顔の汗を止める・抑える方法とツボ!顔・頭の汗は化粧崩れの原因に

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これからの季節、意外と多いのが汗のお悩み。

止まらない顔の汗が気になって、外出が憂鬱になっていませんか?女性は顔の汗で化粧崩れをしてないか気になって、お出かけ中も気が気ではなくなります。

そこで今回はその根本から顔の汗をなくす方法を探っていきます。

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目次

顔に汗をかく原因とその対処法

太り気味のスーツ女性

人の体には通常400~500万の汗腺があります。しかし、普段活発に動いている汗腺は約200~250万個で残りの半分は眠っているといわれています。

顔に汗をかく原因は大きくわけて、太りすぎ・ホルモンバランスの異常・ストレスの3種類。

全てにあてはまるという場合もありますが、あなたがどのタイプなのかセルフチェックをして、一番効果的な汗の抑え方をさぐります。

太りすぎ

顔だけではなく体全体に汗をかいているのが特徴です。

一般的に太っている人は脂肪で体内の熱が熱を上手に放出できないことから、温度調節のため量は多いですがサラサラとした汗をかきます。

この場合、やはり適度な運動と食生活が非常に大事ですね。

運動不足で全身の汗腺が眠ってしまうと、今動いている汗腺に汗が集中し、顔から大量に汗をかいてしまいます。

動物性たんぱく質や脂質の取りすぎも汗腺を詰まらせ、ドロドロしたオイル状の汗へと変貌していきやすくなりますので、植物性たんぱく質を意識して摂りましょう。

ホルモンバランスの乱れ

そんなに暑くない・運動をしたわけでもないのに、顔や手足の裏・わきの下など特定の部分から汗が吹きでるのが特徴です。

いわゆる多汗症とよばれる症状です。

冷え性の人に多く見られ、手足の先が冷たく顔だけがほてって汗が出るなど、更年期や甲状腺の症状にもよく見られます。

部分汗をかくのは、全身で汗をかけないからなので、まずは体を温める心がけをし、全身の汗腺が効率よく使われることを意識します。

しょうがやにんにくはもちろん、女性なら大豆やアボカドなどのイソフラボンを含んだ食品を選びましょう。

ストレス

人前に出ると汗がダラダラ出る・止めようと思うと余計にひどくなるなど精神的緊張やストレスからくるのが特徴です。

現代社会は常に緊張やストレスにさらされていると言っても過言ではありません。

失敗できない商談や会議、家事に追われあわただしく過ごす毎日…と、知らず知らずの間にそれらは蓄積されていきます。

大事な場面で大量に顔の汗が吹き出し意識すればするほど止まらないのは、交感神経が休まっていないため無駄な体内熱が発生していることが考えられます。

眠たいのに眠れない、なんて経験はありませんか?

これこそが交感神経の高ぶりで、体内が必要以上に活発に活動している状態をいいます。

体は無駄な熱から脳を守るため、腕や足などの末端ではなく上半身の汗腺を使いてっとり早く脳を冷やそうとするため、緊張すると顔から滝のような汗が出るんですね。

この場合はやはり、リラックスする時間を持つことをおすすめします。

おウチで出来る半身浴や銭湯などにある岩盤浴は、全身の汗腺を呼び覚まし、尚且つリラックス効果が絶大です。

また、交感神経を刺激する辛い食べ物を取らないことも意識しましょう。

顔の汗に効く漢方薬はこれ!

漢方いろいろ

漢方薬は材料が植物由来ですので妊婦さんでも安心して服用できるのが特徴です。

ゆるやかに体質改善をしていく、というものですが、飲み合わせなどもあるため持病があったり他に薬を服用しているなどありましたら、念のため薬局やお医者様に相談しましょう。

黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

疲れがよく取れ、冷えを取りバランスを整えてくれます。
ホルモンの乱れタイプにおすすめです。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

むくみ・多汗症に効き、水分の排出を促します。
太り気味タイプ・ホルモンの乱れタイプにおすすめです。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

神経の高ぶりを抑え、体のほてりを鎮めます。
ホルモンの乱れ・ストレスタイプにおすすめです。

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

顔・手・わきなど上半身の熱または多汗症に効きます。
全てのタイプにおすすめです。

桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)

体の熱を発散し汗の量を調節します。
全てのタイプにおすすめです。

即効性!顔の汗に効くツボ

親指をたてる

ここからは顔の汗に直接効くツボをご紹介します。

反対の指やボールペンなどでグっと押してみましょう。誰にも知られず汗が止められる技、覚えておくと損しませんよ!

復溜(ふくりゅう)

・内くるぶしとアキレス腱の真ん中
体内の水分の代謝異常を整えてくれます

労宮(ろうきゅう)

・手を軽く握ったとき中指があたるところ
緊張をやわらげリラックスします

合谷(ごうこく)

人差し指と親指の骨が交差する部分
多汗・無汗など体の水分を調節します

陰郄(いんげき)

・手首付け根の小指側、指一本分下の部分
体の余分な熱を取ってくれます

後谿(ごけい/こうけい)

・手を握ったときに小指の横にできる丘の部分
体の熱を鎮めてくれます

汗をかかない舞妓さんの凄い秘策

後姿の舞妓

季節を問わず和服を身にまとい美しい振る舞いの舞妓さん。

彼女達はなぜ、汗で化粧崩れをしていないのでしょう?そこには古き時代から受け継がれた秘策があったのです!

医学的にも証明された汗を抑える場所と方法

舞妓さんたちがいつも着ている和服ですが、普通の着付けと違い帯の位置が少し上方なのはご存知ですか?

ずばり、あの帯の部分が彼女達の汗を抑えているのです。

人の体はどこかで発汗すると違うどこかで汗が止まる、という反射機能があり、これを「皮膚的発汗・反射の原理」といいます。

上半身を刺激することで汗が下半身に集中するのです。

それではさっそく実践です!

紐を使う方法

①2~3cm幅のひも・または布のリボンを用意します。
②それをバストのトップの少し上にあたるよう、両脇の一番高いところを通しきつく結ぶ。

以上の方法だけです。舞妓さんのちょうど帯の上部分ですね。

直接圧迫する方法

手をグーにし、脇の下の肋骨をグリグリときつく押します。

押した方向と汗の止まる顔の方向は比例するため、この時必ず両脇を押しましょう。

両手を脇にはさみ、グーっと圧迫するだけでもよく効きます。これも、圧迫する面積と汗の止まる面積が比例しますのでシーンに応じて実践してみてください。

最後に

顔の汗を止める方法、様々ありましたね。

今はあちこちのドラッグストアに制汗剤や冷却シートが並んでいます。

それほど顔の汗は人知れずたくさんの人がかかえている悩みですが、こんなにいろんな方法があるんです。

汗かきだから仕方ないなんてあきらめず、今日ご紹介した方法を味方につけこれからの季節をさわやかに過ごしましょう!

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