引っ越しをしたけれど、ひとり暮らしの場合は近隣住民への挨拶をどうするべきなのかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
引っ越しの際の挨拶は常識だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人によっては挨拶をするべきでない場合もあります。
しかし、元々住んでいる側からしてみれば新しく入ってきた人が挨拶に来ることで悪い印象を持つということはあまりないですよね。むしろ、好印象をもつ人の方が多いのではないでしょうか。
ここでは、引っ越しの挨拶のメリット・デメリットとよりよい挨拶の仕方についてご紹介致します。
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/momonetpweb/diary/201309100000/
引っ越しの挨拶は常識?メリットはある?
最近は昔のような深い近所付き合いは敬遠され、希薄になっている傾向があります。また都会の集合住宅であれば、近所と一切関わりが無いということも珍しくはありません。しかし引っ越し時に挨拶をすることによって生じるメリットはたくさんあります。
引っ越しの際の挨拶というのはほんの些細なことですが、後々のことを大変オトクなのです。
というのも、最初に挨拶をするのとしないのとでは、あなたと近隣住民への距離感が大きく変わります。
例えばもしあなたが夜中に多少うるさくしていたとしても、挨拶をしていれば多少は堪忍しようかなという気持ちになるものです。
またもし災害が起こった場合でも、一度コンタクトをとっておくことでお互いに協力し合うことが容易になるでしょう。他にも様々な面で助けてもらえるかもしれません。
このように、引っ越し時の挨拶は非常にオトクなものなのです。
挨拶をしないほうが良い場合は?
先ほど引っ越しの挨拶をすることのメリットについて述べましたが、挨拶をしない方が良い場合というのも存在します。
それは、女性の一人暮らしの方の場合です。引っ越しの挨拶というのは、同時に一人で暮らしている女性ですと触れ回っていることと同じことになります。
女性専用マンションならともかく、男女どちらでも住めるようなマンションであればセキュリティ上の問題から挨拶を自重しておいたほうが無難でしょう。自らの顔と素性を明かしたことがきっかけでストーカーの対象となってしまう危険性があります。
挨拶をするべき時間と範囲は?
一般的には引っ越し当日、もしくはその翌日といったところが常識です。引越し前に「◯日に引っ越し作業でご迷惑をおかけしてしまうと思いますがよろしくお願いします。」という主旨の挨拶ができればなお良いです。
時間帯は10時から18時の間の昼食時を除いた時間がお薦めです。
範囲は、両隣と真下、真上が妥当でしょう。騒音問題といえばまず両隣を思い浮かべる方も多いと思いますが、真下真上は足音等が思っている以上に直接響くので気をつけましょう。
横の防音に定評があっても縦の防音を軽んじている物件がよくあります。また、ベランダから洗濯物を落としたり落とされたりといった問題が生じる場合もありますしね。
粗品はいくらぐらいでどんなものが良い?
(1) 粗品の相場
挨拶の際に渡す粗品ですが、500円から1000円のあたりが一般的です。
あまり高価なものを渡しても、お返しをするべきか困らせてしまいますしね。
(2) 粗品の例
粗品の例としては、下記の品物です。
・ 洗剤
・ 石鹸
・ 入浴剤
上記のように、用途を選ばないものが好ましいです。また、挨拶に出向いた際に部屋にいない可能性もあるので食べ物はあまりお薦めできません。
まとめ
以上、引っ越しの挨拶についてでしたが最近はセキュリティ上の問題から不動産会社直々に「挨拶はしないように」と伝えられる場合もあるそうです。
学生マンションや会社のマンションなど、住んでいる人がある程度知れているマンションでないところは挨拶をしないというのが主流になってきているようですね。
ここでは近隣住民への挨拶について述べましたが、マンションの管理人さんにはあなたの性別に関係無く挨拶をするようにしましょう。
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