退職のプレゼントにお返しは必要?餞別・ギフトのお礼メッセージ例

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転職・定年退職・結婚などで会社を退職する際、送別会を開いてもらったり、退職祝いとしてプレゼントを頂いたりと、とても感激するものですよね。

お世話になった会社の上司・仲間からのお祝いのプレゼントにお返しは必要?予算は?お返しをする時期は?

様々な疑問や退職祝いのお礼状を書く際の文例を紹介します。

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目次

退職祝いへのお返し

プレゼント

退職時に頂いたプレゼントに対するお返しは基本的に不要です。

しかし送別会を開いてくれたり、退職祝いを頂いたりと、自分の為に時間を作ってくれたことに対する感謝の気持ちをこめて簡単なものをお返しするとよいでしょう。

会社全体からの記念品・退職祝いへのお返し

社内の規定で、慶弔費の積立から退職祝いを頂くことがありますが、この場合のお返しは不要です。

所属部署からの記念品・退職祝いへのお返し

所属部署(部や課など)からまとめて退職祝いを頂いた場合は、個人的にお返しをするのは費用もかさみますし、大変ですね。

そこで部署のみなさんで楽しめるもの(菓子折りなど)を渡すといいでしょう。

同僚からの記念品・退職祝いへのお返し

同僚何人かからまとめて頂いた場合も、みなさんで楽しめるものを渡すといいでしょう。

個人的に頂いた場合は、個人的にお返しをするのがマナーです。

定年退職の上司へのプレゼントとメッセージについての記事はこちら

お返しの品は?

コーヒー

基本的には、消え物と呼ばれるお菓子・コーヒー・紅茶セットなどが喜ばれます。

職場が少人数の場合や、お返しを贈る相手方によっても変わりますが、他にもハンカチやマグカップなどの会社で使用できるものをプレゼントするのも良いでしょう。

同僚から個人的に頂いた場合は今後の付き合いもある仲でしょうし、相手の趣味もある程度理解しているものでしょうから、相手が喜びそうなものを選ぶと喜ばれるでしょう。

どうしても迷ってしまう場合は、少し高価で美味しいお菓子を個人的に渡すのもいいですね。

お返しの品の予算は?

お返しの相場は、頂いた金額の半額~3分の1程度です。

退職祝いといっても、高額なものを頂くことは少ないので大勢で楽しめる菓子折りなどの場合は3,000円~5,000円程度、個人的に渡すものでは人数によりますが500円~1,000円程度が一般的です。

感謝の気持ちは金額では計れないものですが、頂いたものが少額の場合は相手よりも高額のお返しを渡すのは失礼ですので、気持ちを込めたお礼状を送付するのがよいでしょう。

贈る時期

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退職祝いをもらってから1週間以内にお礼状を添えて贈るのがベスト。

退職時の理由や、心身の状況にもよりますが、可能であれば近況報告を兼ねて会社に持参するのもよいでしょう。

結婚・出産祝いを兼ねたものに対するお返しは?

基本的に結婚・出産祝いと退職祝いを兼ねることはマナー違反です。

しかし、遠方に転居する場合や退職後にはなかなか会う機会がないなど、相手方もあなたの状況に配慮して贈られることがあります。

この場合は、退職祝いのお返しというより結婚祝い・出産祝いに対する内祝いを贈りますので、贈る時期は結婚後・出産後になります。

退職祝いのお礼状

紙とボールペン

お礼状は自筆で書くことが望ましく、お祝いを頂いたらすぐにお礼状だけでも送りましょう。

内容は、退職祝いを頂いたことへのお礼・在職中の感謝の気持ち・今後の抱負(近況報告)・ねぎらいの言葉などをメッセージにします。

文例1 定年退職の場合

拝啓 陽春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

先日は心温まる祝いの席と、過分なお祝いの品を頂戴し、誠に有難うございました。

在職中は、皆様方より種々のご厚情を賜り、今日を迎えることができましたことを心よりお礼申し上げます。

今後は、皆様から頂いたご恩に報いることができますよう、第二の人生を歩んで参りたいと思っておりますので、今後ともご厚誼の程お願い申し上げます。

末筆ながら皆様のご健康とご活躍、○○株式会社のさらなる発展をお祈り致しましてお礼申し上げます。

敬具

文例2 円満退職(結婚・転職)の場合

拝啓 早春の候、皆様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。

さて、先日は退職に際しまして、素晴らしい送別会と心温まる祝いの品誠に有難うございました。

在職中の○年間、皆様方からのご指導ご支援を賜り、実り多き日々を過ごすことができました。

一身上の都合により多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、ご理解の上激励の言葉を頂きましたことに改めてお礼申し上げます。

今後は、貴重な経験を生かし、より一層精励いたす覚悟でございます。

まずは書中をもちまして、お礼かたがたご挨拶申し上げます。

敬具

最後に

退職の際に頂くお祝いに対してもそうですが、やはり在職時の感謝の気持ちをこめてお礼状を添え、相手方が喜ぶお返しをすることで最後の印象も良くすることができます。

定年退職や転職・結婚など、退職理由も状況も様々ですが、人として感謝の気持ちをお返しするという日本人の心は素晴らしいものです。

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