キリストの復活を祝うイースターにかかせない、カラフルでおしゃれなイースターエッグを今年はおウチで簡単手作りしませんか?
王道の卵を使った本格エッグに子どもが喜ぶチョコレートエッグ、一風変わったアイディアエッグまで、初心者でも失敗しないイースターエッグ作り方をわかりやすくご紹介します。
出典:http://atelier-k2.jugem.jp/?eid=31
そもそもイースターって?
日本ではまだなじみの薄いイースター(復活祭)ですが、海外ではクリスマスに並ぶポピュラーなキリストのお祝い行事です。
十字架の上で天に召されたイエス・キリストが、それから3日目に復活したことを祝う祭りで、キリスト圏の国ではほとんどの会社や学校が休みとなります。
卵は「誕生」と「再生」の象徴とされることから、イースターエッグが誕生したといわれています。
この日はこども達が庭のエッグを探すエッグハントや、丘の上から割れないように卵を転がすエッグロールという遊びで楽しみます。
夜には家族でテーブルをかこみ特別なご馳走をいただきます。あのホワイトハウスでも毎年催しが行われていますね。
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定められた移動祝祭日で、2016年は3/27・2017年は4/16となります。
エッグの選び方
エッグには大きく分けて3種類のタイプがあります。用途やシーンに応じてチョイスしてみてください。
空の殻を使うタイプ
中身を抜き、きれいに乾かしてからデコレーションしていくタイプです。
とても壊れやすくもろいのでこどもとのエッグ作りには不向きですが、腐る心配がないので、美しく仕上がったエッグを記念に残しておきたい場合などにおすすめです。
ゆで卵を使うタイプ
海外ではこれが一番ポピュラーです。
殻が割れる心配がない為デコレーションしやすく、安全な着色料を使うことで終わったら殻をむいて食べられます。日持ちがしないので長く飾りたい場合には不向きです。
チョコレートを使うタイプ
卵そのもの・または卵型のものをチョコレートでコーティングするエッグで、百貨店のスイーツ売り場や街のケーキ屋さんなどでも目にしますね。
型を使いますので中は空洞になっていて、そこにマーブルチョコやキャンディー・小さなおもちゃなどを入れ楽しみます。
気温によっては溶けてしまいますし、衛生的にもお部屋の中での使用がおすすめです。
イースターエッグ作り方
作りたいタイプが決まったらいよいよエッグ作りです!
空の殻からの作り方
1. 押しピンやきりなどで穴をあける。
壊れないようにすこしずつ刺していくのがポイントです。
この時上下にあけておくと中身が出やすくなります。
2. 中身を取り出す。
中の黄身を先につぶしておき、片側の穴からプッと息を吹きます。
細いストローを穴にさして息を吹くと簡単ですね。
3. 水で中をすすぎ一日乾かす。
4. デコレーションしていく。
自由にペイントしていきます。
クレヨンなどの硬いものは避け、絵の具やマジックなどを使いましょう。
折り紙やストーンなどをペタペタ張っていくのもおすすめです。
ゆで卵からの作り方
1. 固ゆで卵を用意します。
半熟だと腐りやすいので、固ゆで卵の方が作業もスムーズです。
2. 卵に色をつけましょう。
中身に色が移ってしまう為、ここでは食紅を使用します。
②その中に卵を入れスプーンで転がしながら、ムラがないよう色づけていきます。
③卵が乾けば出来上がりです。
チョコレートエッグの作り方
1. 風船を卵型にふくらませます。
本物の卵や市販されている型などもありますが、今回はとても簡単な風船を使います。
2. 風船にオイルをスプレーします。
なければ、片栗粉をまんべんなくまぶしてください。
チョコレートから風船を抜き出しやすくする為です。
3. チョコレートでコーティングする。
網のバットに縛り口を下にして置き、上から溶かしたチョコレートを流します。
チョコレートの中にそのままドボン、でも構いません。
4. 固まったら型を抜く
バットに並べたまま冷蔵庫で冷やし、チョコレートが固まったら下の穴から風船をはがしながら抜きましょう。
デコレーションのアイディア
フィルムで卵を包みお湯でゆでると、フィルムの柄が殻に転写されるイースターエッグ用の柄入りフィルム(イ―スターエッグラップ)などを使うと簡単に絵付けができます。
色付けする前に白色クレヨンで柄を描いておくとクレヨンの油分が塗料をはじき、柄が浮かび上がります。
風船の縛り口を下にしてバットに並べ、上からチョコレートを
絞り器などでグルグルと描いていっても可愛いです。
最後に
意外と簡単に作れるオリジナルエッグ。あなた好みのものは見つかりましたか?
海外ではイースターの前夜、春の訪れを象徴するイースターバニーがこっそり家の庭にあちこちにそっとエッグを運んでくる、という言い伝えがあります。
パステルカラーに彩られた美しい手作りエッグで素敵なイースターをすごしてみてはいかがでしょう。
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