プルーンの栄養と効能・カロリーは?ドライと生の効果の違いは

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プルーンは栄養豊富で貧血予防の効能がある鉄分が豊富、というイメージの人も多いでしょう。

では実際にどれくらいの鉄分が含まれているか知っていますか?

便秘解消にも効果があるプルーンはダイエットにもおすすめですが、糖度が高いのでカロリーが気になるところです。

また、プルーンにはドライ・生とありますが栄養や効能・効果に違いはあるのでしょうか?

美容の味方プルーンについてまとめました!

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目次

プルーンの栄養と効能

プラムとプルーン

プルーンとは

プルーンは数多くの品種があるため7月~10月まで収穫できますが、8月~9月がもっとも旬な果物です。

プルーンとプラムは同じ果物だと言われていますが、確かにどちらも同じ「すもも」です。

しかし、同じすももの中でもプラムは「日本すもも」、プルーンは「西洋すもも」になり厳密にいうと種類がちがうのです。

西洋すももの主な品種にはシュガープルーン、スタンレイ、サンプルーンなどがあり、長野県で国内生産のおよそ7割をしめています。

プルーンのおもな栄養

プルーンには鉄分豊富なイメージが強いですが、実際には100g中0.2gしか含まれていませんので鉄分豊富とは言えませんね。

しかし栄養豊富なプルーンには、カロテン、ビタミンA・Eなどのほかにも、ダイエットや美容に良い栄養がたくさん含まれています。

・ペクチン/100g中0.9g
・カリウム /100g中220mg
・ネオクロロゲン酸

効能

ペクチン

プルーン100gには1.9gの食物繊維が含まれ、そのうちの0.9gはペクチンで水溶性食物繊維です。

ペクチンには便秘解消の効果以外にもさまざまな効能があります。

・腸内環境をととのえ、便秘・下痢を解消する。
・コレステロール値、血糖値をさげる。
・疲労を回復する。

カリウム

プルーンに含まれるカリウムには、体内の塩分バランスを正常にたもつ効能があります。

・体内の余分な水分を排出し、むくみを改善する。
・体内の余分な塩分を排出し、高血圧を予防する。

ネオクロロゲン酸

プルーンに含まれるネオクロロゲン酸は、ポリフェノールの一種です。

強い抗酸化作用がありアンチエイジングの効能があります。

・コレステロールの酸化をおさえ、生活習慣病を予防する。
・脂肪の蓄積をおさえ、肥満を予防する。
・糖分の吸収をおさえ、糖尿病を予防する。

プルーンのカロリー

プルーン

プルーンのカロリー

プルーンは、程よい酸味のある皮と甘い果肉が特徴の果物です。

カロリーは100g49kcal、糖質は10.7gです。

プルーンには種がありますので、種を除いても1個37kcal、糖質7gが目安となります。

便秘解消・美容に良いとされる栄養豊富なプルーンですが、低カロリーとはいえませんので食べ過ぎには注意しましょう。

一日の目安量・注意点

プルーンは、ペクチンやソルビトールが豊富なため、食べ過ぎるとお腹がゆるくなる恐れがあります。

一日120g程度を目安にしましょう。

ソルビトールは市販の下剤薬にも含まれている成分のため、妊娠中にプルーンを食べ過ぎると流産をする危険性がありますのでご注意ください。

また、妊婦がビタミンAを取り過ぎると胎児に悪影響を与えるとよく言われていますが実際はどうなのでしょうか?

プルーンにもビタミンAが多く含まれていますが、悪影響を与える恐れがある量は3000μg以上とされています。

プルーンのビタミンAは100g110μgなので、毎日相当な量を食べ続けない限り問題はなさそうですね。

プルーンの栄養は生・ドライで違いはある?

プルーン

プルーンは生で食べてもおいしいですが、ドライプルーンの方がコンビニでも買うことができ手軽に手に入れることができますね。

栄養をくらべると、生よりもドライプルーンの方が栄養価がぐんと高くなります。

◎生プルーン100gの栄養
・食物繊維/1.9g
・鉄 /0.2mg
・カリウム/220mg
◎ドライプルーン100gの栄養
・食物繊維/7.2g
・鉄/1.0mg
・カリウム/480mg

ドライプルーンの注意点

ドライプルーンで注意したいのがカロリーと糖質です。

生プルーンは100g49kcalですが、ドライプルーンは100g235kcalと高カロリーになります。

ドライプルーンのほうが一粒あたりの量が少ないので100gも食べることはあまりないかと思いますが、食べ過ぎには注意しましょうね。

まとめ

生でもドライプルーンでもそのまま食べてもおいしいですが、ヨーグルトやジュースにしてもおいしく食べることができます。

カロリーや糖分は気になりますが、チョコレートやスナック菓子をたべるよりプルーンの方が身体に良いですよね。

おやつのかわりに日々の食生活に取り込んでみてはいかがでしょうか?

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