ゴールデンウィークは家族で遠出の方も多いでしょう。
今回は快適に過ごせる車中泊の方法とおすすめスポットをご紹介します。
揃えておきたい車中泊グッズやあると便利なアイテム、車中泊の場所探しや車内で困ったときの解決法など、色々な疑問や悩みをわかりやすくまとめました。
出典http://tabitoba.jp/blog-entry-132.html?sp
車中泊の基本的なマナーと注意点
光と騒音
あなたと同じく車中泊をしている他の利用者や、仮眠をとっているトラックの運転手などに迷惑をかけないよう過ごす事が大切です。
カーステレオやエンジン音はもちろん、人の声やドアの開閉音なども、周囲が静まり返った深夜の駐車場では思いのほか睡眠の妨げになります。
また、ルームライトやブレーキランプなども、車内に入り込み非常に迷惑です。
夜はエンジンを切りライトを消し、静かな声で会話する、外に出る際は静かにドアを開け閉めすることなどを心がけましょう。
特にカーエアコンを付けたままで眠ると騒音だけでなく、一酸化炭素中毒になる恐れもありますので、絶対に避けましょう。
火を使わない
車内ではもちろんですが、駐車場などの空きスペースやマイカーの横で、カセットコンロやバーベキューコンロを使用するのはやめましょう。
駐車場での火気使用は基本的に禁止されているところがほとんどですし、煙などは他の利用者の迷惑となります。
食事は飲食店で済ます、お弁当などを車内で食べるなど工夫しましょう。
ゴミの処理
基本的に車中泊をする場所で購入したもの以外のゴミは全て持ち帰りましょう。
大きなゴミ箱が設置されているからと、車内のゴミを大量に放棄するのは常識的にNGです。
車内の換気
密閉された狭い車内で酸欠にならないよう、最低2箇所は窓を開けておきましょう。
空気の通り道を確保することで冬季の結露対策にもなります。
車中泊の場所の選び方
車中泊の場所を探す際、「ここに停めても良いのかな」と迷ってしまいますね。
旅行先の道中で一晩過ごすだけなのか、駐車場を拠点に旅行を楽しむのか、など目的やシーンに応じて場所も変わってきます。
道の駅
道の駅は全国各地1000を超える道路利用者のための休憩施設で、トイレや駐車場が24時間無料で使用できます。
地元の特産品の販売所やレストランはもちろん、温泉が併設された道の駅も人気です。
道の駅は、各地のテーマパークや遊園地などの近くにもあることから、ホテル代わりに車中泊をする、といった場合もおすすめです。
高速道路のサービスエリア
全国各地にあり、営業時間の長いレストランや店舗・ガソリンスタンド、トイレや洗面だけでなくシャワー完備のサービスエリアも増え便利です。
車の出入りが多く騒音が気になる場合もありますが、一晩中灯りが点灯していますし、他の利用客や店舗従業員などがいることから、車内を留守にしない限り防犯面では安心といえます。
道の駅と高速のPA・SA情報が詰まった「車中泊MAP」
パソコンや携帯・スマートフォンで全国の道の駅と高速のPA・SAが探せるMAPで、住所や電話番号はもちろん駐車場の収容台数や完備されている設備などがわかります。
レストランや店舗の営業時間も記載されており、中には周囲の観光スポットなどを紹介しているサイトもあり、非常に便利です。
車中泊の必需品
車中泊の場所を見つけたら、次は必需品をチェックしましょう。
マットレス
車中泊ではシートを倒してベッド代わりにしますが、この時腰の部分をできるだけフラットにする事で、寝心地が大きく変わってきます。
バスタオルなどを丸めたものを隙間に挟み込んでも代用できますが、少し厚めの大型マットを敷くと翌朝体が痛くなりにくいです。
寝袋・毛布
寝袋がない場合は毛布を多めに用意しましょう。
冬季はもちろんですが、夏場でも夜は気温が下がる場合がありますし、クッションや枕代わりにも使え便利です。
カーテン・シェード
外から車内が丸見えにならないためと、光や外気を遮断する効果があります。
カーテンは開けている時に邪魔にならないようタッセルなどでまとめましょう。シェードは100円ショップなどで手軽に購入できるアルミのものがおすすめです。
車中泊にあると便利なグッズ
電池式ランプ
床にものを落とした時や、深夜真っ暗な道をトイレなどで歩く際などに便利です。
夜間に車内で使用する時は、外に光が漏れないよう、できるだけカーテンなどを閉めましょう。
虫除け剤・電池式扇風機
少し開けた窓から蚊が入ってこないよう、虫除け剤を用意しておくと便利です。
電源のいらない電池式の小さな扇風機は、寝苦しい夜を快適に過ごせます。
カイロ・湯たんぽ
寒い夜にカイロや湯たんぽを寝袋・毛布に入れるとかなり暖まります。
道の駅やサービスエリア、またコンビニエンスストアなどでもお湯を分けてもらえますので、活用しましょう。
最後に
ホテルの予約や料金を心配することなく、思い立ったらすぐに旅立てるのが車中泊の醍醐味です。
旅行だけでなく、仕事の都合などで車中に泊まる場合なども、今回ご紹介したノウハウがお役に立てば幸いです。
さあ、行き先が決まったら荷物を車に乗せて、快適な旅を満喫してみてはいかがでしょう。
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