京都の下鴨神社はいつ通過する?京都三大祭・葵祭2017の日程と場所

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京都三大祭の1つである葵祭は、祇園祭に比べると少し知名度が薄いですが、平安時代には「京都のお祭りといえば葵祭」というほど歴史があり重要なお祭りです。

2017年の今年も5月に日程を控えており、5月1日~5日・5月12日には下鴨神社・上賀茂神社にて前儀が開催されます。

5月15日葵祭当日には京都市の道路が交通規制され、500名を超える優雅な大行列が市内を練り歩きます。

京都御所から下鴨神社までの道のりに広がる大行列は、まるで京都が平安時代にタイムスリップしたかのような雰囲気になり圧巻です。

2017年の葵祭では下鴨神社はいつ通過するのでしょうか?日程と合わせてまとめました。

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目次

京都三大祭・葵祭2017とは?


出典:youtube
葵祭は、京都市の下鴨神社と上賀茂神社で毎年5月15日に行われるお祭りです。

石清水祭、春日祭と並んで三勅祭の1つとされています。勅祭とは天皇の使者(勅使)が派遣されて行われるお祭りのことです。

そのためか平安時代にお祭りといえば、葵祭のことを意味するほど有名なお祭りであったようです。

初めてこのお祭りが行われたのは欽明天皇の時代であった567年。当時の国内は風雨が激しく、穀物が実らなかったため賀茂の神々の祟りが恐れられ、それを鎮めるべく葵祭が始まったとされています。

それから現在に至るまで、2度の中断の時期をはさみながらも葵祭の伝統は今日まで守られてきました。

京都三大祭・葵祭2017の日程・交通規制

渋滞

葵祭2017の日程

葵祭2017は例年通り5月15日に行われますが、葵祭2017の前儀は5月1日より開催されます。

5月1日 競馬会足汰式

・13:00より上賀茂神社にて開催
京都市無形文化財に登録されている神事で、5月5日「賀茂競馬」の馬の優劣や組み合わせを決定します。

5月3日 流鏑馬神事

・13:00より下鴨神社にて開催
公家装束を着てやぶさめをし、葵祭に行う巡行の無事を祈ってお祓いをする神事です。

5月4日 斎王代禊の儀

・10:00より上賀茂神社にて開催
斎王代と女人列に参加する女性が身を清める儀式です。

5月5日 歩射神事

・11:00より下鴨神社にて開催
葵祭当日の巡行コースを清める、魔除けの神事です。

5月5日 賀茂競馬

・10:00より上賀茂神社にて開催
舞楽装束を着て馬に乗り、左右に分かれて参進します。
速さを競う競駈は14:00頃開始予定です。

5月12日 御蔭祭

・9:30より下鴨神社にて開催
比叡山山麓の御蔭山より下鴨神社に神霊をお迎えする神事です。

5月15日 葵祭

・10:30より京都御所出発
詳細な巡行コースは後ほどご紹介します。

葵祭2017交通規制

5月15日 午前中

烏丸丸太町から河原町丸太町、河原町丸太町から下鴨神社まで

5月15日 午後

午後は下鴨神社から上賀茂神社までの鴨川沿いの道路

葵祭の観覧は無料ですが、当日はかなりの人が集まるため非常に混雑します。

人混みでないところでゆっくり観覧したいという方には、有料観客席をオススメします。

有料観客席の値段は、1席2050円(全席指定・パンフレット付き)となっております。

発売開始は4月4日からです。
詳細はこちらhttps://www.kyokanko.or.jp/aoi/kanran.html

京都三大祭・葵祭2017の見どころ

御神輿

葵祭2017の見どころといえば、やはり路頭の儀です。

路頭の儀とは、勅使・検非違史・内蔵史・山城史・牛舎・風流史・斎王代が平安時代の格好をして大行列をなすイベントです。

総勢511名、馬36頭、牛4頭、牛車2基、腰與1基と当時さながらの規模で観るものを圧倒させます。

コースは京都御所から下鴨神社までで、その行列の長さは1kmにもなるそうです。

行列の先頭から最後までを観るのには、約1時間弱の時間がかかるとされています。

なお人間だけではなく牛や馬も行列に参加しているので、動物を興奮させないよう、フラッシュを焚いての撮影は禁止されています。

京都三大祭・葵祭2017「路頭の儀」巡行コース

・午前の部
京都御所出発(午前10時30分)堺町御門→丸太町通→河原町通→下鴨神社到着(午前11時40分)
・午後の部(路頭の儀)
下鴨神社出発(午後14時20分)→下鴨本通→洛北高校前(午後14時40分)→北大路通(午後14時55分)→賀茂川堤→上賀茂神社到着(午後15時30分)

下鴨神社で観覧される場合、通過予定時刻は午前11時40分ですが、当日は混雑が予想されるので午前11時には到着する計算でお越しになった方が安心です。

まとめ

5月中旬の京都といえば鴨川沿いが新緑に染まり、景色を観るにはとても良い季節です。

そんな中で、当時の衣装を身にまとった人たちが京の道を歩くという光景はなかなか乙なものであります。

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