なめくじ駆除や対策、あなたはどうしていますか?
市販の駆除する薬を買ってきて対策をしている人も多いようですが、実は家庭にある食品で駆除対策ができるのです。
その食品は、ビール・コーヒー・酢・米ぬか、とどれも手軽に手に入る身近なものなので気軽にためしてみることができますね。
今回はそれぞれの対策方法をまとめてみました。
出典:http://hmmm-space.com/gardening-winter2/
コーヒーでなめくじ駆除・対策のやり方
海外の雑誌に掲載された論文で、高濃度のカフェインはナメクジやカタツムリに神経毒として働くことが発表されました。
カフェインは、ナメクジなどの軟体動物の神経系に影響を与え死に至らしめると考えられており、カフェインをつかってなめくじを効果的に駆除することができるとされています。
カフェインをつかったなめくじ駆除対策のやり方は、実際になめくじが野菜や草木にはりついている場合は、人間が飲用するよりもやや薄めにインスタントコーヒーを溶いたものを直接スプレーします。
土中や草木の周辺にいる場合は、インスタントコーヒーを溶いたものを土に撒くか、もしくは、レギュラーコーヒーをドリップしたあとのコーヒーかすを、土に撒く方法もあります。
酢でなめくじ駆除・対策のやり方
酢を使ったなめくじ駆除対策のやり方は、酢を50%希釈してなめくじにスプレーします。
浸透圧により体内から水分が抜けカラカラの状態にすることができます。
木酢液を使う場合には、30倍ほどに希釈して使用します。作物や植物のなめくじ駆除対策に使用されることが多いです。
木酢液を使用する場合には高濃度では植物に被害が出るため、植物には直接かからないように気をつけます。
500倍ぐらいに薄めると植物に被害は出なくなりますが、寄せ付けない効果のみに効果が減ります。
ビールでなめくじ駆除・対策のやり方
なめくじ駆除はビールを使う方法もあります。
ビールだったらペットや小さいお子さんがいる家庭でも安心して使用ができるのでおすすめです。
なめくじはビールに含まれている酵母や香りを好んで寄ってきます。
その特性を活かしてビールを容器に入れてなめくじが出そうな場所に置いておくとなめくじが沢山集まってくるのです。
詳しいなめくじ対策のやり方は、底の深くなっている使わない空き容器や捨てる予定の皿やビンの中に入れます。
この時入れるのは酵母の匂いが強いものがいいので発泡酒よりもビールの方がよいです。
仕掛けるのは暗くじめじめした場所が最適です。陽が当たらない影になっている場所に雨水などが入り込まないようにおきましょう。
米ぬかでもできる?
なめくじの駆除や対策の方法には色々なものがありますが家の中でのなめくじの駆除対策としておすすめなのは米ぬかを使ったやり方です。
先ほどご紹介したビールのなめくじ対策では、浅いお皿を使って行うと飲み逃げされてしまうことも少なくありません。
米ぬかを使ったやり方は簡単で、容器に水を3分の1ほど入れます。それに、米ぬかを一振り入れてかるくかき混ぜるだけです。
このとき使う容器は5cmから8cmほどの高さがあるものがおすすめで、とれたなめくじをそのまま処分したいと言う場合は紙コップなどそのまま捨てられるものを用意すると良いでしょう。
なめくじを逃がしたくないと言う場合は台所用洗剤を2滴ほど混ぜておくと効果的です。
まとめ
なめくじの駆除・対策をご紹介しました。
ビール・コーヒー・酢・米ぬかとどれも手軽にできるものですが、それぞれの特徴に合った方法で実践してみましょう。
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