一日の初めに気分が落ち込んでしまうようなそんな経験、あなたにもありませんか?
体重は以前とたいして変化していないはずなのに、やたらと目が小さく見えてしまう、以前より顔が大きく膨らみ、太ったように感じる・・・
外見から他人が受ける印象は悪い方向へと変わってしまいます。
一般に女性に多い悩みですが、第一印象が大事な営業職などのビジネスマンにも気になる悩みですね。
今回は顔のむくみの原因や、解消法、さらには、まぶたの腫れを取るマッサージについてご紹介いたします。
出典:http://www.cos-saintmaur.com/category2/entry13.html
むくみの仕組みとは?
むくみは、血液中の余分な水分が、血管の外の細胞に溜まってしまうことから起きます。
手足や顔など部分的に細胞に水分が溜まると、その部分だけ皮膚は膨らんでみえます。
これがむくみの仕組みです。
むくみが起きたらなるべく早めの対処を心掛けましょう。
なぜなら、一旦むくむと、その部分だけ細胞が膨張している状態なので、血液の流れがスムーズにいかずさらにむくむという悪循環を生み出すからです。
さらに、むくみは慢性化しやすいことも特徴なので日々の生活に注意をしていく必要があります。
朝に顔がむくむ原因は?
顔のむくみは、顔の皮膚の下の細胞に血液中の余分な水分が溜まってしまうことで生じます。
顔は体の中で最も上に位置しているので、自然と血液は循環し、水が溜まりにくいのではないかと思いませんか?
ではどうして顔に水分が溜まってしまうのでしょうか。
その原因は寝ている間や普段の行動、生活習慣にあります。主な原因は下記の通りです。
・塩分の取り過ぎ
・運動不足
アルコールの摂取
夜、眠れないからと就寝前に飲酒する方、意外と多いと思います。
実はこれが落とし穴。
お酒を飲むと血液中のアルコール濃度が高まり、血管が太く膨らんでいき、静脈やリンパによる水分の処理能力を超えてしまうので、寝ている間にじわじわと毛細血管から水分が染み出していきます。
これが、顔に水分が溜まる仕組みで、朝起きた時に顔がむくんだしまう原因になります。
寝酒はごく少量なら健康に良いですが、飲み過ぎないようにしましょう。
塩分の摂り過ぎ
塩分の強い食べ物をたくさん食べたときには必ずのどが渇きますよね?
これは、人間だれしも持っている自己防衛のための反応です。
体内の許容できる塩分濃度を超過したときに、塩分濃度を正常に戻そうとする動きなのです。
塩、つまりナトリウムには水分を多くとり込む性質があるため水分や塩分を摂りすぎると血管内を流れる血液の量が増加し、血管が押し広げられてしまい血圧が上昇します。
すると、毛細血管から水分がじわじわと染み出していき、これがむくみの原因となります。
塩分はむくみの他にも様々な生活習慣病の原因となりますので摂りすぎには注意しましょう。
運動不足
血液には動脈と静脈がありますが、体中のいらなくなった細胞や組織をくまなく集めて、送り出しているのは静脈です。
静脈は筋肉を縮めたり、膨らませたりすることによって圧力を生み、ポンプとしているので、まずは体を動かしてあげないことにはうまく働いてくれません。
つまり、運動不足の人は体の様々な場所に老廃物が残ったままになるので自然とむくみが生じてしまいます。
慢性的に運動が不足している方はむくみが生じ易くなってしまっているので多少なりとも体を動かし筋肉作りをしていきましょう。
顔やまぶたの腫れを取るマッサージ方法
とはいわれても家事や仕事もあり、これまでの生活習慣を一変し、食事制限や運動を思い立つのは難しいというあなた。
とっておきの裏技をご紹介いたします。
次のマッサージを行えば対処療法ではありますが気になる顔のむくみやまぶたの腫れを改善することができます。
人差し、指中指、薬指を頬骨の下の筋肉に当て、顔に対して垂直に力をいれながら、くるくると円を描きながらほぐしていく。
2・フェイスラインのストレッチ
手の指腹を使ってフェイスラインをほぐしていく。筋肉をつまむようにほぐす。
3・頬の筋肉をほぐす
指の腹を使ってほほの筋肉をつまんでほぐす。
顔やまぶたの疲れを取るツボ
上記のマッサージの他にはツボ押しなどもむくみに効果的です。
そのいくつかと刺激する方法をお教えいたしますので覚えておきましょう。
天柱:腎臓の働きをよくする
天柱に両手の親指を当て、残りの指で頭部を支えます。
そのままの姿勢でゆっくりと息を吐きながら頭を後ろに心地よいと感じる場所まで倒し、今度は逆に息をゆっくり吸いながら頭を起こしていきます。
起こすまでを1セットとし5~10セット行います。
太陽:消化器系の働きをよくする
太陽を親指で目の上に引き上げるように押し、ほかの指は軽く握り頬に当てます。
人差し指の横腹を使い、目尻から目の下を通り目頭へ、上を通り目尻へというように、目の周りの骨に沿ってくるくると円を描くようにツボを刺激していきます。
1周を1セットとし3~4回おこないます。
合谷:顔の血行をよくする
親指を骨の下に潜り込ませるように刺激します。3秒押し3秒離しを繰り返しましょう。
むくみにくい体になるには?
これまでの項目を見てわかるように、むくまないためには日々の健康管理に気を遣う必要があります。
以下の項目に気をつけることができればダイエット効果もあり、生活習慣病の予防にもなるのでご留意ください。
2. 塩分摂取を控える
3. 就寝後の飲酒を控える
4. 同じ姿勢で過ごさない
5. 温度調節をエアコンなどに頼りすぎない。
それでは、皆さん気をつけてお過ごしください。
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