ぎんなんは秋の食卓に身近な食材で、スーパーでも売っています。
ぎんなんといえば、殻を剥くのが手間だというイメージがありませんか?
簡単に殻を剥いて食べる方法を調べるために検索すると「封筒に入れて電子レンジで加熱」と、「フライパンで加熱」の両方が出てきますね。
両方とも手軽な方法ですが、いったいどちらが「より簡単」な方法なのでしょうか?
今回は、この素朴な疑問を調べてみました。
どちらの方法を選ぶか決めかねている方への参考になれば幸いです。
出典:http://nob-log.info/wp-content/uploads/2011/01/IMGP6500-1024×680.jpg
ぎんなんを封筒に入れてレンジで加熱する方法
用意するもの
紙の封筒
ぎんなん
電子レンジ
ペンチ
手順
①ぎんなんを封筒に入れる
②封筒を折り込む
きちんと封をしていなかった場合、加熱中にぎんなんが飛び散ってしまうことがあるので、しっかり折り込むようにしましょう。
③電子レンジで加熱します。
時間は1000ワットで30秒、500ワットでは2分が目安です。
ただし、ぎんなんの粒の大きさや数にもよりますので、様子を見ながら加熱してください。
「ポン」という音は殻がはじけた音です。この音が3~4回聞こえたらすぐに加熱をやめましょう。
※加熱し続けると封筒の中でどんどん殻がはじけてしまうと、実同士がぶつかって形が崩れる原因になります。
④ペンチと指で殻を剥く
加熱によってはじけた部分はすでに殻が剥けています。殻の残っている部分は、ペンチを使って切れ目を入れた後で指で剥いていきます。
ぎんなんをフライパンで炒る方法
用意するもの
フライパン
フライパンの蓋
ペンチ
手順
①フライパンにぎんなんを入れる
フライパンに入れたらかならず蓋をしましょう。蓋をして空気を密閉させることが、うまくできる大事なコツです。
②弱火でにかけて、フライパンをゆする
ぎんなんは焦げやすいので、かならず弱火にかけるようにしましょう。
さらにフライパンをゆすり動かすことで、ぎんなんが焦げるのを防ぎます。1分ほど乾炒りしましょう。
③「ポン」という音は殻がはじけた音です。この音が3~4回聞こえたらすぐに火を止めます。
※特にガラス製の蓋の場合は、勢いよくぎんなんがはじけた時に、ひびなどが入ることもありますので、決してそのまま放っておかないでください。
④ペンチと指で殻を剥く
はじけた部分は殻が剥けています。殻の残っている部分は、ペンチを使って切れ目を入れた後で指で剥いていきます。
どっちが簡単?どっちが美味しい?判定しちゃいます。
どっちが簡単か判定!
かかる時間については、二つの方法に大きな差はありません。
しかし、かける手間については差があります。
フライパンで加熱する場合は、フライパンを置きっぱなしにせず、ゆすっていなくてはいけません。
それに対して、電子レンジを使った方法は、ぎんなんを封筒に入れてスイッチを押し、レンジから出したら殻の残っている部分を取るだけというものです。
より簡単な方法は、電子レンジを使った方法と言えます。
どっちが美味しいか判定!
味については、やはりフライパンのほうがおいしいとの評判が多数です。風味や味に差が出ます。
これは、電気ポットで沸かしたお湯で入れたお茶よりも、鉄製の土瓶を火にかけて沸かしたお湯で入れたお茶のほうがまろやか、と言われているのと同じ原理です。
いかがでしたか。より簡単な方を取るか、美味しさを取るか。ぜひお好きな方を試してみてくださいね。
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