6月4日といえば虫歯予防デーです。
あなたは日頃、歯について考えていますか?
歯は人間にとってとても大事な体の一部であり、歯の健康を損なってしまうととてもつらいですよね。
夜中に歯が痛くなってしまうと睡眠不足の原因にもなりますし、治療するにしてもあのドリルに恐怖を感じるという方も多いのではないでしょうか。
しかし治療をしなければ虫歯は悪化する一方で負の連鎖です。
そういったことに陥らないために、虫歯を予防するためにはどのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか?
今回は、大切な歯を守るためにするべきことと、してはいけないことについてご紹介していきます。
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/msk_takaki/32079633.html
虫歯予防デーが6月4日である理由は?
虫歯予防デーは、6(む)4(し)にちなんで1928年から1938年まで日本歯科医師会によって実施されていました。
1938年以後、様々な名称の変更が繰り返され2013年から「歯と口の健康週間」となっていますが、6月4日=虫歯予防デーという認識は現在も残っているようです。
夜に歯が痛くはなぜ?
昼間は痛くなかったのに、夜になって痛みが出てきて眠れないという経験をされたことはありませんか?
なぜ夜になると歯が痛み出すのでしょうか。
それは、夜に人間の免疫力が弱まるからです。
歯痛の原因はミュータンス菌という細菌です。この細菌が歯髄に到達することによって歯痛が生じます。
つまり夜は体の免疫力が落ち、ミュータンス菌が歯の中で進行しやすいことから歯痛が起こりやすくなってしまうのです。
ミュータンス菌がそこまで進行しているということは、虫歯がかなり進んでいる状態ですので早めにお医者さんに診てもらいましょう。
歯が痛いときにやってはいけない応急処置
歯がとても痛い!でも歯医者さんには行きたくない!という方も多いのではないでしょうか。
そんなときにやってしまいがちなのが、独自での応急処置です。
飲酒、喫煙
アルコールやニコチンで気持よくなって痛みを忘れようという行為は、細菌を口内に波及させてしまうので虫歯が悪化する原因となります。
虫歯の部分に薬をつめる
ドラッグストア等に売ってある痛み止めを塗る行為は、歯の中に溜まっている膿をふさいでしまうことになり、余計に痛みを強めてしまいます。
歯が痛み出したら、自分でどうにかしようとするのではなく歯医者さんへ行くのが楽になる一番の近道のようですね。
虫歯を予防するためには?
そもそも虫歯を予防できていればこうした苦しみを味わう必要もありません。
では虫歯を予防するには一体どのようなことをすれば良いのでしょうか?
歯磨き
虫歯予防の基本のキです。
しっかり時間をかけて磨き残しがないように丁寧に磨きましょう。朝昼夜の1日3回磨くのが理想的です。
デンタルフロス
どれだけ丁寧に歯磨きをしたつもりでも、歯並びの関係でどうしても上手く磨ききれない箇所がでてきてしまいます。
そうしたことを補ってくれるのがデンタルフロスです。
デンタルフロスは磨きにくい歯と歯の間の汚れを落としてくれるので、歯磨きとプラスアルファで使用するようにしましょう。
キシリトールガム
仕事や学校などで、歯磨きを朝昼夜するのが難しいという方も多いと思います。
そんな方にオススメしたいのがキシリトールガムです。食後に1粒キシリトールガムを噛むだけでも虫歯の予防効果がとても上がります。
健康的な食事を摂る
飴や糖分の入った飲み物を常に飲んでいると、歯が溶け続け虫歯の原因となってしまいます。
甘いものは少なめに摂るようにし、おやつのあとは口をゆすぐなどして口内環境を整えましょう。
虫歯予防デーに関わらず日頃から虫歯予防を
虫歯は日々の不摂生によって起こります。
虫歯による痛みや治療の恐怖から避けるためにも、日頃から歯の健康を意識し健康的な歯を維持したいものですね。
コメント