風邪対策や花粉症対策でマスクをつけるという方も多いのではないでしょうか。
もともとウイルス予防のために作られたマスクが花粉を防ぐことができるの?と思われるかもしれません。
マスクの種類は様々あり、それぞれの特性があります。
風邪対策に効くもの花粉症対策に効くものをはじめ、呼吸がしやすいもの、乾燥を防ぐものと様々です。
あなたの用途に合ったマスクを選ぶことができればきっとマスクの効果は増すことでしょう。ここでは、マスクの種類と効果についてご紹介します。
出典:https://www.kawamoto-sangyo.co.jp/symptoms/infection/maskudeyobo/
花粉はマスクで防げるの?
花粉はマスクで防ぐことができます。風邪の予防などの用途で知られるマスクですが、花粉はウイルスよりも大きいので、ほとんどの花粉をマスクで防ぐことができるのです。
・ ヨモギ花粉→25分の1mm
・ ヒノキ花粉→40分の1mm
・ インフルエンザウイルス→1万分の1mm
上記のように圧倒的に花粉の方が大きいのです。
これに対してマスクが防ぐことのできるサイズは300分の1mm以上のサイズなので、マスクは花粉を防ぐことができるといえます。
こうしてみるとインフルエンザウイルスはマスクで防ぐことができないのでは?と思われるかもしれません。
しかし、インフルエンザウイルスはそれ単体で浮遊しているのではなく、咳やくしゃみの水分とくっついているのでサイズが大きくなり、ある程度はマスクで防げるようになっているようです。
マスクは安価なものから高価なものがありますが、花粉を防ぐという点では値段はあまり関係ないようです。
花粉症で毎日マスクをしなければならないという人は安いマスクをたくさん使ったほうが経済的ですね。
また下記で詳しくご紹介しますが、花粉症対策を重視したいという方は立体型マスクがオススメです。
その中で、特に女性の方でマスクに化粧がついてしまうのが気になるという方には超立体マスクの購入をオススメします。
家庭用マスクの形や素材はどんなものがある?
次に家庭用マスクの種類と特性についてです。
形の種類
・プリーツマスク
マスクにひだがついた形のものです。
顔とマスクがフィットする構造にもかかわらず、圧迫感を与えない作りになっています。ひだの部分でスペースを確保することができるので呼吸も楽にできます。
・立体型マスク
マスクのふちの隙間がなく顔にフィットするタイプです。隙間からの花粉やウイルスもしっかり防御できます。
・平型マスク
保温性と保湿性にたいへん優れています。冬場や風をひいているときにも喉を乾燥から守ることができます。
素材の種類
・ガーゼタイプ
ガーゼタイプは、綿織物を重ねあわせた構造になっています。
古くからマスクの素材として使われており、高い保湿性と保温性を誇ります。平型マスクはこの素材で作られています。
・不織布タイプ
不織布タイプはその名の通り、織らない布で作られたものです。(科学的手段で繊維と繊維を絡ませて作る)
捕集性に優れているので、厚生労働省が新型インフルエンザ対策として備蓄を推奨している素材でもあります。
それに加えて花粉対策の点でもガーゼタイプより効果があるといわれています。プリーツマスクと立体型マスクはこの素材で作られています。
ユニ・チャーム超立体マスクは他のマスクとどう違うの?
最近ではユニ・チャームをはじめとする、個性的な超立体マスクが販売されていますね。
一般的なマスクと超立体マスクの大きな違いは、マスクと口のスペースにあります。
超立体マスクは普通のマスクと比べて口とマスクの間に大きなスペースを確保することができます。
これにより呼吸がしやすくなり、女性の方であれば口紅がマスクにつくといった問題も回避することができます。
また、デザインの良さも人気の1つです。
最後に
花粉はマスクで防げることをご理解いただけましたか?
またマスクを選ぶ際は下記を参考にして下さい。
・喉を乾燥させたくない人は平型マスク
・花粉症対策等で顔とマスクをできるだけフィットさせておきたい人は立体型マスク
・呼吸のしやすさを重視したい人はプリーツマスク
あなたマスクに求めるものによって選ぶべきマスクの種類も変わってきます。
最も重視したい点にマッチしたマスクを選ぶことによって効果はより増すことになるでしょう。
コメント