髪の毛がパサパサに乾燥する原因とサラサラ潤いヘアにする手入れ方法

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きれいな髪の毛になりたいと願う女性は多いですよね。

どんなに素敵な服を着ても髪の毛がパサパサでは台無しです。

でも実はパサパサ髪に悩んでいる人の多くが間違ったケアをしてしまっているのです。

毎日しっかりお手入れしているのにパサパサが治らないと悩んでいるあなたに知ってもらいたい、本当の原因と正しい対処法を紹介します。
出典http://kaminokesarasara.com/

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目次

髪の毛がパサパサになる本当の原因

ヘアケア

出典http://allabout.co.jp/1/238311/1/product/haircare4.htm

髪の毛がパサパサになるのはケアが足りないからなの?・・・いいえ、そうではありません。

むしろ『やりすぎ』が原因なのです。髪の毛はとても繊細で少しの刺激でも傷んでしまいます。

ブラッシング、ドライヤー、パーマ、カラーリング。これらのすべてが髪の毛を傷め、パサパサの髪の毛をつくる原因になっているのです。

髪の毛はキューティクルという薄い細胞の層が表面を覆っています。

キューティクルは魚のうろこのように重なっていて、健康な髪の毛はこれが整っている状態です。

しかし刺激を受け続けるとキューティクルは徐々に剥がれてしまいます。この状態がパサパサ髪です。

トリートメントをすればサラサラになる?

ヘアケア

出典http://www.quol-salon.com/blog/2015/01/post-202.html

髪の毛を補修するとされているトリートメントも、実は髪の毛を傷める原因になってしまう可能性があります。

しかし、トリートメントをすると髪の毛がサラサラになりますよね?

ではいったいどういうことなのでしょうか。

トリートメントにはコーティング剤が入っている

昨今話題になっている【シリコン】もコーティング剤のひとつです。

このコーティング剤は車のワックスのようなもので、髪の毛の指どおりをなめらかにして一時的にサラサラにしてくれる役割があります。

髪の毛をコーティングするとどうなる?

コーティング剤は一般的に、キューティクルを整えると言われています。

しかしあくまで一時的にキューティクルが剥がれ落ちないようにしているだけで、残念ながら髪の毛自体を健康な状態に戻しているわけではありません。

コーティングされることでサラサラにはなりますが、それはあくまで一時的な手触りのこと。

【サラサラ=健康な髪の毛】ではないのです。

もともと健康な髪の毛の人がトリートメントをするとコーティング剤が、整ったキューティクルを守ってくれる役割をします。

ところがカラーリングや縮毛矯正・パーマなどをした人は、髪の内部にカラー剤や薬剤などで化学反応を起こしたときの残留物が残っています。

この状態でトリートメントをするとどうなるでしょう。

表面上はキューティクルを整えてサラサラになりますが、実は『内部の残留物が出て行かないようにコーティング』された状態になります。

すると髪は内側から傷んできてしまうのです。

【ノンシリコン】のものを使えばいい?

最近はノンシリコンを強調するヘアケア製品が多く出回っていますね。

でもシリコンだけがコーティング剤ではありません。

シリコンの代わりに髪の毛をコーティングする成分が入っていれば結局は同じことです。

先ほども書きましたが『コーティングしてサラサラになった気がしても残念ながら決して髪が治ったわけではない』のです。

髪の毛がパサパサに傷んだ髪の毛は修復できないの?

ヘアケア

出典http://happism.cyzowoman.com/2013/07/post_2778.html

髪の毛がパサパサに傷んでしまったら、残念ながら修復することはできません。

なぜならそれは髪が死滅細胞、つまり『死んでしまった細胞』だからです。

毛根の深い部分だけは生きた細胞なのですが、髪が頭皮から出てきたとき、つまり生えてきたときには既に細胞としての活動を終えています。

つまり私たちは細胞の死骸をぶら下げているということです。

死んでしまった細胞が再生することはありませんから、1度傷んでしまった髪の毛はどんなことをしても治らないのです。

髪の毛をサラサラにする方法

ヘアケア

出典http://www.jalan.net/yad361122/blog/entry0001717475.html

髪の毛がパサパサに傷んでしまったら、健康な状態に修復することはできない、というのがおわかりいただけましたか?

ですので、今からできることはこれから生えてくる髪の毛を傷つけないようにしっかりケアをすることです。

ヘアケア製品は質感やデザイン・香りでも自分の気に入ったものを使えばいいんです。

なぜなら、どんなにいい成分の入ったヘアケア製品でも、死んでしまった細胞には効果がありません。

ですので、高級なヘアケア剤が髪の毛に良いと考えていてはもったいないですよね。

しかし、シリコンだって悪いばかりではありません。

一時的にでもサラサラになればブラシのとおりも良くなるので、ブラッシングでのダメージを減らすことにも繋がります。

要は『どうやって治すか』ではなく『どれだけ傷つけないようにするか』なのです。

髪の毛はとても繊細なもので、何かをすればするほど傷みます。本当は何もしないほうが髪の毛はずっときれいでいられるのです。

とはいえ寝ぐせがついたままにするわけにはいかないですし、乾かさなくてはならないし、おしゃれだって楽しみたいですよね?

ですので、日頃からとにかく髪の毛を優しく丁寧に扱うことを心掛けましょう。

心掛けておきたいポイントは下記の5つです。

・ブラッシングは静電気が起こりにくいブラシで負担をかけないように毛先から少しずつ優しくとかす。

・ドライヤーを使うときは高温を避け、1箇所に長く当てないようにする。

・ヘアカラーやパーマなどはできるだけやらない。

・紫外線に当たり過ぎない。

・きつく縛らずゆるめにまとめる。

このようなことに気をつければ髪の毛が受けるダメージをかなり減らすことができ、新しく生まれた髪の毛を健康に保つことができるのです。

健康な髪の毛をつくるために生活習慣を見直しましょう

食事

出典http://www.minnanokaigo.com/facility/H001227/

髪の毛がパサパサに傷んだ場合、見た目や指通りはごまかせても、根本は健康な髪の毛に修復できないことがわかりました。

ですが、これから生えてくる髪の毛の質を向上させることはできます。

傷んで弱くなってしまった髪の毛は少しのダメージでも傷つきやすくなるので、以下のことに気をつけ健康な強い髪の毛を生みましょう。

・睡眠を充分にとる
・ストレスをためない
・適度に運動をする
・バランスのとれた食生活をする

髪の毛以外の健康にも当てはまる要素ですよね。

睡眠不足でストレスだらけで運動不足で栄養が足りなかったら・・・不健康になって当然です。

髪の毛だって身体の一部。身体と同様に大切に労わってあげましょう。

おわりに

いかがでしたか?

今ある髪の毛はこれ以上傷つかないように、そしてこれから生まれる髪の毛を強い髪の毛にする、たったこれだけのことで髪の毛は変わります。

毛髪のサイクルは皮膚サイクルよりずっと長く、女性の場合は2~3年かかるのですぐに劇的な変化は期待できません。

ですが何もしなければ傷ついてしまうだけです。

毎日優しくいたわることの大切さを知って、健康で美しい髪の毛になりましょう。

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