びわの育て方で種の植え方や剪定時期と肥料や袋かけの時期と方法は

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びわは育て方が難しくないため、古くから家庭果樹として楽しまれてきました。

また、無農薬で育成できることからも家庭向きといえます。

今回は、種の植え方から、肥料、袋かけ、剪定まで、流れを含めて紹介します。

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目次

びわの育て方の流れ

びわ

①種植え・・・3月~6月

②開花・・・11月~2月
秋から冬にかけて開花しますが、つぼみ・花・実は低温に弱いのが特徴です。
この時期にマイナス5℃以下になると枯れてしまうので、温暖な地域での栽培に向いています。

③肥料・・・2月~3月・6月・9月

④袋かけ・・・4月

⑤収穫・・・5月~6月
種を植えてから、5年程で収穫できるようになります。
びわは追熟しないため、果実が黄色く色づいて、やわらかくなってから収穫するようにしましょう。

⑥剪定・・・9月

大切の育てたびわはよりおいしく感じるでしょう。しかし体質によっては注意も必要です。
↓ ↓ ↓
びわアレルギーの症状についてはこちらから

びわの種の植え方

びわの種

びわの種はホームセンターなどで買うことができますが、実を食べ終わった種からでも発芽することがあります。

種の植え方

2~3cm程の深さに植えます。植えた後は、土が乾かない程度に水をやりましょう。

気温が暖かい方が発芽しやすいので、3月下旬頃が適しています。

注意点

びわは乾燥に強く多湿に弱いので、水のやり過ぎに注意しましょう。

また乾燥に気を付け、適度に水やりをしていれば発芽します。

根付いた後は、真夏等で乾燥が続いてしまう場合以外は、水やりの必要はなくなります。

肥料や袋かけの時期と方法・注意点

びわの袋かけ

肥料を与える時期

① 2月~3月
花が咲き終わった頃に、即効性の化成肥料を与えます。

②6月
収穫を終えた後にも、即効性の化成肥料を与えます。

③9月
有機質肥料を与えます。

袋かけの時期

4月上旬頃から、ひとつひとつの実が甘くなるように摘果作業を行います。

その後に、病害虫や鳥から守るため4月下旬頃に袋かけをします。

また、風によって葉と実がこすれて傷つくこともなくなるので、見た目もきれいになります。

袋かけの方法は育てる品種によって異なります。

「茂木」種

摘果時に1房に3~4果残しておき、房ごと袋かけします。

細かい毛にさわると、かゆくなってしまいます。肌の露出はしないなど、作業時の服装に注意しましょう。

「田中」種

摘果時に、1房に2果残しておきます。「茂木」種に比べ、果実が大きいので1果ごとに袋かけします。

剪定の時期・方法・注意点

毎年おいしい果実が実るように、邪魔な枝を切り落とすことを剪定といいます。

剪定の時期

つぼみが大きくなる前の9月上旬頃に行います。

剪定の方法

骨格となる主枝を2本残し、それ以外の枝は切り落とします。

その後2~3年は、枝が込み合ってきたら切る程度でほとんど剪定の必要はありません。

主枝として残した枝に実がなるようになってからは、実のついた枝は付け根から切り落として、新しく伸びてきた枝を主枝とします。

主枝を更新していくことで、毎年おいしい果実が実るようにします。

新しい主枝は、実がなって切り落とす枝のすぐ近くから選びましょう。

注意点

びわは枝の先端に実をつけるので、枝の切り返しはしないようにします。

また、病気を防ぐため、太い枝を切ったときは必ず切り口に癒合剤を塗るようにしましょう。

最後に

春から夏にかけて食べ頃になるびわは、そのまま食べるだけでなく、ビワ酒やジャムにするなど色々な楽しみ方があります。

さらに、びわは葉や種にも栄養分がたくさんあるので、お茶にして飲むことでびわを丸ごと楽しむことが出来ます。

あなたもぜひご家庭でびわ育成にチャレンジしてみてください。

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