大阪造幣局は大阪の北側に位置する造幣局で、その名の通り5円玉、10円玉、100円玉などの貨幣が造られています。それと同時に大阪造幣局は、大阪の桜の名所でもあるのです。
ここでは桜の見頃の時期に”桜の通り抜け”と称した桜の催しが開催され、2017年もぼんぼりによる桜のライトアップなどで桜を楽しむことができます。
桜の通り抜けとは文字通り、一本の通りを歩くお花見でその距離は約560mです。
場所取りをして座って桜を楽しむという通常のお花見とは異なり、通りを歩きながら桜を楽しみます。大阪造幣局は普段は一般の立ち入りが禁止されていますが、この期間だけは一般の方でも入ることができます。
今回はそんな大阪造幣局の桜の楽しみ方についてご紹介致します。
出典:http://que-sais-je.hatenablog.com/entry/20100418/1271617994
大阪造幣局桜の通り抜け2017の桜の見頃は?
大阪造幣局桜の通り抜けは、毎年決まった日に行われているわけではありません。
2017年は4月11日(火)から4月17日(月)まで開催予定です。
時間は平日の場合、午前10時から午後21時まで。土曜日曜は午前9時から午後21時までとなっています。
ぼんぼりによるライトアップは日没後から、週末は混雑が予想されるので平日に訪れるのがオススメです。
大阪造幣局桜の通り抜け2017・花見のルールは?
他の花見場所と異なる点は、一方通行の規制がされているということです。
ですのでブルーシートを敷いて宴会をしながら花見をするということはできません。場所取りという概念がないお花見だと思っておいたほうが良いでしょう。
宴会ができないだなんて少し味気ないなと思われるかもしれませんが、その代わり大阪造幣局桜の通り抜けにはたくさんの屋台が出ます。
ただ、通りでの飲食は禁止されているので通り以外の場所(造幣局の周りなど)で食べるようにしましょう。通りではなくても桜を観ることはできますのでご安心下さい。
その他にも、ペットを連れての入場や喫煙も禁止されていますのでご注意ください。また、桜の通り抜けの時期は造幣博物館及び工場見学は休止されます。
こうしてルールをみていくと、花見というよりもお祭りに近い催しに感じますね。造幣局というだけあって、セキュリティ上の都合からもルールは厳重のようです。
大阪造幣局の桜の種類は?
大阪造幣局の桜は、東錦・天城吉野・天の川などのマイナー桜からメジャーな桜まで131種350本の桜が植えられています。
本数はそれほど多くないものの、これほど多くの種類の桜が植えられている場所というのは他とは類を見ないのではないでしょうか。
名前を聞いたこともないような桜がたくさん植えられています。数種類の桜がたくさん植えられている桜の名所も良いですが、少数で膨大な種類の桜を観るお花見も乙ですね。
大阪造幣局の場所と行き方は?
大阪造幣局は、桜ノ宮駅、天満橋駅、京橋駅が最寄りの駅となります。どの駅からも徒歩15分程と距離はあまり変わりませんので、ご都合の良い駅で下車すると良いでしょう。旧淀川と桜宮橋に隣接しているのが大阪造幣局になります。
また、自転車での入場は禁止されているのでご注意ください。
同じく桜の名所として知られている大阪城公園とも非常に近いので、1日で2箇所周るといったことも可能でしょう。
まとめ
大阪造幣局の桜の下で飲食をすることも、場所を取って座ることも出来ません。またルールも他と比べて多少厳しいです。
少々不便に感じるかもしれませんが、逆に考えると料理の準備や場所取りに神経を使うことなくお花見を楽しめる場所でもあるのです。
ブルーシートを敷いてゆっくり桜を観るのも良いですが、たまにはこんなあっさりとした桜の楽しみ方も良いのではないでしょうか。
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