秋の風物詩ともいえる銀杏。炊き込みごはんなどにして食べるとおいしいですよね!
あとおでんの中に串刺しで入れるのもおいしいですし、ぎんなんの天ぷらなんて塩との相性が良くて大変おいしいですよね!
大変おいしく食べることができるぎんなんですが、みなさんはぎんなんの効果やカロリーって知っていますか?
今回は、ぎんなんの効果や栄養について調べてみたので見ていきましょう!
出典:http://enosan.blog.so-net.ne.jp/2009-09-13
ぎんなんの栄養とカロリーってどうなの?
みなさんが一番気になるのが、カロリーですよね。
結論から言うと、100gあたり約187kcalです。
すでに茹でてあるぎんなん10個のカロリーに直すと、約30kclaになりますね。意外と低カロリーだという事がわかります。
次に、栄養ですが1粒に含まれる栄養素は豊富です。
脂質・糖質・タンパク質・ビタミンA・B群・ビタミンC・鉄分・カリウムが主な栄養素で、滋養強壮などに効果があるとされています。
中国では昔から薬として食べられていたようなので、とても効果があるようですね。
しかし、低カロリーだからと言って食べ過ぎてはいけないようです。
なぜ食べ過ぎてはいけない?
ぎんなんを食べ過ぎることは良くないと言われています。
なぜなら、中毒があるからです。
ぎんなんを食べ過ぎてしまうと、1時間後から12時間後までに、腹痛・嘔吐・下痢など食中毒に似た症状を発症します。
重症の場合、痙攣や呼吸困難などを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。
このように、ぎんなんは大変おいしいものではありますが、食べ過ぎてしまうと中毒症状を発症してしまう恐れがあります。
目安としては、1日10粒程度が最適とされており、加減が分からないお子さんなどに発症率が高い傾向が見られます。
また、小さなお子さんが数粒食べただけで中毒症状を発症したという例があるため、食べる時には注意しながら食べさせる必要がありそうですね。
もし中毒症状を発症したら?
もしも、お子さんや家族の誰かが中毒症状を発症してしまった場合、すぐに医者へ行き診療してもらう必要があります。
その際には必ず「ぎんなんを食べていること」を伝えてください。
伝えないと正確な診療が行えない場合があります。
また、夜間でかかりつけ医と連絡が取れなかった場合、命に関わる場合がありますので、迷わず救急車を呼んで救急搬送してもらうと良いでしょう。
最悪の場合、命を落としかねませんので自身で判断しないことが大切ですね。
ぎんなんの効能効果はどう?
ぎんなんを食べることによって効能効果はあるのでしょうか。
先ほども少しご紹介しましたが、ぎんなんには滋養強壮効果があります。
ほかにも、強精効果があったり、頻尿などの改善にも効果が期待されています。
また、ぜんそく治療などにも効果があるとされており、民間療法の咳止めとしても使われていました。
ぎんなんの身だけではなく、葉には防虫効果があるとされ、本などに挟んでおくと虫に食われないという風にも言われています。
このように、ぎんなんは大変おいしく栄養価が高い食材ではありますが、食べ過ぎてしまうと中毒症状を引き起こしてしまう大変怖い食品でもあります。
食べる際には、食べ過ぎないよう注意しながら、おいしく食べたいですね!
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