スイカは夏の象徴ともいえる野菜です。
スイカは種類が多く、大玉・小玉のサイズ以外にも赤・黄色など色の種類も豊富です。
また、スイカは甘くないから食べにくいので苦手、という人も実は多いそう。
夏バテ防止にも欠かせない、スイカを「甘くない」という理由で食べられないのはもったいないですよね。
今回は、スイカの甘さや品種についてご紹介しましょう。せっかくですから、おいしいスイカを食べるための知恵を学びましょうね。
スイカの主な種類
一口にスイカといっても、調べてみるといろんな種類があります。
多く出まわっている大玉・小玉スイカ、黄色スイカ以外にはどんな種類があるのでしょうか?
大玉スイカ
一番よく目にするのがこのスイカの種類ではないでしょうか。
甘くて、シャリシャリとした歯ごたえのスイカです。
大きさは5キロほど、重いものでは10キロぐらいになるそうですよ。
小玉スイカ
大玉スイカと同じよう、よくスーパーなどで売られているスイカです。
サイズが手ごろで少人数の家族にはとてもありがたい大きさですよね。
冷蔵庫に入れやすいサイズでもあるので人気があります。
大玉と外見も味もほとんど変わりませんが、皮が薄くできているので、果肉部分が多いという特徴があります。
黄色スイカ
名前の通り、果肉が黄色のスイカです。
市場に出始めたころに食べたことがある方は、赤いスイカと比べると全然甘くなかったという思い出があるのではないでしょうか。
最近は品種改良も進み、甘いものが多くなってきましたよ。
苦い経験がある方は再度試してみては?
マダーボール
ラグビーボールのような形をした、楕円形のスイカです。
最近、よくスーパーで見かけるようになりましたね。
小玉スイカほどの大きさで、皮が薄く、甘いのが特徴です。
でんすけ
スイカにあるはずの、緑に黒いシマ模様がないのが特徴です。
見た目は黒に近い緑の玉ですので、初めて見る方は驚かれることでしょう。
シャリシャリとした食感で日持ちが良く、高級スイカとして贈答用によく利用されます。
角形スイカ
贈答用として作られた、四角や三角の形をしたスイカです。
観賞用ですので、食べるのが目的ではありません。
お値段はそれなりにしますが、あくまでも話題作り、観賞用のためですので、お味はあまり期待しない方がよいということですよ。
太陽スイカ
皮が黄色で果肉が赤い、というスイカです。見たことがない人の方が多いのではないでしょうか。
ほとんど市場に出回らないそうですよ。
角形スイカと同じように観賞用、贈答用が多いですが、こちらは甘くてジューシーです。
種なしスイカ
最近、良くスーパーで見かけるようになりましたね。名前の通り、種のないスイカです。
とても食べやすいと好評ですが、完全に種がないわけではなく、時々白いやわらかい種が混ざっていることが多いようですね。
甘い品種にはどんなものがあるか
大栄スイカ
鳥取県で生産されている有名なスイカです。糖度が高く、とても甘いのが特徴です。
「ドバイの太陽」という別名をもつスイカで、ドバイの王族から「蜂蜜のように甘くておいしい」と絶賛されたとか。
尾花沢スイカ
山形県の特産品です。
見た目は大玉スイカと変わりなく普通のスイカのように見えますが、糖度はかなり高くハズレがすくないと評判のスイカです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スイカは好き嫌いの分かれる果物ですが、最近のスイカは糖度もかなり上がってきたので食べやすくなりましたよ。
スイカの食べごろをしっかり見極めて、甘くておいしいスイカを食べたいですよね。
たまには珍しいスイカをお取り寄せしてみて、夏バテ防止に食べてみるのもいいかもしれませんね。
コメント