お茶の出し方とビジネスマナー!来客に喜ばれる美味しいお茶の入れ方

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 tea ceremony

お茶の出し方の正しい作法をあなたはご存知ですか?

上座・下座の位置やお茶を出す順番、お茶菓子やおしぼりの正しい配置・出し方など、知っておくと役に立つ来客時や職場でのビジネスマナーをご紹介します。

また、ほうじ茶などの日本茶や紅茶の、美味しいお茶の入れ方を解説しますので、ぜひ参考にして下さい。
出典http://www.self-shop.com/300yen_0320.html

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目次

来客時のお茶を出すタイミングは?

お茶

出典http://thetearoom.exblog.jp/13370707/

職場の場合

お客様と自社社員の挨拶・名刺交換が終わり、席に着かれた時・または応接室にお通しし、担当者が来るまでの間にお出しするのが一般的です。

「すぐに担当の○○が参りますので少しお待ち下さいませ」などとひと言付け加えると丁寧ですね。

自宅の場合

玄関先での挨拶が終わりお客様を席までご案内してから、お茶を用意しに席を立ちます。

この時「足をくずしてどうぞ、ごゆっくりしてらしてください」などとお声掛けをすると親切ですね。

お茶の出し方マナー

お茶

出典http://www.kaitori-kimono.biz/topics/20140914kimono-new.html

お茶の出し方は来客相手やシーンによって変わります。ここではお茶の出し方マナーを詳しくご紹介します。

基本のお茶の出し方

お客様の右側からお出しするのが一般的です。

多数のお客様などでスペースがなく無理な場合は「こちら側から失礼致します」とひと言添えましょう。

和室ではテーブルより下にお盆を置き、そこからお客様にお出しします。

会議室などでサイドテーブルがある場合はそこにお盆を置きますが、なければテーブルの隅でお茶のセッティングをしましょう。

狭い会議室などで片手にお盆を持って作業する場合は、お盆の上で茶托などにグラスをセットし「片手で失礼致します」とひと言添えてお客様にお出ししましょう。

お茶を出す順番は上座から下座

席

出典http://www.apower-job.net/business/food02.html

基本的に上座とはドアから一番遠い席、下座とはドアから一番近い席の事で、お客様は図の①の席から役職などが上の方の順にご着席いただきます。

職場・自宅に限らず立場や役職が上のお客様からお出しし、その後あなた側の立場の席にもこの順でお茶を出しましょう。

茶托と湯飲みのふたの意味と使い方

茶托とふた付きのお湯飲みはできればセットで用意しておきましょう。

ふたはお茶の香りを逃がさない為と、お席までお持ちするまでの移動時にほこりが入るのを防ぐ為で、茶托は湯飲みやグラスの水滴を受ける為のものです。

お盆やトレーにふたをした湯飲みと茶托を別々に置いて運び、お客様にお出しする寸前に茶托にセットしましょう。

お茶菓子やおしぼりはどう出すの?

お茶

出典http://polpo.iiyudana.net/kutikomi/kansai/tawaraya1.html

お茶と茶菓子などを一緒に置けるような小さな和盆があると重宝します。

別々に出す場合はお客様から見て図のような配置になるよう、1.おしぼり 2.お菓子 3.お茶 の順番でお出しします。

美味しいお茶を入れる方法

お茶

出典https://wakananokai.wordpress.com/

煎茶の入れ方

煎茶は旨味を十分引き出すよう、熱湯ではなく少しぬるめの温度で入れるのがポイントです。

1. 湯飲みにポットから直接お湯を注ぎ30秒ほど置く。
2. 急須に湯飲み×ティースプーン2杯の茶葉をいれ、湯飲みのお湯をいれる。
3. 湯飲みに等分に少しずつ注いでいく。

玄米茶・ほうじ茶の入れ方

玄米茶やほうじ茶は香りを十分引き出すよう高温で入れるのがポイントです。

1.  急須に湯飲み×ティースプーン2杯(ほうじ茶は4杯)の茶葉をいれ熱湯を注ぐ。
2.  湯飲みに等分に少しずつ注いでいく。

紅茶の入れ方

紅茶の葉は、蒸らしてよく開かせ香りを引き出すのがポイントです。

1. ポットとカップに沸騰したお湯をいれ温めておく。
2. ポットのお湯を捨てカップ×ティースプーン1杯の量の茶葉を入れ熱湯を注ぐ。
3. すぐに蓋をし3分ほど蒸らしたら、ポットの紅茶をスプーンで優しくかき混ぜ温めたカップに注ぐ。

お茶の出し方心得

そもそもお茶をお出しする職場・自宅に招いたお客様のご足労をいたわる、という行為です。

日本古来からの素敵なおもてなし精神から来ている正しいお茶出しの作法で、お客様がホットするようなワンランク上の美味しいお茶を提供してみてはいかがでしょう。

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