りんご病の治療法や原因とは?子供も大人もうつるウィルス感染症

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りんご病というと幼稚園生、小学生などの小さなお子さんがいるご家庭では一度は耳にしたことがある病気かもしれませんね。

頬が赤くなる病気として広く知られていますが、実際の症状や治療法はどうなのでしょうか?

りんご病は比較的感染力が弱く、そんなに怖がるような病気ではありませんが、大人が感染すると子供よりも重症化しやすく、特に妊婦さんは注意が必要な病気の1つといわれています。

また、りんご病は今年に入ってから患者が急増してきており、2016年には5年に1度の流行周期が来ると予測されています。

今からりんご病のことをよく理解し、流行に備えたいですね。

今回は、りんご病に感染した場合の治療法や原因、また、感染してしまった場合の注意点などもご紹介します。
出典http://allabout.co.jp/gm/gc/302544/

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目次

りんご病の原因

りんご病の原因は、ヒトパルボウィルスB19型というウィルスです。

幼児や児童が感染した場合に特徴的な「赤いほっぺ」と呼ばれる、独特の症状を発症するウィルス感染症の1つです。

このウィルスは比較的感染力が弱く、短期間で大流行するような感染症ではありません。

しかし地域によっては幼稚園や小学校などで、集団感染による感染拡大の報告もあります。

大人は重症化しやすいため要注意

りんご病は初夏から秋にかけて流行する感染症ですが、今年は年明けから患者数が増えており、流行の兆しが見えています。

主に3~15歳くらいの子供が感染しますが、免疫のない大人もうつりますので、流行の兆しが見える今年は特に注意が必要でしょう。

大人がうつると赤い発疹が頬ではなく、身体全体に出るのが特徴です。

また、発疹に加え発熱、全身の倦怠感や関節痛など子供よりも重症化しやすいのも特徴です。

りんご病の治療法

りんご病

出典 http://www.miyake-naika.or.jp/13_medemiru/kodomo_ringo3.html

りんご病はウィルス性の感染症のため特別な治療法はなく、発症後の対処療法となります。

しかし、発症した場合には下記の点に気を付ける必要がありますので、覚えておくと良いでしょう。

赤い発疹の治療法

赤い発疹が出ている時は、ほとんど感染力もないため入浴や外出などをするのは全く問題ありません。

しかし、湯船などに入り体の血行が良くなるとかゆみが増大する可能性が高くなりますので注意が必要です。

特に子供の場合は患部を掻いてしまうケースが多いため、患部を刺激するような高温の湯船には入らない、入浴をなるべく早めに切り上げるなどの対策が必要です。

かゆみがひどい場合には、かゆみ止めの飲み薬や軟膏を処方してもらうと良いでしょう。

また、外出の際に患部に日光が長く当たると、赤みが長引きやすくなります。

外遊びの際は子供に帽子をかぶせたり、長そでの服を着せるなどの配慮をしてあげるといいでしょう。

かゆみが強くなったり高熱が出てきた場合、また元気がなくなってきた場合などは、再度、病院で診てもらう必要があるでしょう。

りんご病に感染中に気を付けたいこと

妊婦

出典 http://news-neta.com/【りんご病】大人の症状は高熱多し!妊婦が感染-5100

りんご病はウィルスに感染してから、頬などに赤い発疹が出るまでの潜伏期間が10~20日と比較的長いのが特徴です。

潜伏期間中には発熱や咳、鼻水といった風邪の初期症状とよく似た症状が出ます。

しかし、実はこの潜伏期間が最もウィルスの数が増え、感染力が高くなります。

この期間に医療機関を受診していたとしても、特別な検査をしない限りはりんご病と判断がつかないため、知らない間に他の人へうつしてしまっているケースがほとんどです。

身近な人が感染している場合は、自分自身も感染している可能性が高いですので、体調の変化に注意が必要です。

また、りんご病は母子感染をする感染症です。

妊娠中の人が感染すると、妊婦だけでなくお腹の胎児にも重大な影響があることが分かっていますので、感染が分かっている場合は最大限の配慮が必要でしょう。

まとめ

2015年から来年にかけて流行の兆しがみえるりんご病です。

そんなに怖がるような感染症ではありませんが、大人がうつると重症化しやすく、妊婦さんが感染した場合は流産にもつながる可能性があります。

身近な人や地域で感染が確認された場合は、体調の変化によく注意をし、自分自身が感染源とならないよう、注意が必要でしょう。

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