アーモンドの花言葉をご存知ですか?
バラや桜のような有名な花言葉は知っていても、アーモンド花言葉は知らないかたも多いのではないでしょうか。
アーモンドの花にも素敵な花言葉がつけられています。
また、春の花と言えば桜を連想させますが、実はアーモンドの花も春に開花し桜のように柔らかく美しい花を咲かせます。
今回はアーモンドの花について、花言葉や桜との違いをまとめてみました。
アーモンドの花言葉の意味と由来
アーモンドの語源は、古代ラテン語のアミグラダ(古代ギリシア語のアミダグレー)に由来します。
アーモンドは、江戸時代にポルトガルから、持ち込まれました。そのため、ポルトガル語のアメンドアからアメンドゥ、アメンドースと呼ばれていました。
現在のアーモンドは、英語のアーマンドからきています。
アーモンドの花言葉は、希望・真心の愛・無分別・愚かさ・永久の優しさです。
いずれもギリシャ神話の伝説からきています。
デモフィーンは、トロイ戦争から帰国途中、船が難破し、漂着した地でフィリス王女と恋に落ちます。
デモフィーンは、キリシャの用件が片付き次第戻り、結婚すると約束しますが、フィリスより美しい女性に出会い恋に落ちます。
フィリスは、デモフィーンの帰りを待ち続け、そのうち病にかかり亡くなってしまいます。
それを知り、デモフィーンは戻ってきますが、フィリスは神々によってアーモンドの木に変えられてしまいます。
デモフィーンが、その木にすがりついて泣くと、見事な美しい花を咲かせるようになった、と言われています。
アーモンドの花が桜にそっくりな理由
お菓子のトッピングやおつまみとしてよく目にするアーモンド。
そのアーモンドが桜にそっくりな花を咲かせることをご存知でしたか?実は、アーモンドは桜と同じバラ科サクラ属の植物なんです。
花の色も白やピンクと、桜と見分けがつかないほどよく似ていますが、よく見ると花の付け根の部分に違いがあります。
桜の花が太い枝から枝分かれした、細い枝の先につくのに対し、アーモンドの花は太い枝から直接花が咲くんです。
開花時期もアーモンドのほうが10日ほど早いそうで、そっくりに見えても実際には違いがあるんですね。
いち早く春を彩るアーモンドの花を、ぜひ観賞してみてはいかがでしょうか?
また、神戸市ではアーモンドのイベントを開催しています。
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アーモンドの花の見頃
アーモンドの花は、3月から4月にかけて開花します。
桜によく似ている花なので、よく見ないと違いが分かりません。桜と同様に、一斉に開花し、色もピンクや白で、桜と一緒です。
栽培に適している地域は、東北から九州にかけての地域となります。国内では、小豆島で栽培されているのが有名です。
まとめ
いかがでしたか?
アーモンドはバラ科の花なので、同じバラ科の桜によく似ているんですね。
桜のお花見は毎年大変な賑わいを見せますので、今年の春はアーモンドのお花見でゆっくりと春のお花を観賞なんていかがでしょうか。
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