマナー・男性編
お葬式・お通夜でのバッグは、黒色のバッグを選びましょう。
香典や数珠、ハンカチなどスーツのポケットに収まるようならバッグは持たなくても問題ありません。
お焼香や出棺の手伝いなど葬儀中に邪魔になる可能性もあるので、手ぶらで参列する人が多いようです。
葬式のバッグのマナー・男性編
黒色のバッグがベスト
お葬式・お通夜でのバッグは、黒色のバッグであればマナー違反にはなりません。
ビジネスバッグやセカンドバッグ・ハンドバッグなど装飾のないシンプルなバッグであれば問題ないでしょう。
革製でも問題ない?
お葬式・お通夜の場には皮製品のバッグはふさわしくない、とよく言われていました。
しかしいまでは革・合皮製のバッグでも問題ないとされています。
元より男性のビジネスバッグの多くは革・合皮製品が多いですので気にする必要はありません。
ふさわしくないバッグ
装飾のない黒いバッグでも、下記のものはマナー違反です。
× 光沢のあるエナメル製などつやがあるもの
葬式のアクセサリーのマナー・男性編
お葬式・お通夜でのアクセサリーは、男性は結婚指輪のみです。
ネクタイピンやカフスボタンもマナー違反になりますので外しておきましょう。
腕時計は見えなければそのままでも良いですが、正式なマナーとしては外した方が無難です。
葬式のアクセサリーのマナー・男性編
ベルトの色は黒
お葬式・お通夜では、黒色のシンプルなベルトがベストです。
金色のバックルなど光りやすいものは避け、シルバーのバックルのベルトを選びましょう。
ふさわしくないベルト
黒色のシンプルなベルトでも、下記のものはマナー違反です。
× 幅の太いベルト
× 型押し・アニマル柄
ステッチの太いベルトや、幅の太いベルトはカジュアルな印象になりがちです。
お葬式・お通夜のフォーマルな場にはふさわしくありません。
まとめ
お葬式・お通夜は、着飾って参加する場所ではありません。
マナーを守って故人を見送ってあげましょう。
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