新社会人の方や冠婚葬祭でスーツを着る機会のある学生の方で、スーツに合うネクタイの選び方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
また普段着るという人も、センスが良いといわれるコーディネートをするのはなかなか難しいですよね。
ネクタイはスーツによって変えるのはもちろん、厳正な場かカジュアルな場かという点によっても厳選する必要があります。
ネクタイはその場に対する自分の意識を示すものであるといっても過言ではないでしょう。
スーツを着るのであれば、場所によってピシッとオシャレに決めたいですよね。
出典:http://blog.mens-fashion-labo.com/brand-necktie-7684
ネクタイの種類はどんなものがある?
世の中には数多くの種類のネクタイがありますが、社会人の多くが使用するのは剣先型のネクタイです。またその中でも下記のように形状にも種類があります。
幅が7cm~9cmの一般的サイズのもの。
・タワーシェイプタイ
先に向かってタワーのように広がっているもの。
・バーシェイプタイ
先までの横幅が同じなもの。
・ボトルシェイプタイ
真ん中あたりからボトルのように膨らんでいるもの。
・ナロータイ
幅が4cm~6cmの細いネクタイ。
・ワイドタイ
幅が10cm以上の太いネクタイ。
ほかにも、ビジネスシーンで使用される例として、先が角型にカットされた角タイや、留め具がべっ甲などの石で出来た紐ネクタイ・ループタイなどがあります。
ビジネススーツに合わせやすいネクタイは?
これだけあると迷ってしまいますが、スーツに合ってかつ汎用性の高いという点から見るとスタンダードタイとナロータイをお薦め致します。
また、ネクタイには結び方にも種類がさまざまあります。
↓ ↓ ↓
ビジネスシーンに使える結び方とコツとは?
生地と柄と色は?
生地
ビジネススーツと合わせる際に締めるネクタイの生地は基本的にシルクとなります。
シルクはなめらかで高級感のある艶が特徴的なので、ビジネススーツとの相性はバツグンです。
他にも麻やウール等、ネクタイの生地は様々な種類がありますが、季節を問わず使えるという点ではシルクが一番便利です。
季節感を出したい場合には、夏は麻、冬はウールにすると良いでしょう。
質感はともかく、とにかく耐久性を重視したいという方にはポリエステル製のネクタイがお薦めです。
こちらは値段も安く、取り扱いに注意する点もないですが、やはり少々見た目が安っぽくなってしまいます。
柄
一般的なネクタイの柄には下記のような種類があります。
・ ドット
・ チェック
・ ストライプ
・ 小紋
これらの分類した中にも、例えばストライプであればストライプ、マルチストライプなど種類は様々あります。
ビシッと決めたいときは、無地かストライプ。
ビシッと決めつつカジュアルさを出したい場合はドットか小紋。
カジュアルさを前面に出したい場合はチェックがお薦めです。
スーツとネクタイの柄を揃えてコーディネートすれば一体感を出せてオシャレですね。
色
ネクタイの各色が与える相手への印象は下記のようになります。
クールな印象で信頼感を与える。
・ 赤色
パワーや活力を印象付け、アピール力が大きい。
・ 黄色
明るい印象を与え、コミュニケーションに最適。
・ 茶色
堅実的な印象を与え、相手を落ち着かせる。
スーツに合う色で選ぶことも重要ですが、まずネクタイを決めそれからスーツを選ぶというコーディネートの仕方もあります。
具体的なコーディネート方法は?
次は、スーツとネクタイのコーディネートについてです。
まず一体感を出すために、スーツ・シャツ・ネクタイの色は3色以内に抑えましょう。あまりにカラフルすぎるとチグハグな印象を与えてしまいます。
さらに一体感を出したいという場合には、全て同系色で揃えるようにしましょう。このときの濃淡は、(濃)スーツ>ネクタイ>シャツ(淡)とするのが好ましいです。
人とは一歩進んだコーディネートをしたいという方には、先ほどとは逆に反対色で選ぶ方法をお薦めします。
例えば、シャツとネクタイを赤にしてスーツを紺色にするといった具合です。
しかしこの方法は一歩間違えばとてもかっこ悪くなってしまうので上級者向けであるといえるでしょう。
まとめ
スーツは社会人の見えない名刺のようなものです。
適切なコーディネートで仕事を進める上でのプラスアルファとしたいですね。
コメント