りんご病は赤ちゃんにうつる?赤ちゃんの頬が赤い症状の原因とは

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頬の真っ赤な赤ちゃんは、かわいい赤ちゃんの象徴ですね。

しかし、ときにはその赤さが湿疹やアレルギーなど何かの病気かも?と心配にもなるでしょう。

頬が赤くなる病気というとりんご病が有名ですが、赤ちゃんにもうつるのでしょうか?

実は赤ちゃんの頬の皮膚はとても薄く、ちょっとお手入れを怠るとすぐにダメージを受け赤くなってしまう箇所です。

今回は赤ちゃんの頬が赤くなる原因やその対処法、またりんご病との関係についてご紹介します。

汗を多くかくこれからの時期は、ケアに注意が必要ですのでぜひご参考にしてください。
出典http://blog.livedoor.jp/mineko1716/archives/25972288.html

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目次

りんご病は赤ちゃんにうつる?

りんご病

出典http://meditopi.com/1894/

赤ちゃんの頬が赤いときに考えられる原因の1つとして、りんご病があります。

りんご病とは、ヒトパルボウィルスB19型というウィルスが原因のウィルス感染症です。

症状の特徴として乳幼児が感染すると、発熱や咳、鼻水などの風邪症状のあと、両方の頬が赤くなりレース状の赤い発疹が腕や脚の外側にも広がります。

しかし、りんご病は3~12歳くらいの幼稚園や小学校の子供がかかりやすい感染症で、2歳以下の赤ちゃんにうつることは少ないといわれています。

もし、2歳以下の子供にうつった場合でも、軽度な症状で済むケースがほとんどで、過度に心配する必要はありません。

赤ちゃんの頬が赤い症状の原因

赤ちゃん

出典 http://hachultra.jp/red-cheeks-2/

それでは赤ちゃんの頬が赤い症状の原因として、りんご病以外の場合、どんな原因があるでしょう。

主な原因として下記の2点が考えられます。

急激な温度の変化

急激な温度の変化は、赤ちゃんの頬が赤くなるもっとも大きな原因でしょう。

人は寒い場所では血管を収縮させて、体温を体の外へ逃がさないようにします。

その状態で暖房の効いた部屋に入ると、今度は室温に体を対応させるため、急激に血管を拡張させて体内の熱を放出させます。

急激な温度変化によって、赤ちゃんの体内では上記の一連の変化が短時間の中で起きます。

赤ちゃんの頬の皮膚は非常に薄いために、血管が拡張した際の血流やそれによるほてりが、外から見てもわかるほどの「赤み」となって表れるのです。

乾燥

2つ目の要因として、乾燥があげられるでしょう。

乾燥というと湿度が下がる冬の印象が大きいですね。

しかし、汗を多くかきエアコンを頻繁に使う夏場も赤ちゃんにとっては肌が乾燥しやすい季節といえます。

皮膚は皮膚表面にある角層と、皮膚から分泌される皮脂によって保護されています。

赤ちゃんの頬は、新陳代謝が活発できめが細かく、つるつるとした印象ですが、皮膚の厚みは大人の半分ほどしかありません。

そのため外部からの刺激にもとても弱く、特に夏場は汗によって水分を保持する角層が崩れるため、肌の内部の水分が失われやすくなります。

肌表面のバリア機能が落ちた赤ちゃんの頬は水分が逃げ乾燥し、炎症を起こしやすくなります。

その炎症が赤い症状となって表れてくるのです。

赤ちゃんの頬が赤いときの対処方法

赤ちゃんの頬が赤いときの対処方法として、急激な温度変化による場合は、衣服で体温調節をしてあげるなどの対処で十分でしょう。

乾燥による場合は、下記のような注意が必要です。

・皮脂を落とし過ぎないようにすること
・1日に数回、保湿を欠かさないこと

皮脂を落とし過ぎないようにすること

赤ちゃんの皮膚は、皮膚表面の角層と皮脂によって保護されています。

しかし、赤ちゃんの皮膚の水分や皮脂は生後1か月を過ぎたころから減りはじめ、外部からの刺激に弱くなってきます。

お風呂に入った際に、洗い過ぎてしまうと皮脂を落とし過ぎてしまいますので、短時間で洗いよく石鹸を流すことが大事です。

また、湯船の温度が高すぎることも皮脂が取れ過ぎてしまう原因となります。

大人にとっての湯船の適温は41度くらいですが、赤ちゃんにとっての適温はこれよりも2~3度低い38~39度です。

保湿を欠かさないこと

赤ちゃんの頬は、体の中でも皮膚が薄く乾燥しやすい箇所ですが、授乳や食事などでも汚れやすく、濡れたタオルなどで拭くことも多い箇所でしょう。

そのたびに皮脂なども一緒にふき取られてしまいますので、その都度、こまめに保湿してあげることが大事です。

また、お風呂上りは5分以上経つと、どんどん水分が蒸発しもっとも乾燥しやすい時です。

保湿ケアはなるべくお風呂上りの5分以内に行い、肌を保護してあげましょう。

まとめ

赤ちゃんの頬は大人が思っている以上にデリケートで、ダメージを受けやすい箇所です。

冬だけでなく1年を通して、保湿を中心としたケアを十分にしてあげる必要があるでしょう。

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