「あれ?おなかが痛い・・・。」と思ったら、実はへそが痛いという経験をした方もいるのではないでしょうか?
へその傷みを放置していると大変な病気を発症することもあります。
また、へそ周辺(上下左右)の傷む場所によって疑われる病気がちがいますので、まずは落ち着いて傷む場所をしっかり確認しましょう。
今回は、へその痛みやへそ周辺(上下左右)の痛みに潜む病気についてご紹介します!
へその痛みに潜む病気ってどんなの?
へそに潜む病気は、大きく分けて「内側」と「外側」です。
まずは、外側に潜む病気についてご紹介します。
へその外側が痛い場合
へその外側がずきずきと痛い場合、主に「へそにたまった垢(アカ)」が原因です。
何気なく溜まっていく垢ですが、長い年月が経つにつれ硬直化していき臍石(サイセキ)と呼ばれるものができてしまいます。
初期状態であれば、オリーブオイルなどを塗ってあげることにより、数時間後に取ることができます。
しかし硬直化してからしばらく経っている場合、手術によって取り除かなくてはならなくなってしまいます。
臍石を防止するには、こまめな掃除が必要で、タオルやガーゼなどと言った刺激の少ないもので掃除すると良いでしょう。
「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、放置しておくと危険ですね!
へその内側が痛い場合
へその内側が痛い場合、つまりおなかが痛い場合は、内臓の病気も考えられます。
感染性腸炎や腸閉塞などと言った腸の病気、胃の病気など内臓に影響を与えている場合がありますので、違和感を覚えたらすぐに病院に行くことをおススメします。
また、単なる便秘ということもあります。
便秘になる理由はいろいろありますが、ストレスや不規則な生活が原因として考えられます。
きちんと睡眠時間を確保するなど、不規則な生活をただすだけでも、便秘の解消につながります。と言っても、忙しい方は放置気味かもしれません。
もし、激しい痛みなどが1~2週間以上続くようであれば、一度病院に行って医師に診てもらうと、病気の早期発見になる場合がありますよ!
へそ周辺(上下左右)に潜む病気とは?
次にへそ周辺に現れる痛みについてです。
へその上下左右に現れる痛みは、単なる腹痛では片づけられない場合があります。
潜んでいる病気はいったいどんな病気なのでしょうか。
へそを中心におなか全体に関わる病気
まず、へそを中心としたおなか全体に関わる病気です。
これには、主に腸に関わる病気だとされています。
例えば、過敏性腸症候群(IBS)と言われるものであったり、胃腸炎だったりすると、下痢を伴う場合がありますので、早期発見しやすいですね。
当然、例に挙げた以外の病気も考えられます。
へそより上が痛い場合
へそを中心に、上部が痛い場合は、胃などの内臓に何らかの異常が起きている場合があります。
特に、みぞおち部分が痛いと感じる場合は、胃が何かに感染している恐れがあります。
例えば、胃痛がある場合でも、胃痛以外のほかが病気の可能性もあります。
この場合、なるべく早めに医療機関を受診することで早期発見につながります。
へそより下が痛い場合
へそより下が痛い場合は、主に腸で何らかの異常が起こっている可能性があります。
右下腹部であれば、虫垂炎が代表的と言われています。
また、左下腹部であれば大腸の病気かもしれません。
特に下痢を伴うようであれば、腸炎などのですが、やはり腸に関する病気の可能性が高いです。
どちらにしてもなるべく早めに医療機関を受診することをおススメします。
まとめ
いかがでしたか?
おへそが痛かったり、おへそ周辺が痛かったりすると勉強や仕事などに集中できないですよね。
今回ご紹介した症状以外にも、尿路結石など男性特有の病気や卵巣腫瘍と言った女性特有の病気の可能性もあります。
「あれ?ちょっとおかしいな」と思ったら、ほったらかしにせず、まずは病院へ行くことが大切です。
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